ASExecuteDDLTask クラス

Microsoft SQL Server Analysis Services のインスタンスに対してデータ定義言語 (DDL) コマンドを実行します。

継承階層

System.Object
  Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.DtsObject
    Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.Task
      Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTask.ASTaskBase
        Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTask.ASExecuteDDLTask

名前空間:  Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTask
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.ASTasks (Microsoft.SqlServer.ASTasks.dll)

構文

'宣言
<GuidAttribute("FCA58F9B-5937-4FCF-B851-8683F7B5A98F")> _
<DtsTaskAttribute(LocalizationType := GetType(ASExecuteDDLTask), UITypeName := "Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTaskUI.ASExecuteDDLTaskUI, Microsoft.SqlServer.ASTasksUI, Version=11.0.0.0, Culture=Neutral, PublicKeyToken=89845dcd8080cc91",  _
    IconResource := "ExecuteTaskIcon")> _
Public Class ASExecuteDDLTask _
    Inherits ASTaskBase _
    Implements IDTSComponentPersist
'使用
Dim instance As ASExecuteDDLTask
[GuidAttribute("FCA58F9B-5937-4FCF-B851-8683F7B5A98F")]
[DtsTaskAttribute(LocalizationType = typeof(ASExecuteDDLTask), UITypeName = "Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTaskUI.ASExecuteDDLTaskUI, Microsoft.SqlServer.ASTasksUI, Version=11.0.0.0, Culture=Neutral, PublicKeyToken=89845dcd8080cc91", 
    IconResource = "ExecuteTaskIcon")]
public class ASExecuteDDLTask : ASTaskBase, 
    IDTSComponentPersist
[GuidAttribute(L"FCA58F9B-5937-4FCF-B851-8683F7B5A98F")]
[DtsTaskAttribute(LocalizationType = typeof(ASExecuteDDLTask), UITypeName = L"Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTaskUI.ASExecuteDDLTaskUI, Microsoft.SqlServer.ASTasksUI, Version=11.0.0.0, Culture=Neutral, PublicKeyToken=89845dcd8080cc91", 
    IconResource = L"ExecuteTaskIcon")]
public ref class ASExecuteDDLTask : public ASTaskBase, 
    IDTSComponentPersist
[<GuidAttribute("FCA58F9B-5937-4FCF-B851-8683F7B5A98F")>]
[<DtsTaskAttribute(LocalizationType = typeof(ASExecuteDDLTask), UITypeName = "Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTaskUI.ASExecuteDDLTaskUI, Microsoft.SqlServer.ASTasksUI, Version=11.0.0.0, Culture=Neutral, PublicKeyToken=89845dcd8080cc91", 
    IconResource = "ExecuteTaskIcon")>]
type ASExecuteDDLTask =  
    class 
        inherit ASTaskBase 
        interface IDTSComponentPersist 
    end
public class ASExecuteDDLTask extends ASTaskBase implements IDTSComponentPersist

ASExecuteDDLTask 型は、以下のメンバーを公開しています。

コンストラクター

  名前 説明
パブリック メソッド ASExecuteDDLTask ASExecuteDDLTask クラスの新しいインスタンスを作成します。

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プロパティ

  名前 説明
パブリック プロパティ ConnectionName インフラストラクチャです。Analysis Services タスクが使用する接続の名前を取得または設定します。 (ASTaskBase から継承されています。)
パブリック プロパティ ExecutionValue Analysis Services DDL 実行タスクの結果を取得します。 (Task.ExecutionValue をオーバーライドします。)
プロテクト プロパティ ProgressEventName インフラストラクチャです。Analysis Services タスクの進行状況イベントの名前を取得します。 (ASTaskBase から継承されています。)
パブリック プロパティ Source Analysis Services サーバーに送信される DDL ステートメントを含むソースの名前を取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ SourceType DDL ステートメントを含むソースの種類を示す値を DDLSourceType 列挙から取得します。値の設定も可能です。
プロテクト プロパティ StatusEventName インフラストラクチャです。Analysis Services DDL 実行タスクの状態イベントの名前を取得します。 (ASTaskBase.StatusEventName をオーバーライドします。)
プロテクト プロパティ SubComponentName インフラストラクチャです。Analysis Services DDL 実行タスクのサブコンポーネントの名前を取得します。 (ASTaskBase.SubComponentName をオーバーライドします。)
パブリック プロパティ静的メンバー TaskDescription Analysis Services DDL 実行タスクの説明を取得します。
パブリック プロパティ静的メンバー TaskDisplayName Analysis Services DDL 実行タスクの一意の名前を取得します。
パブリック プロパティ Version *** このメンバーは非推奨です。「解説」を参照してください。 ***   タスクのバージョンを返します。このプロパティは読み取り専用です。 (Task から継承されています。)

