sp_droplinkedsrvlogin (Transact-SQL)

SQL Server を実行するローカル サーバー上のログインと、リンク サーバー上のログインの間にある既存のマッピングを削除します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_droplinkedsrvlogin [ @rmtsrvname= ] 'rmtsrvname' , 
   [ @locallogin= ] 'locallogin'

引数

  • [ @rmtsrvname = ] 'rmtsrvname'
    SQL Server ログイン マッピングを適用するリンク サーバーの名前を指定します。rmtsrvname のデータ型は sysname で、既定値はありません。 rmtsrvname が存在している必要があります。

  • [ @locallogin = ] 'locallogin'
    リンク サーバー rmtsrvname にマップされるローカル サーバー上の SQL Server ログインを指定します。locallogin のデータ型は sysname で、既定値はありません。 locallogin の rmtsrvname へのマッピングが存在している必要があります。 NULL の場合、ローカル サーバー上のすべてのログインをリンク サーバー上のログインにマップする、sp_addlinkedserver が作成した既定のマッピングが削除されます。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

ログインの既存のマッピングを削除した場合、そのログインのためにリンク サーバーに接続するとき、ローカル サーバーは sp_addlinkedserver が作成した既定のマッピングを使用します。 既定のマッピングを変更するには、sp_addlinkedsrvlogin を使用します。

既定のマッピングも削除した場合、sp_addlinkedsrvlogin によりリンク サーバーとのログイン マッピングが明示的に指定されているログインだけがリンク サーバーにアクセスできます。

sp_droplinkedsrvlogin は、ユーザーが定義したトランザクション内では実行できません。

権限

サーバーに対する ALTER ANY LOGIN 権限が必要です。

使用例

A. 既存のユーザーのログイン マッピングを削除する

次の例では、ログイン Mary に関するローカル サーバーとリンク サーバー Accounts のマッピングを削除します。 その結果、ログイン Mary は既定のログイン マッピングを使用します。

EXEC sp_droplinkedsrvlogin 'Accounts', 'Mary'

B. 既定のログイン マッピングを削除する

次の例では、リンク サーバー Accounts 上で sp_addlinkedserver を実行することによって最初に作成された既定のログイン マッピングを削除します。

EXEC sp_droplinkedsrvlogin 'Accounts', NULL

関連項目

参照

sp_addlinkedserver (Transact-SQL)

sp_addlinkedsrvlogin (Transact-SQL)

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)