データベース ミラーリング監視サーバーを追加または置き換える方法 (SQL Server Management Studio)
データベース ミラーリング エンドポイントで Windows 認証を使用している場合、SQL Server Management Studio を使用してミラーリング監視サーバーを追加または置き換えることができます。 また、Management Studio でミラーリング監視サーバーを追加すると、動作モードが自動フェールオーバーを伴う高い安全性モードに変更されます。
注 |
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ミラーリング監視サーバーは、どちらのパートナーにも属さない別のコンピューターに常駐させることを強くお勧めします。 ミラーリング監視サーバーで使用するサービス アカウントのドメインは、プリンシパル サーバー インスタンスおよびミラー サーバー インスタンスで使用するサービス アカウントのドメインと同じであるか、信頼関係のあるドメインのアカウントである必要があります。 |
ミラーリング監視サーバーを追加または置き換えるには
プリンシパル サーバー インスタンスに接続した後、オブジェクト エクスプローラーでサーバー名をクリックして、サーバー ツリーを展開します。
[データベース] を展開し、ミラーリング監視サーバーを追加または置き換えるセッションのプリンシパル データベースを選択します。
データベースを右クリックして [タスク] をポイントし、[ミラー] をクリックします。 [データベースのプロパティ] ダイアログ ボックスの [ミラーリング] ページが開きます。
[セキュリティの構成] をクリックします。
[データベース ミラーリング セキュリティ構成ウィザード] 開始ページが表示されたら、[次へ] をクリックします。
[ミラーリング監視サーバーを含める] ページで [はい] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[構成するサーバーを選択する] ページでは、[ミラーリング監視サーバー インスタンス] チェック ボックスが自動的にオンになっています。 [次へ] をクリックします。
[プリンシパル サーバー インスタンス] ページで、既定で設定されているポートとエンドポイントをそのままにしておきます。 [次へ] をクリックします。
[ミラーリング監視サーバー インスタンス] ページで、[接続] をクリックします。
[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスの [サーバー名] フィールドでミラーリング監視サーバー インスタンスを指定し、既定の Windows 認証を使用します。 [接続] をクリックします。
接続が確立されると、ミラーリング監視サーバー インスタンスのリスナー ポートとデータベース ミラーリング エンドポイントが [ミラーリング監視サーバー インスタンス] ページに表示されます。 [次へ] をクリックします。
[サービス アカウント] ページには、プリンシパル サーバー インスタンス、ミラー サーバー インスタンス、およびミラーリング監視サーバー インスタンスのドメイン サービス アカウントの各フィールドがあります。
すべてのサーバー インスタンスで同じサービス アカウントを使用する場合は、これらのフィールドを空白のままにします。
ミラーリング監視サーバー インスタンスで、どちらかのパートナーと異なるサービス アカウントを使用する場合は、[プリンシパル]、[ミラー]、および [ミラーリング監視] の各フィールドに、次のようにしてアカウント名を指定します。
DOMAINNAME**\**username
ドメイン名は大文字にする必要があります。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] 概要ページで必要に応じてミラーリング監視サーバーの構成を確認し、[完了] をクリックします。
完了時に、ウィザードによって [データベースのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスの [ミラーリング監視] フィールドには、ミラーリング監視サーバーのサーバー ネットワーク アドレスが表示されます。 また、ミラーリング監視サーバーに必要な [自動フェールオーバーを伴う高い安全性 (同期)] が自動的に選択されます。
ミラーリング監視サーバーを有効にし、自動フェールオーバーを伴う高い安全性モードにセッションを変更するには、[OK] をクリックします。
関連項目
タスク
Windows 認証を使用してデータベース ミラーリング セッションを確立する (SQL Server Management Studio)