USE (Transact-SQL)

データベース コンテキストを、指定したデータベースまたはデータベース スナップショットに変更します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

USE { database }

引数

  • database
    ユーザー コンテキストの切り替え先のデータベースまたはデータベース スナップショットの名前を指定します。 データベース名とデータベース スナップショットは、識別子の規則に従っている必要があります。

説明

SQL Server ログインで SQL Server に接続すると、自動的に既定のデータベースに接続し、データベース ユーザーのセキュリティ コンテキストを取得できます。 SQL Server ログイン用のデータベース ユーザーが 1 人も作成されていない場合、ログインは guest として接続されます。 データベース ユーザーが、データベースに対する CONNECT 権限を持たない場合、USE ステートメントは失敗します。 ログインに既定のデータベースが割り当てられていない場合、既定のデータベースとして master が設定されます。

USE は、コンパイル時と実行時の両方で実行でき、その効果は直ちに有効になります。 したがって、バッチ内で USE ステートメントの後にあるステートメントは、指定したデータベースで実行されます。

権限

切り替え先のデータベースに対する CONNECT 権限が必要です。

使用例

次の例では、データベース コンテキストを AdventureWorks2012 データベースに変更します。

USE AdventureWorks2012;
GO

関連項目

参照

CREATE LOGIN (Transact-SQL)

CREATE USER (Transact-SQL)

CREATE DATABASE (Transact-SQL)

DROP DATABASE (Transact-SQL)

EXECUTE (Transact-SQL)

概念

プリンシパル (データベース エンジン)