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メソッド

  名前 説明
パブリック メソッド CanUpdate *** このメンバーは非推奨です。「解説」を参照してください。 ***   新しいパッケージの XML で古いパッケージの XML を更新できるかどうかを示す Boolean 値。 (Task から継承されています。)
パブリック メソッド Equals 2 つのオブジェクト インスタンスが等しいかどうかを示します。 (DtsObject から継承されています。)
パブリック メソッド Execute インフラストラクチャです。Analysis Services タスクを実行します。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト メソッド Finalize (Object から継承されています。)
プロテクト メソッド FireError(String, String) インフラストラクチャです。エラーが発生したときにイベントを発生させます。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト メソッド FireError(Int32, String, String, String) インフラストラクチャです。エラーが発生したときにイベントを発生させます。 (ASTaskBase から継承されています。)
パブリック メソッド GetConnectionID 接続の ID を含む String を取得します。 (Task から継承されています。)
パブリック メソッド GetConnectionName 接続の名前を含む String を取得します。 (Task から継承されています。)
パブリック メソッド GetHashCode このインスタンスのハッシュ コードを返します。 (DtsObject から継承されています。)
パブリック メソッド GetType (Object から継承されています。)
パブリック メソッド InitializeTask タスクに関連付けられたプロパティを初期化します。このメソッドはランタイムから呼び出されるメソッドであり、コードでは使用されません。 (Task から継承されています。)
プロテクト メソッド InternalExecute インフラストラクチャです。DDL タスクを内部で実行します。 (ASTaskBase.InternalExecute(Connections, VariableDispenser, IDTSComponentEvents, IDTSLogging, Object) をオーバーライドします。)
プロテクト メソッド InternalValidate インフラストラクチャです。DDL タスクを内部で検証します。 (ASTaskBase.InternalValidate(Connections, VariableDispenser, IDTSComponentEvents, IDTSLogging) をオーバーライドします。)
パブリック メソッド LoadFromXML このメソッドをアプリケーション コードから呼び出すことはできません。.xml として保存されたパッケージを読み込むには、Application.LoadPackage メソッドを使用します。
プロテクト メソッド MemberwiseClone (Object から継承されています。)
パブリック メソッド SaveToXML このメソッドをアプリケーション コードから呼び出すことはできません。パッケージを .xml として保存するには、Application.SaveToXml メソッドを使用します。
プロテクト メソッド StopExecution インフラストラクチャです。Analysis Services タスクの実行を停止します。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト メソッド SubscribeToProgressEvent インフラストラクチャです。進行状況イベントにタスクをサブスクライブします。 (ASTaskBase から継承されています。)
パブリック メソッド ToString (Object から継承されています。)
プロテクト メソッド UnsubscribeToProgressEvent インフラストラクチャです。進行状況イベントからタスクをアンサブスクライブします。 (ASTaskBase から継承されています。)
パブリック メソッド Update *** このメンバーは非推奨です。「解説」を参照してください。 ***   CanUpdate が true に設定されている場合、このメソッドによって、古いパッケージ XML が新しいパッケージ XML で更新されます。 (Task から継承されています。)
パブリック メソッド Validate インフラストラクチャです。Analysis Services タスクを検証します。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト メソッド ValidateConnection インフラストラクチャです。タスク接続を検証します。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト メソッド ValidateDDL インフラストラクチャです。DDL タスクが正しく構成されていることを確認します。 (ASTaskBase.ValidateDDL(VariableDispenser, Connections, Exception%) をオーバーライドします。)
プロテクト メソッド WriteLog インフラストラクチャです。タスクのログを書き込みます。 (ASTaskBase から継承されています。)

