MemoryConflictLog クラス

メモリに存在する競合ログを表します。

名前空間: Microsoft.Synchronization
アセンブリ: Microsoft.Synchronization (microsoft.synchronization.dll 内)

構文

'宣言
Public Class MemoryConflictLog
    Implements IConflictLogAccess, IConflictLogWriter
'使用
Dim instance As MemoryConflictLog
public class MemoryConflictLog : IConflictLogAccess, IConflictLogWriter
public ref class MemoryConflictLog : IConflictLogAccess, IConflictLogWriter
public class MemoryConflictLog implements IConflictLogAccess, IConflictLogWriter
public class MemoryConflictLog implements IConflictLogAccess, IConflictLogWriter

解説

MemoryConflictLog クラスは、独自の競合ログが実装されていない同期先プロバイダー、または、同期中のメモリ内ログの処理速度を速める必要がある同期先プロバイダーのための IConflictLogAccess インターフェイスを実装します。

プロバイダーに競合ログが実装されていない場合、MemoryConflictLog という形式のコンストラクターを使用する必要があります。

独自の競合ログを実装しているプロバイダーが、同期中にメモリ内の競合ログを使用する場合、プロバイダーの競合ログにアクセスするには、IConflictLogAccess オブジェクトを MemoryConflictLog に指定します。メモリ内の競合ログによって、IConflictLogAccess メソッド呼び出しがプロバイダーの競合ログに連結され、変更適用元からプロバイダーの競合ログ内で競合を検出し、削除できるようになります。

プロバイダーに独自の競合ログが実装されている場合、MemoryConflictLogIConflictLogWriter オブジェクトを指定し、同期完了後に Persist を呼び出すことによって、新しい競合をすべて永続的な競合ログに保存することができます。

継承階層

System.Object
  Microsoft.Synchronization.MemoryConflictLog

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared ) メンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

リファレンス

MemoryConflictLog メンバー
Microsoft.Synchronization 名前空間