IAsynchronousNotifyingChangeApplierTarget::SaveKnowledge
現在のスコープに関するナレッジを保存します。
HRESULT SaveKnowledge(
ISyncKnowledge * pSyncKnowledge,
IForgottenKnowledge * pForgottenKnowledge);
パラメータ
- pSyncKnowledge
[in] 保存する更新されたナレッジです。
- pForgottenKnowledge
[in] 保存する忘れられたナレッジです。このパラメータが NULL の場合、忘れられた既存ナレッジは変更されず、置き換える必要はありません。
戻り値
S_OK
プロバイダが決定したエラー コード
解説
pSyncKnowledge は、スコープの既存ナレッジを置き換える必要があります。pForgottenKnowledge が NULL でない場合は、スコープの忘れられたナレッジも pForgottenKnowledge で置き換える必要があります。それ以外の場合は、忘れられた既存ナレッジを保持する必要があります。Sync Framework は、変更バッチのすべての変更が処理された後、各変更バッチでこのメソッドを 1 回呼び出します。
SaveKnowledge を呼び出したら、プロバイダは次のいずれかの操作を実行する必要があります。
メソッドから成功コードを返し、IAsynchronousNotifyingChangeApplierTargetCallback::SaveKnowledgeComplete を呼び出して非同期処理が正常に完了したことを報告します。
メソッドから成功コードを返し、IAsynchronousNotifyingChangeApplierTargetCallback::OnError を呼び出して、非同期処理中にエラーが発生したことを報告します。
メソッドからエラー コードを返します。この場合、IAsynchronousNotifyingChangeApplierTargetCallback のメソッドを呼び出すことはできません。
参照
リファレンス
IAsynchronousNotifyingChangeApplierTarget インターフェイス
IAsynchronousNotifyingChangeApplierTargetCallback インターフェイス