ReplicaMetadata.ProviderVersion プロパティ
派生クラスでオーバーライドされると、このメタデータに作用するプロバイダーのバージョンを取得または設定します。
名前空間: Microsoft.Synchronization.MetadataStorage
アセンブリ: Microsoft.Synchronization.MetadataStorage (microsoft.synchronization.metadatastorage.dll 内)
構文
'宣言
Public MustOverride Property ProviderVersion As UInteger
'使用
Dim instance As ReplicaMetadata
Dim value As UInteger
value = instance.ProviderVersion
instance.ProviderVersion = value
public abstract uint ProviderVersion { get; set; }
public:
virtual property unsigned int ProviderVersion {
unsigned int get () abstract;
void set (unsigned int value) abstract;
}
/** @property */
public abstract UInt32 get_ProviderVersion ()
/** @property */
public abstract void set_ProviderVersion (UInt32 value)
public abstract function get ProviderVersion () : uint
public abstract function set ProviderVersion (value : uint)
プロパティ値
このメタデータに作用するプロバイダーのバージョンです。
解説
プロバイダーのバージョンは、他のバージョンのプロバイダーとの互換性をネゴシエートするために使用します。以下のシナリオについて考えてみます。
v1、v2、および v3 という 3 つのプロバイダー バージョンがあります。
v2 では、プロバイダーのカスタム スキーマに対して互換性のない変更が加えられました。
v2 と v3 は互換性があります。
v3 のプロバイダーでは、v2 の値を ProviderVersion に指定できます。v2 または v3 のプロバイダーは、次に ProviderVersion を使用してメタデータに作用するのに必要なプロバイダー バージョンを確認できます。この値はメタデータ ストアの正規の形式の一部としてシリアル化されるため、DeserializeReplicaMetadata の expectedProviderCompatibilityVersion パラメーターに値 v2 を指定することで、メタデータを逆シリアル化するときにプロバイダー バージョンを確認することもできます。v1 のプロバイダーでは値 v1 が予想されるため、仕様上、逆シリアル化は失敗します。これは、このメタデータが v1 とは互換性がないためです。
同じプロバイダーの他のバージョンとの互換性レベルを最大限に確保するには、できるだけ最小バージョンを使用します。
参照
リファレンス
ReplicaMetadata クラス
ReplicaMetadata メンバー
Microsoft.Synchronization.MetadataStorage 名前空間