sp_helptrigger (Transact-SQL)

現在のデータベースにある、指定したテーブルに定義されている DML トリガーの種類を返します。 sp_helptrigger は DDL トリガーでは使用できません。 代わりにシステム ストアド プロシージャのカタログ ビューをクエリしてください。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helptrigger [ @tabname = ] 'table' 
     [ , [ @triggertype = ] 'type' ]

引数

  • [ @tabname= ] 'table'
    トリガー情報を返す現在のデータベース内にあるテーブルの名前を指定します。 table のデータ型は nvarchar(776) で、既定値はありません。

  • [ @triggertype= ] 'type'
    情報を返す DML トリガーの種類を指定します。 type のデータ型は char(6) で、既定値は NULL です。次のいずれかの値を指定できます。

    説明

    DELETE

    DELETE トリガー情報を返します。

    INSERT

    INSERT トリガー情報を返します。

    UPDATE

    UPDATE トリガー情報を返します。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

次の表は、結果セットに表示される情報です。

列名

データ型

説明

trigger_name

sysname

トリガーの名前。

trigger_owner

sysname

トリガーが定義されたテーブルの所有者の名前。

isupdate

int

1 = UPDATE トリガー。

0 = UPDATE トリガー以外。

isdelete

int

1 = DELETE トリガー。

0 = DELETE トリガー以外。

isinsert

int

1 = INSERT トリガー。

0 = INSERT トリガー以外。

isafter

int

1 = AFTER トリガー。

0 = AFTER トリガー以外。

isinsteadof

int

1 = INSTEAD OF トリガー。

0 = INSTEAD OF トリガー以外。

trigger_schema

sysname

トリガーが属するスキーマの名前。

権限

テーブルに対する メタデータ表示の構成 権限が必要です。

使用例

次の例では、Person.Person テーブルのトリガーに関する情報を生成するため、sp_helptrigger を実行します。

USE AdventureWorks2012;
GO
EXEC sp_helptrigger 'Person.Person';

関連項目

参照

データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ALTER TRIGGER (Transact-SQL)

CREATE TRIGGER (Transact-SQL)

DROP TRIGGER (Transact-SQL)

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)