テープ ドライブの論理バックアップ デバイスの定義 (SQL Server)
このトピックでは、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、SQL Server 2012 でテープ ドライブの論理バックアップ デバイスを定義する方法について説明します。 論理バックアップ デバイスとは、特定の物理バックアップ デバイス (ディスク ファイルまたはテープ ドライブ) を示すユーザー定義名です。 物理デバイスは、後で、つまりバックアップがバックアップ デバイスに書き込まれたときに初期化されます。
注 |
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テープ バックアップ デバイスは、将来のバージョンの SQL Server でサポートされなくなる予定です。 新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。 |
このトピックの内容
作業を開始する準備:
制限事項と制約事項
セキュリティ
テープ ドライブの論理バックアップ デバイスを定義する方法:
SQL Server Management Studio
Transact-SQL
作業を開始する準備
制限事項と制約事項
テープ ドライブまたはドライブは、Microsoft Windows オペレーティング システムによってサポートされている必要があります。
テープ デバイスは、SQL Server のインスタンスが動作しているコンピューターに物理的に接続されている必要があります。 リモートのテープ デバイスへのバックアップはサポートされません。
セキュリティ
権限
diskadmin 固定サーバー ロールのメンバーシップが必要です。
ディスクに対する書き込み権限が必要です。
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SQL Server Management Studio の使用
テープ ドライブの論理バックアップ デバイスを定義するには
オブジェクト エクスプローラーで適切な Microsoft SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続した後、サーバー名をクリックしてサーバー ツリーを展開します。
[サーバー オブジェクト] を展開し、[バックアップ デバイス] を右クリックします。
[新しいバックアップ デバイス] をクリックし、[バックアップ デバイス] ダイアログ ボックスを開きます。
デバイス名を入力します。
バックアップ先として [テープ] をクリックし、まだ別のバックアップ デバイスに関連付けられていないテープ ドライブを選択します。 使用できるテープ ドライブがない場合、[テープ] オプションはアクティブになりません。
新しいデバイスを定義するには、[OK] をクリックします。
この新しいデバイスをバックアップするには、このデバイスを [データベースのバックアップ] ダイアログ ボックス ([全般] ページ) の [バックアップ先] フィールドに追加します。 詳細については、「データベースの完全バックアップの作成 (SQL Server)」を参照してください。
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Transact-SQL の使用
テープ ドライブの論理バックアップ デバイスを定義するには
データベース エンジンに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、[実行] をクリックします。 この例では、sp_addumpdevice を使用して、テープの論理バックアップ デバイスを定義します。 この例では、tapedump1 というテープ バックアップ デバイスを物理名 \\.\tape0 で追加します。
USE AdventureWorks2012 ;
GO
EXEC sp_addumpdevice 'tape', 'tapedump1', '\\.\tape0' ;
GO
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関連項目
参照
sys.backup_devices (Transact-SQL)
sp_addumpdevice (Transact-SQL)