sp_dbcmptlevel (Transact-SQL)

データベースの特定の動作を、指定したバージョンの SQL Server と互換性のある動作に設定します。

重要な注意事項重要

この機能は、Microsoft SQL Server の将来のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。代わりに ALTER DATABASE 互換性レベルを使用します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_dbcmptlevel [ [ @dbname = ] name ] 
    [ , [ @new_cmptlevel = ] version ]

引数

  • [ @dbname= ] name
    互換性レベルを変更するデータベースの名前を指定します。 データベース名は識別子の規則に従っている必要があります。 name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

  • [ @new_cmptlevel= ] version
    データベースの互換性の対象となる SQL Server のバージョンを指定します。 version のデータ型は tinyint で、既定値は NULL です。 次のいずれかの値を指定する必要があります。

    90 = SQL Server 2005 

    100 = SQL Server 2008 

    110 = SQL Server 2012 

リターン コード値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

パラメーターを 1 つも指定しないか、name パラメーターを指定しなかった場合、sp_dbcmptlevel はエラーを返します。

version を指定せずに name を指定した場合、データベース エンジンでは指定したデータベースの現在の互換性レベルを示すメッセージが返されます。

説明

互換性レベルの説明については、「ALTER DATABASE 互換性レベル (Transact-SQL)」を参照してください。

権限

このプロシージャを実行できるのは、データベース所有者、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバー、および db_owner 固定データベース ロールのメンバー (現在のデータベースを変更する場合) だけです。

関連項目

参照

データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ALTER DATABASE (Transact-SQL)

予約済みキーワード (Transact-SQL)

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)