sp_changedistributiondb (Transact-SQL)

ディストリビューション データベースのプロパティを変更します。 このストアド プロシージャは、ディストリビューター側で任意のデータベースについて実行されます。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_changedistributiondb [ @database= ] 'database' 
    [ , [ @property= ] 'property' ] 
    [ , [ @value= ] 'value' ]

引数

  • [ @database=] 'database'
    ディストリビューション データベースの名前です。 database のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @property=] 'property'
    指定されたデータベースの変更の対象となるプロパティです。 property のデータ型は sysname で、次のいずれかの値を指定できます。

    説明

    history_retention

    履歴テーブルの保持期間です。

    max_distretention

    ディストリビューションの最長保持期間です。

    min_distretention

    ディストリビューションの最短保持期間です。

    NULL (既定値)

    有効なすべての property 値が出力されます。

  • [ @value=] 'value'
    対象となるプロパティの新しい値を指定します。 value のデータ型は nvarchar(255) で、既定値は NULL です。

戻り値

成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。

説明

sp_changedistributiondb はすべての種類のレプリケーションで使用します。

使用例

DECLARE @distributionDB AS sysname;
SET @distributionDB = N'distribution';

-- Change the history retention period to 24 hours and the
-- maximum retention period to 48 hours.  
USE distribution
EXEC sp_changedistributiondb @distributionDB, N'history_retention', 24
EXEC sp_changedistributiondb @distributionDB, N'max_distretention', 48
GO 

権限

sp_changedistributiondb を実行できるのは、固定サーバー ロール sysadmin のメンバーだけです。

関連項目

参照

sp_adddistributiondb (Transact-SQL)

sp_dropdistributiondb (Transact-SQL)

sp_helpdistributiondb (Transact-SQL)

レプリケーション ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

概念

ディストリビューターとパブリッシャーのプロパティの表示および変更