Information クラス
Information クラスは、SQL Server のインスタンスに関する構成可能ではない情報を格納します。 これには、照合順序など、セットアップ時に設定されるシステム情報およびオプションが含まれます。
継承階層
System.Object
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SmoObjectBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SqlSmoObject
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Information
名前空間: Microsoft.SqlServer.Management.Smo
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Smo (Microsoft.SqlServer.Smo.dll)
構文
'宣言
Public NotInheritable Class Information _
Inherits SqlSmoObject
'使用
Dim instance As Information
public sealed class Information : SqlSmoObject
public ref class Information sealed : public SqlSmoObject
[<SealedAttribute>]
type Information =
class
inherit SqlSmoObject
end
public final class Information extends SqlSmoObject
Information 型は、以下のメンバーを公開しています。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BuildClrVersion | サーバーで実行中の共通言語ランタイムを識別するバージョン オブジェクトを取得します。 | |
BuildClrVersionString | サーバーで実行されている共通言語ランタイムのビルド番号を識別する文字列です。 | |
BuildNumber | SQL Server のインスタンスのビルド番号を取得します。 | |
Collation | SQL Server のインスタンスの既定の照合順序を取得します。 | |
CollationID | SQL Server のインスタンスの照合順序 ID を取得します。 | |
ComparisonStyle | SQL Server のインスタンスの比較形式を取得します。 | |
ComputerNamePhysicalNetBIOS | Net BIOS に格納されているコンピューター名を取得します。 | |
Edition | SQL Server のインスタンスのエディションを取得します。 | |
EngineEdition | SQL Server のインスタンスのエンジンのエディションを取得します。 | |
ErrorLogPath | SQL Server のインスタンス上に格納されたエラー ログのファイル ディレクトリを取得します。 | |
FullyQualifiedNetName | SQL Server のインスタンスが実行されているネットワークの完全修飾 NetBIOS 名を取得します。 | |
IsCaseSensitive | SQL Server のインスタンスが大文字と小文字を区別するかどうかを示す Boolean 値を取得します。 | |
IsClustered | SQL Server のインスタンスがクラスター サーバーであるかどうかを示す Boolean 値を取得します。 | |
IsFullTextInstalled | SQL Server のインスタンスにフルテキスト サービスがインストールされているかどうかを示す Boolean 値を取得します。 | |
IsHadrEnabled | Hadr が有効になっているかどうかを示す値を取得します。 | |
IsSingleUser | SQL Server のインスタンスが読み取り専用であるかどうかを示す Boolean 値を取得します。 | |
Language | SQL Server のインスタンスによって使用される既定の言語を取得します。 | |
MasterDBLogPath | SQL Server のインスタンス上にある master データベースのログ ファイル ディレクトリを取得します。 | |
MasterDBPath | SQL Server のインスタンス上にある master データベースのデータベース ファイル ディレクトリを取得します。 | |
MaxPrecision | decimal および numeric を含む (浮動小数点ではなく) 真数値データ型に使用できる最大の小数点以下有効桁数を取得します。 | |
NetName | SQL Server のインスタンスが実行されているネットワークの NetBIOS 名を取得します。 | |
OSVersion | SQL Server のインスタンスを実行しているコンピューターのオペレーティング システムのバージョンを取得します。 | |
Parent | Information オブジェクトの親オブジェクトである Server オブジェクトを取得します。 | |
PhysicalMemory | SQL Server のインスタンスを実行しているコンピューターにインストールされている合計 RAM 容量 (MB 単位) を取得します。 | |
Platform | SQL Server のインスタンスを実行しているコンピューターのハードウェア プラットフォームを取得します。 | |
Processors | SQL Server のインスタンスを実行しているコンピューターにインストールされているプロセッサの数を取得します。 | |
Product | SQL Server のインスタンスの製品タイトルを取得します。 | |
ProductLevel | SQL Server のインスタンスの製品レベルを取得します。 | |
Properties | オブジェクトのプロパティを表す Property オブジェクトのコレクションを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ResourceLastUpdateDateTime | SQL Server リソースが最後に更新された日時を取得します。 | |
ResourceVersion | SQL Server リソースのバージョンを取得します。 | |
ResourceVersionString | SQL Server リソースのバージョンを文字列の形式で取得します。 | |
RootDirectory | SQL Server のインスタンスのルート ディレクトリを取得します。 | |
SqlCharSet | SQL Server のインスタンスで使用されている文字セットを識別する Int16 値を取得します。 | |
SqlCharSetName | SQL Server のインスタンスで使用されている文字セットの名前を取得します。 | |
SqlSortOrder | SQL Server のインスタンスで使用されている並べ替え順序を識別する Int16 値を取得します。 | |
SqlSortOrderName | SQL Server のインスタンスで使用されている並べ替え順序の名前を取得します。 | |
State | 参照先のオブジェクトの状態を取得します。 (SmoObjectBase から継承されています。) | |
Urn | オブジェクトを一意に識別する URN (Uniform Resource Name) アドレスの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
