IChangeConflict::SetResolveActionForChange

競合に対して競合解決アクションを設定します。

HRESULT SetResolveActionForChange(
  SYNC_RESOLVE_ACTION resolveAction);

パラメーター

  • resolveAction
    [in] 競合に対する競合解決アクションです。

戻り値

  • S_OK

  • E_POINTER

  • SYNC_E_INTERNAL_ERROR (競合が存在しない場合)

解説

ISyncCallback::OnConflict のイベント ハンドラーでこのアクションを設定すると、イベント ハンドラーによって変更適用元で競合を処理する方法が指定されます。

変更単位がある項目での削除 (同期先) および更新 (同期元) の競合に対して SRA_ACCEPT_SOURCE_PROVIDER を指定すると、部分的な項目の復元を回避するために ISynchronousNotifyingChangeApplier オブジェクトによってアクションが SRA_DEFER に変換されます。

項目での更新 (同期先) および削除 (同期元) の競合に対して SRA_TRANSFER_AND_DEFER を指定し、同期元レプリカによって項目の廃棄標識がクリーンアップされた場合、変更のバージョンがない競合の格納を回避するために ISynchronousNotifyingChangeApplier オブジェクトによってアクションが SRA_DEFER に変換されます。

参照

リファレンス

IChangeConflict インターフェイス
SYNC_RESOLVE_ACTION 列挙体