IFileSyncProviderCallback::OnFileCopyProgress

定期的に発生し、ファイルがコピーされている間、進行状況が表示されます。

HRESULT OnFileCopyProgress(
  LPCWSTR pcszNewFilePath, 
  DWORD dwPercentCopied);

パラメーター

  • pcszNewFilePath
    [in, string] コピーされているファイルのパスです。パスは、ルート ディレクトリに対する相対パスです。
  • dwPercentCopied
    [in] コピー操作の進行状況です。値はパーセンテージで表されます。

戻り値

  • S_OK

解説

このイベントは、ファイルに書き込みが行われ、512 KB のブロックに達するたびに発生します。

ファイルが 512 KB よりも小さい場合、イベントは生成されません。

このイベントは、ファイルのコピー処理の完了を示すために発生するわけではありません。代わりに、ファイルがコピーされた後には IFileSyncProviderCallback::OnChangeApplied イベントが発生します。

変更の種類が FILESYNC_CHANGE_TYPE_RENAME の場合、pcszNewFilePath には、名前が変更された後の更新されたファイル パスが格納されます。

OnFileCopyProgress からエラーが返された場合、Sync Framework は現在の変更バッチの処理を停止し、IFileSyncProviderProcessChangeBatch メソッドからエラーを返します。

参照

リファレンス

IFileSyncProviderCallback インターフェイス