IForgottenKnowledge インターフェイス
廃棄標識のクリーンアップのために忘れられたナレッジを表します。
interface IForgottenKnowledge : ISyncKnowledge
メンバ
IForgottenKnowledge メソッド | 説明 |
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忘れられたナレッジを更新して、指定されたバージョン以下のすべてのバージョンが忘れられ、それに対応する廃棄標識が削除された可能性があることを反映します。 |
解説
忘れられたナレッジは、クリーンアップされた廃棄標識の最大のバージョンを追跡します。項目が項目ストアから削除されると、その項目のメタデータは保持されますが、項目には削除のマークが付けられます。削除された項目のメタデータは、廃棄標識と呼ばれます。廃棄標識は、定期的にクリーンアップする必要があります。クリーンアップしないと、最終的に項目ストアの領域を過度に消費することになります。廃棄標識がメタデータから削除されたら、忘れられたナレッジを更新して、削除された廃棄標識のバージョンを格納する必要があります。忘れられたナレッジには、メタデータが 1 つでも削除された項目がすべて含まれることに注意してください。したがって、忘れられたナレッジには、メタデータにアクティブなエントリが残っている項目も含まれている可能性があります。
Sync Framework は、忘れられたナレッジを使用して、古くなった同期先を検出します。詳細については、「廃棄標識の管理」および「古くなったレプリカの復旧」を参照してください。
新しい IForgottenKnowledge オブジェクトを取得するには、まず CLSID_SyncServices と IID_IProviderSyncService を CoCreateInstance 関数に渡して、IProviderSyncServices オブジェクトを作成します。次に、IProviderSyncServices::CreateForgottenKnowledge を使用して、ナレッジ オブジェクトを作成します。
必要条件
ヘッダー : Synchronization.h