sp_helpdbfixedrole (Transact-SQL)

固定データベース ロールの一覧を返します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helpdbfixedrole [ [ @rolename = ] 'role' ] 

引数

  • [ @rolename = ] 'role'
    固定データベース ロールの名前を指定します。 role のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。 role を指定した場合は、そのロールに関する情報だけが返されます。それ以外の場合は、すべての固定データベース ロールの一覧と説明が返されます。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

列名

データ型

説明

DbFixedRole

sysname

固定データベース ロールの名前。

説明

nvarchar(70)

DbFixedRole の説明。

説明

次の表に示すように、固定データベース ロールはデータベース レベルで定義され、特定のデータベース レベルの管理操作を実行する権限が与えられています。 固定データベース ロールは、追加または削除できません。 固定データベース ロールに許可されている権限は変更できません。

固定データベース ロール

説明

db_owner

データベース所有者

db_accessadmin

データベース アクセス管理者

db_securityadmin

データベース セキュリティ管理者

db_ddladmin

データベース DDL 管理者

db_backupoperator

データベース バックアップ オペレーター

db_datareader

データベース データ リーダー

db_datawriter

データベース データ ライター

db_denydatareader

データベース否定データ リーダー

db_denydatawriter

データベース否定データ ライター

次の表は、データベース ロールを変更するときに使用するストアド プロシージャです。

ストアド プロシージャ

アクション

sp_addrolemember

固定データベース ロールにデータベース ユーザーを追加します。

sp_helprole

固定データベース ロールのメンバーの一覧を表示します。

sp_droprolemember

固定データベース ロールからメンバーを削除します。

権限

public ロールのメンバーシップが必要です。

返される情報は、メタデータへのアクセスに関する制限の対象となります。 プリンシパルに権限がないエンティティは表示されません。 詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。

使用例

次の例では、すべての固定データベース ロールの一覧を表示します。

EXEC sp_helpdbfixedrole;
GO

関連項目

参照

セキュリティ ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

sp_addrolemember (Transact-SQL)

sp_dbfixedrolepermission (Transact-SQL)

sp_droprolemember (Transact-SQL)

sp_helprole (Transact-SQL)

sp_helprolemember (Transact-SQL)

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)