ClientProtocol クラス
ClientProtocol クラスは、ネットワーク経由で SQL Server のインスタンスと通信できるクライアント インスタンスにインストールされたネットワーク プロトコルを表します。
継承階層
System.Object
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SmoObjectBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Wmi.WmiSmoObject
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Wmi.ProtocolBase
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Wmi.ClientProtocol
名前空間: Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Wmi
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.SqlWmiManagement (Microsoft.SqlServer.SqlWmiManagement.dll)
構文
'宣言
Public NotInheritable Class ClientProtocol _
Inherits ProtocolBase
'使用
Dim instance As ClientProtocol
public sealed class ClientProtocol : ProtocolBase
public ref class ClientProtocol sealed : public ProtocolBase
[<SealedAttribute>]
type ClientProtocol =
class
inherit ProtocolBase
end
public final class ClientProtocol extends ProtocolBase
ClientProtocol 型は、以下のメンバーを公開しています。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
DisplayName | 参照先のプロトコルの表示名を取得します。値の設定も可能です。 | |
IsEnabled | クライアント ネットワーク プロトコルが有効か無効かを示す Boolean プロパティを取得します。値の設定も可能です。 | |
Name | 参照先の Windows Management Instrumentation (WMI) オブジェクトの名前を取得します。値の設定も可能です。 (WmiSmoObject から継承されています。) | |
NetLibInfo | 参照先のプロトコルのネットワーク ライブラリ情報ファイルを取得します。 | |
NetworkLibrary | 参照先のプロトコルのネットワーク ライブラリ ファイルの名前を取得します。 | |
Order | 現在サポートされているプロトコルの一覧内で、参照先のプロトコルが表示および適用される順序を取得します。値の設定も可能です。 | |
Parent | ClientProtocol オブジェクトの親である ManagedComputer オブジェクトを取得します。 | |
Properties | Property オブジェクトのコレクションを表します。各 Property オブジェクトは、Windows Management Instrumentation (WMI) オブジェクトで定義されたプロパティを表します。 (WmiSmoObject から継承されています。) | |
ProtocolProperties | ProtocolProperty オブジェクトのコレクションを表します。各 ProtocolProperty オブジェクトは、参照先のプロトコルで定義された 1 つの属性を表します。 (ProtocolBase から継承されています。) | |
State | 参照先のオブジェクトの状態を取得します。 (SmoObjectBase から継承されています。) | |
Urn | Windows Management Instrumentation (WMI) オブジェクトを表す Uniform Resource Name (URN) アドレスを取得します。 (WmiSmoObject から継承されています。) | |
UserData | 参照先のオブジェクトに関連付けられたユーザー定義データを取得します。値の設定も可能です。 (SmoObjectBase から継承されています。) |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Alter | SQL Server のインスタンスで、Protocol オブジェクトのプロパティに対する変更をすべて更新します。 (ProtocolBase から継承されています。) | |
Equals | (Object から継承されています。) | |
GetHashCode | (Object から継承されています。) | |
GetType | (Object から継承されています。) | |
Initialize | 参照先のオブジェクトを初期化します。 (WmiSmoObject から継承されています。) | |
IsObjectInitialized | 参照先のオブジェクトが初期化されているかどうかを示します。 (WmiSmoObject から継承されています。) | |
Refresh | ClientProtocol オブジェクトのオブジェクトとプロパティを更新します。 (ProtocolBase.Refresh() をオーバーライドします。) | |
SetName | 参照先のオブジェクトの名前を設定します。 (WmiSmoObject から継承されています。) | |
SetParentImpl | 参照先のオブジェクトの親を設定します。 (WmiSmoObject から継承されています。) | |
ToString | (Object から継承されています。) | |
Validate | オブジェクトの状態を検証します。 (SmoObjectBase から継承されています。) |
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説明
ClientProtocol クラスを使用すると次のような操作を実行できます。
プロトコルの表示名の変更
プロトコルの有効化または無効化
クライアント ネットワーク ライブラリ名の表示
プロトコルの表示順序および適用順序の変更
一連のプロトコルの属性の作成
スレッド セーフ
この型の public static (Microsoft Visual Basic では Shared) のすべてのメンバーは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
使用例
WMI プロバイダーを使用したサービスの管理とネットワーク設定
スレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
関連項目
参照
Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Wmi 名前空間