FILESYNC_SKIP_REASON 列挙体

変更の検出時または適用時にファイルがスキップされた理由を表します。

構文

typedef enum
{
    FILESYNC_SKIP_REASON_UNKNOWN_ERROR = 0,
    FILESYNC_SKIP_REASON_APPLICATION_REQUEST = 1,
    FILESYNC_SKIP_REASON_SOURCE_CONCURRENCY_CHECK = 2,
    FILESYNC_SKIP_REASON_DESTINATION_CONCURRENCY_CHECK = 3,
    FILESYNC_SKIP_REASON_SOURCE_READ_ERROR = 4,
    FILESYNC_SKIP_REASON_DESTINATION_WRITE_ERROR = 5,
        FILESYNC_SKIP_REASON_FILE_TYPE_NOT_SUPPORTED = 6,
        FILESYNC_SKIP_REASON_CONFLICT_LOSER_FILE_WRITE_ERROR = 7
} FILESYNC_SKIP_REASON;

メンバー

  • FILESYNC_SKIP_REASON_UNKNOWN_ERROR
    スキップの理由が不明です。

  • FILESYNC_SKIP_REASON_APPLICATION_REQUEST
    アプリケーションによりスキップが要求されました。アプリケーションがその IFileSyncProviderCallback::OnApplyingChange イベント ハンドラーで pfSkipChange パラメーターを TRUE に設定すると、このイベントが発生します。

  • FILESYNC_SKIP_REASON_SOURCE_CONCURRENCY_CHECK
    変更が検出された後、同期元ファイルが変更されました。

  • FILESYNC_SKIP_REASON_DESTINATION_CONCURRENCY_CHECK
    変更が検出された後、同期先ファイルが変更されました。

  • FILESYNC_SKIP_REASON_SOURCE_READ_ERROR
    ファイルを読み取れませんでした。

  • FILESYNC_SKIP_REASON_DESTINATION_WRITE_ERROR
    ファイルに書き込めませんでした。

  • FILESYNC_SKIP_REASON_FILE_TYPE_NOT_SUPPORTED
    ファイルの種類がサポートされていません。

  • FILESYNC_SKIP_REASON_CONFLICT_LOSER_FILE_WRITE_ERROR
    競合で優先されなかったファイルに書き込めませんでした。

説明

FILESYNC_SKIP_REASON 列挙は、IFileSyncProviderCallback::OnChangeSkipped イベントおよび IFileSyncProviderCallback::OnDetectFileSkipped イベントで使用されます。

要件

ヘッダー: Filesyncprovider.h

関連項目

その他の技術情報

Sync Framework のファイル同期コンポーネント