IFileSyncProviderCallback::OnDetectFileSkipped

変更の検出時にファイルまたはフォルダーが分析されない場合に発生します。

HRESULT OnDetectFileSkipped(
  LPCWSTR pcszSourceFilePath,
  DWORD dwReason,
  HRESULT hrErrorCode);

パラメーター

  • pcszSourceFilePath
    [in, string] 変更の検出時に分析できなかったファイルのパスです。パスは、ルート ディレクトリに対する相対パスです。
  • dwReason
    [in] 変更の検出時にファイルを分析できなかった理由です。この値は、FILESYNC_SKIP_REASON 列挙から取得します。
  • hrErrorCode
    [in] ファイルの分析の試行時に返されたエラーです。通常、このパラメーターに含まれているエラーはファイル システムによって返され、ファイルへの読み取りアクセス権を取得できないなどの問題が変更の分析時に発生したことを示します。

戻り値

  • S_OK

解説

このイベントは、変更の検出時に分析されないファイルまたはフォルダーについて、それぞれ 1 回発生します。

OnDetectFileSkipped からエラーが返された場合、Sync Framework は現在の変更バッチの処理を停止し、変更の検出を開始したメソッドからエラーを返します。

参照

リファレンス

IFileSyncProviderCallback インターフェイス
FILESYNC_SKIP_REASON 列挙体