IProviderSyncServices2::CreateSyncChangeForMergeTombstone

  • [アーティクル]

マージ廃棄標識を表す ISyncChange オブジェクトまたは ISyncChangeBuilder オブジェクトを作成します。

HRESULT CreateSyncChangeForMergeTombstone(
  const BYTE * pbOwnerReplicaId, 
  const BYTE * pbItemId, 
  const BYTE * pbWinnerItemId,
  const SYNC_VERSION * pChangeVersion,
  const SYNC_VERSION * pCreationVersion, 
  REFIID riid,
  void ** ppUnknown);

パラメーター

  • pbOwnerReplicaId
    [in] この変更が発生したレプリカの ID です。
  • pbItemId
    [in] マージが行われる前の項目の ID です。これは優先されない ID とも呼ばれます。
  • pbWinnerItemId
    [in] マージが行われた後の項目の ID です。これは優先される ID とも呼ばれます。
  • pChangeVersion
    [in] 変更のバージョンです。
  • pCreationVersion
    [in] pbItemId で指定された項目の作成バージョンです。

  • riid
    [in] 作成するオブジェクトの IID です。有効な値は以下のとおりです。

    • IID_ISyncChange

    • IID_ISyncChangeBuilder

  • ppUnknown
    [out, iid_is(riid)] 新しく作成されたオブジェクトを返します。

戻り値

  • S_OK

  • E_INVALIDARG: riid が IID_ISyncChange または IID_ISyncChangeBuilder でない場合

  • E_OUTOFMEMORY

  • E_POINTER

  • SYNC_E_INVALID_OPERATION: このオブジェクトが初期化されていない場合

解説

マージ廃棄標識は、別の項目 ID と競合している項目が、優先される項目 ID によって識別された 1 つの項目にマージされたことを示すために使用されます。マージ廃棄標識は、優先されない項目 ID が優先される項目 ID と同じ項目を参照していることを示します。詳細については、「制約の競合の検出および解決」を参照してください。

参照

リファレンス

IProviderSyncServices2 インターフェイス