sp_enum_login_for_proxy (Transact-SQL)
セキュリティ プリンシパルとプロキシとの関連付けを一覧表示します。
構文
sp_enum_login_for_proxy
[ @name = ] 'name'
[ @proxy_id = ] id,
[ @proxy_name = ] 'proxy_name'
引数
[ @name= ] 'name'
プロキシを一覧表示する、SQL Server のプリンシパル、ログイン、サーバー ロール、または msdb データベース ロールの名前を指定します。 このデータ型は nvarchar(256) で、既定値は NULL です。[ @proxy_id= ] id
情報を一覧表示するプロキシのプロキシ識別番号を指定します。 proxy_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。 id または proxy_name のいずれかを指定できます。[ @proxy_name= ] 'proxy_name'
情報を一覧表示するプロキシの名前を指定します。 proxy_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。 id または proxy_name のいずれかを指定できます。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
結果セット
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
proxy_id |
int |
プロキシの識別番号 |
proxy_name |
sysname |
プロキシの名前 |
name |
sysname |
関連付けを表示するセキュリティ プリンシパルの名前 |
flags |
int |
セキュリティ プリンシパルの種類 0 = SQL Server ログイン 1 = 固定システム ロール 2 = msdb のデータベース ロール |
説明
パラメーターを指定しない場合、sp_enum_login_for_proxy では、各プロキシのインスタンス内にあるすべてのログインに関する情報が一覧表示されます。
プロキシ ID またはプロキシ名を指定した場合、sp_enum_login_for_proxy では、プロキシにアクセスできるログインが一覧表示されます。 ログイン名を指定した場合、sp_enum_login_for_proxy では、そのログインがアクセスできるプロキシが一覧表示されます。
プロキシ情報とログイン名の両方を指定した場合、結果セットでは、指定のログインが指定のプロキシにアクセスできる場合に 1 行のデータが返されます。
このストアド プロシージャは、msdb にあります。
権限
このプロシージャの実行権限は、既定では sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーに与えられています。
使用例
A. すべての関連付けを一覧表示する
次の例では、現在のインスタンスに対し、ログインとプロキシの間に確立されているすべての権限を一覧表示します。
USE msdb ;
GO
EXEC dbo.sp_enum_login_for_proxy ;
GO
B. 指定したログインに対するプロキシを一覧表示する
次の例では、ログイン terrid がアクセスできるプロキシを一覧表示します。
USE msdb ;
GO
EXEC dbo.sp_enum_login_for_proxy
@name = 'terrid' ;
GO