ISimpleSyncProvider::DeleteItem
項目を同期先のストアから削除するために、Sync Framework ランタイムによって呼び出されます。
HRESULT DeleteItem(
const ITEM_FIELDS *pKeyAndExpectedVersionInfo,
IRecoverableErrorCallback *pRecoverableErrorCallback,
BOOL *pfCommitKnowledgeAfterThisItem);
パラメーター
pKeyAndExpectedVersionInfo
[in] 削除する項目のキー プロパティと予想されるバージョン プロパティです。プロバイダーは、オプティミスティック同時実行制御チェックを実行して、同期先の項目のバージョンが pKeyAndExpectedVersionInfo の値に対応していることを確認する必要があります。このチェックが失敗した場合、プロバイダーは復旧可能なエラーを報告します。
- pRecoverableErrorCallback
[in] 項目の削除時に復旧可能なエラーが発生した場合に呼び出すことができるメソッドを含む IRecoverableErrorCallback オブジェクトです。
- pfCommitKnowledgeAfterThisItem
[out] 指定した項目に関する処理の完了後に Sync Framework ランタイムによってナレッジをメタデータ ストアにコミットする必要があるかどうかを返します。
戻り値
- S_OK