データ アクセサー関数
このセクションのトピックでは、データ アクセサー関数のサンプル コードについて説明し、そのコードを提供します。
fn:data()、fn:string()、text() について
XQuery には、型指定されたスカラー値をノードから抽出する関数 fn:data()、テキスト ノードを返すノード テスト text()、およびノードの文字列値を返す関数 fn:string() が用意されています。 この 3 つのアクセサーの使用方法が紛らわしい場合があります。 次に、SQL Server でこれらを使用する場合のガイドラインを示します。 説明のため、XML インスタンス <age>12</age> を使用します。
型指定されていない XML : パス式 /age/text() はテキスト ノード "12" を返します。 関数 fn:data(/age) および fn:string(/age) は文字列値 "12" を返します。
型指定された XML: 式 /age/text() は型指定された単純型の <age> 要素に対する静的なエラーを返します。 一方、fn:data(/age) は整数 12 を返します。 fn:string(/age) は文字列 "12" を返します。