ISynchronousNotifyingChangeApplierTarget::GetDestinationVersion

  • [アーティクル]

同期先レプリカに格納されている項目のバージョンを取得します。

HRESULT GetDestinationVersion(
  ISyncChange * pSourceChange,
  ISyncChange ** ppDestinationVersion);

パラメーター

  • pSourceChange
    [in] 同期元プロバイダーから送信される項目変更です。
  • ppDestinationVersion
    [out] 同期先レプリカの項目のバージョンを含む項目変更を返します。

戻り値

  • S_OK

  • プロバイダーが決定したエラー コード

解説

このメソッドは、同期先のバージョンが ISynchronousNotifyingChangeApplier::ApplyChanges メソッドに渡されない場合に ISynchronousNotifyingChangeApplier オブジェクトによって呼び出されます。GetDestinationVersion は、変更適用元に送信される変更バッチ内の変更ごとに 1 回呼び出されます。

このメソッドは省略可能で、E_NOTIMPL を返す可能性があります。ただし、プロバイダーが制約の競合を報告する場合、または同期コミュニティ内の他のプロバイダーがマージによって制約の競合を解決する場合を除きます。どちらの場合も、このメソッドを実装する必要があります。

参照

リファレンス

ISynchronousNotifyingChangeApplierTarget インターフェイス