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フィールド

  名前 説明
プロテクト フィールド bExecutionCanceled インフラストラクチャです。実行が取り消されました。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト フィールド bTraceError インフラストラクチャです。トレース エラーです。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト フィールド ddl インフラストラクチャです。データ定義言語です。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト フィールド m_events インフラストラクチャです。イベントです。 (ASTaskBase から継承されています。)
プロテクト フィールド server インフラストラクチャです。サーバーです。 (ASTaskBase から継承されています。)

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使用例

次のコード サンプルでは、実行する DDL ステートメントをファイル接続から読み込む新しい ASExecuteDDLTask を作成し、構成して実行します。

using Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime;
using Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTask;

class Module1
{

  public static void Main()
  {

    Package pkg = new Package();

    ConnectionManager asCM;
    asCM = pkg.Connections.Add("MSOLAP100");
    asCM.Name = "Analysis Services Connection Manager";
    asCM.ConnectionString = "Data Source=<servername>;" +
      "Initial Catalog=Adventure Works DW;Provider=MSOLAP;" +
      "Integrated Security=SSPI;Impersonation Level=Impersonate;";

    ConnectionManager cmdCM;
    cmdCM = pkg.Connections.Add("FILE");
    cmdCM.Name = "Command Source Connection Manager";
    cmdCM.ConnectionString = "C:\\ddltest.txt";

    Executable exe = pkg.Executables.Add("Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTask.ASExecuteDDLTask, " +
      "Microsoft.SqlServer.ASTasks, Version=10.0.0.0, " +
      "Culture=neutral, PublicKeyToken=89845dcd8080cc91");
    TaskHost thTask = (TaskHost) exe;
    {
      thTask.Properties("ConnectionName").SetValue(thTask, "Analysis Services Connection Manager");
      thTask.Properties("SourceType").SetValue(thTask, DDLSourceType.FileConnection);
      thTask.Properties("Source").SetValue(thTask, "Command Source Connection Manager");
    }

    DTSExecResult valResults = pkg.Validate(pkg.Connections, pkg.Variables, null, null);

    if (valResults==DTSExecResult.Success)
    {
      pkg.Execute();
    }

  }

}
Imports Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime
Imports Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTask

Module Module1

  Sub Main()

    Dim pkg As New Package

    Dim asCM As ConnectionManager
    asCM = pkg.Connections.Add("MSOLAP100")
    asCM.Name = "Analysis Services Connection Manager"
    asCM.ConnectionString = "Data Source=<servername>;" & _
      "Initial Catalog=Adventure Works DW;Provider=MSOLAP;" & _
      "Integrated Security=SSPI;Impersonation Level=Impersonate;"

    Dim cmdCM As ConnectionManager
    cmdCM = pkg.Connections.Add("FILE")
    cmdCM.Name = "Command Source Connection Manager"
    cmdCM.ConnectionString = "C:\ddltest.txt"

    Dim exe As Executable = pkg.Executables.Add( _
      "Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTask.ASExecuteDDLTask, " & _
      "Microsoft.SqlServer.ASTasks, Version=10.0.0.0, " & _
      "Culture=neutral, PublicKeyToken=89845dcd8080cc91")
    Dim thTask As TaskHost = CType(exe, TaskHost)
    With thTask
      .Properties("ConnectionName").SetValue(thTask, _
        "Analysis Services Connection Manager")
      .Properties("SourceType").SetValue(thTask, DDLSourceType.FileConnection)
      .Properties("Source").SetValue(thTask, "Command Source Connection Manager")
    End With

    Dim valResults As DTSExecResult = pkg.Validate( _
      pkg.Connections, pkg.Variables, Nothing, Nothing)

    If valResults = DTSExecResult.Success Then
      pkg.Execute()
    End If

  End Sub

End Module

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

関連項目

参照

Microsoft.DataTransformationServices.Tasks.DTSProcessingTask 名前空間