CHECK 制約の作成
SQL Server 2012 では、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用してテーブルで CHECK 制約を作成して、1 つ以上の列に入力できるデータ値を指定します。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
セキュリティ
新しい CHECK 制約を作成する方法:
SQL Server Management Studio
Transact-SQL
作業を開始する準備
セキュリティ
権限
テーブルに対する ALTER 権限が必要です。
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SQL Server Management Studio の使用
新しい CHECK 制約を作成するには
オブジェクト エクスプローラーで、CHECK 制約を追加するテーブルを展開し、[制約] を右クリックして、[新しい制約] をクリックします。
[CHECK 制約] ダイアログ ボックスで、[式] フィールドをクリックして、省略記号 [...] をクリックします。
[CHECK 制約式] ダイアログ ボックスで、CHECK 制約の SQL 式を入力します。 たとえば、Product テーブルの SellEndDate 列への入力を SellStartDate 列の日付と同じか、それよりも後の日付の値または NULL 値に限定するには、次のように入力します。
SellEndDate >= SellStartDate OR SellEndDate IS NULL
また、zip 列への入力を 5 桁の数値に限定するには、次のように入力します。
zip LIKE '[0-9][0-9][0-9][0-9][0-9]'
注 数値以外の制約値は、必ず単一引用符 (') で囲んでください。
[OK] をクリックします。
[ID] カテゴリでは、CHECK 制約の名前を変更し、制約の説明 (拡張プロパティ) を追加できます。
テーブル デザイナーのカテゴリでは、制約が適用されるタイミングを設定できます。
目的:
[はい] を選択するフィールド:
制約を作成する前に既に存在していたデータで制約をテストする
[作成または有効化するときに既存データを確認]
このテーブルでレプリケーション操作が発生するたびに制約を適用する
[レプリケーションに対して適用]
このテーブルの行を挿入または更新するたびに制約を適用する
[INSERT および UPDATE に適用]
[閉じる] をクリックします。
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Transact-SQL の使用
新しい CHECK 制約を作成するには
オブジェクト エクスプローラーで、データベース エンジンのインスタンスに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、[実行] をクリックします。
ALTER TABLE dbo.DocExc ADD ColumnD int NULL CONSTRAINT CHK_ColumnD_DocExc CHECK (ColumnD > 10 AND ColumnD < 50); GO -- Adding values that will pass the check constraint INSERT INTO dbo.DocExc (ColumnD) VALUES (49); GO -- Adding values that will fail the check constraint INSERT INTO dbo.DocExc (ColumnD) VALUES (55); GO
詳細については、「ALTER TABLE (Transact-SQL)」を参照してください。
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