sp_addqueued_artinfo (Transact-SQL)

重要な注意事項重要

sp_addqueued_artinfo の代わりに、sp_script_synctran_commands プロシージャを使用する必要があります。 sp_script_synctran_commands では、sp_addqueued_artinfo および sp_addsynctrigger の呼び出しを含むスクリプトが生成されます。

MSsubscription_articles テーブルをサブスクライバーに作成します。このテーブルは、アーティクルのサブスクリプション情報 (キュー更新、およびフェールオーバーとしてキュー更新を使用する即時更新) の追跡に使用されます。 このストアド プロシージャは、サブスクライバー側でサブスクリプション データベースについて実行されます。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_addqueued_artinfo [ @artid= ] 'artid' 
        , [ @article= ] 'article' 
        , [ @publisher = ] 'publisher' 
        , [ @publisher_db = ] 'publisher_db' 
        , [ @publication = ] 'publication' 
        , [ @dest_table= ] 'dest_table' 
        , [ @owner = ] 'owner' 
        , [ @cft_table= ] 'cft_table'

引数

  • [ @artid= ] 'artid'
    アーティクル ID の名前を指定します。 artid のデータ型は int で、既定値はありません。

  • [ @article=] 'article'
    スクリプト作成の対象となるアーティクルの名前を指定します。 article のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @publisher=] 'publisher'
    パブリッシャー サーバーの名前を指定します。 publisher のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @publisher_db=] 'publisher_db'
    パブリッシャー データベースの名前です。 publisher_db のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @publication=] 'publication'
    スクリプト作成の対象となるパブリケーションの名前を指定します。 publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @dest_table= ] 'dest_table**'**
    対象テーブルの名前を指定します。 dest_table のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [@owner = ] 'owner'
    サブスクリプションの所有者を指定します。 owner のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @cft_table= ] 'cft_table'
    このアーティクルに対するキュー更新の競合テーブルの名前を指定します。 cft_table のデータ型は sysname で、既定値はありません。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

sp_addqueued_artinfo は、ディストリビューション エージェントによって、サブスクリプションの初期化の一部として使用されます。 このストアド プロシージャは、ユーザーが頻繁に実行するものではありません。ただし、サブスクリプションを手動で設定する場合に利用できるストアド プロシージャです。

sp_addqueued_artinfo の代わりに、sp_script_synctran_commands を使用します。

権限

sp_addqueued_artinfo を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバーだけです。

関連項目

参照

sp_script_synctran_commands (Transact-SQL)

MSsubscription_articles (Transact-SQL)

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

概念

トランザクション レプリケーションの更新可能なサブスクリプション