UserData | 参照先のオブジェクトに関連付けられたユーザー定義データを取得します。値の設定も可能です。 (SmoObjectBase から継承されています。) | |
Version | SQL Server のインスタンスのバージョンを取得します。 | |
VersionMajor | SQL Server のインスタンスのメジャー バージョン番号を取得します。 | |
VersionMinor | SQL Server のインスタンスのマイナー バージョン番号を取得します。 | |
VersionString | SQL Server のインスタンスの日付、バージョン、およびプロセッサの種類を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Discover | Object 型の一覧を検出します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Equals | (Object から継承されています。) | |
FormatSqlVariant | SqlVariant 型としてオブジェクトの書式を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetContextDB | このオブジェクトに関連付けられているコンテキスト データベースを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetDBName | オブジェクトに関連付けられたデータベース名を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetHashCode | (Object から継承されています。) | |
GetPropValue | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetPropValueOptional | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetPropValueOptionalAllowNull | SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetServerObject | SqlSmoObject オブジェクトのサーバーを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
GetType | (Object から継承されています。) | |
Initialize() | オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Initialize(Boolean) | オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IsObjectInitialized | オブジェクトが初期化されたかどうかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IsObjectInSpace | オブジェクトが孤立しているか、または SQL Server のインスタンスに接続されているかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Refresh | オブジェクトが次回アクセスされるときに、オブジェクトを更新し、プロパティを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
SetParentImpl | SqlSmoObject の親を newParent パラメーターに設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ToString | 参照するオブジェクトを表す String を返します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
Validate | オブジェクトの状態を検証します。 (SmoObjectBase から継承されています。) |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
PropertyChanged | プロパティが変更されるときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
PropertyMetadataChanged | プロパティ メタデータが変更されたときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。) |
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明示的なインターフェイスの実装
名前 | 説明 | |
---|---|---|
IAlienObject.Discover | 依存関係を検出します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetDomainRoot | ドメインのルートを返します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetParent | このオブジェクトの親を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetPropertyType | 指定したプロパティの種類を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetPropertyValue | 指定されたプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.GetUrn | オブジェクトの Unified Resource Name (URN) を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.Resolve | オブジェクトに関する情報を含むインスタンスを、オブジェクトの Unified Resource Name (URN) から取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.SetObjectState | オブジェクトの状態を、指定した SfcObjectState 値に設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
IAlienObject.SetPropertyValue | プロパティの値を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。) | |
ISfcPropertyProvider.GetPropertySet | このオブジェクトのプロパティ セットへのインターフェイス リファレンスを取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。) |
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説明
この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。
Information オブジェクトのプロパティは、public 固定サーバー ロールのメンバーであれば取得できます。
Information オブジェクトのプロパティを設定するには、固定サーバー ロール sysadmin のメンバーである必要があります。
スレッド セーフ
この型の public static (Microsoft Visual Basic では Shared) のすべてのメンバーは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
使用例
スレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。