レプリケーションの CHECK 制約の無効化
SQL Server 2012 では、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して CHECK 制約を無効にできます。 CHECK 制約はレプリケーションに対して明示的に無効にすることもできます。これは、以前のバージョンの SQL Server からのデータをパブリッシュする場合に便利です。
注 |
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レプリケーションを使用してテーブルをパブリッシュした場合、レプリケーション エージェントが実行する操作に対しては CHECK 制約が自動的に無効になります。 レプリケーション エージェントがサブスクライバー側で挿入、更新、または削除を実行した場合、制約のチェックは行われません。ユーザーが挿入、更新、または削除を実行した場合は、制約のチェックが行われます。 制約がレプリケーション エージェントに対して無効になるのは、データが最初に挿入、更新、または削除された際に、発行者側で既に制約がチェックされているためです。 詳細については、「スキーマ オプションの指定」を参照してください。 |
このトピックの内容
作業を開始する準備:
セキュリティ
レプリケーションに対して CHECK 制約を無効にするために使用するもの:
SQL Server Management Studio
Transact-SQL
作業を開始する準備
セキュリティ
権限
テーブルに対する ALTER 権限が必要です。
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SQL Server Management Studio の使用
レプリケーションに対して CHECK 制約を無効にするには
オブジェクト エクスプローラーで、変更する CHECK 制約が設定されているテーブルを展開し、[制約] フォルダーを展開します。
変更する CHECK 制約を右クリックし、[変更] をクリックします。
[CHECK 制約] ダイアログ ボックスで、[テーブル デザイナー] の [レプリケーションに対して適用] の値として [いいえ] を選択します。
[閉じる] をクリックします。
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Transact-SQL の使用
レプリケーションに対して CHECK 制約を無効にするには
オブジェクト エクスプローラーで、データベース エンジンのインスタンスに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、[実行] をクリックします。 最初の例では、IDENTITY 列を含むテーブルとテーブルに対する CHECK 制約を作成します。 次に、制約を削除した後、NOT FOR REPLICATION 句を指定して制約を再作成します。
USE AdventureWorks2012; GO CREATE TABLE dbo.doc_exd (column_a int IDENTITY (1,1) CONSTRAINT exd_check CHECK (column_a > 1)) ALTER TABLE dbo.doc_exd DROP CONSTRAINT exd_check; GO ALTER TABLE dbo.doc_exd ADD CONSTRAINT exd_check CHECK NOT FOR REPLICATION (column_a > 1);
詳細については、「ALTER TABLE (Transact-SQL)」を参照してください。
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