FileSyncOptions 列挙体
ファイル同期プロバイダーの動作を構成するオプションを提供します。
この列挙体には、メンバー値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。
名前空間: Microsoft.Synchronization.Files
アセンブリ: Microsoft.Synchronization.Files (Microsoft.Synchronization.Files.dll 内)
構文
'宣言
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration FileSyncOptions
'使用
Dim instance As FileSyncOptions
[FlagsAttribute]
public enum FileSyncOptions
[FlagsAttribute]
public enum class FileSyncOptions
[<FlagsAttribute>]
type FileSyncOptions
public enum FileSyncOptions
メンバー
| メンバー名 | 説明 | |
|---|---|---|
| None | この値が設定されている場合は、プロバイダーで既定の構成オプションが使用されます。他のフラグを設定した場合、この設定はオーバーライドされます。これは既定の設定です。 | |
| CompareFileStreams | この値が設定されている場合、プロバイダーは、ファイル ストリーム全体のコンテンツに基づいた各ファイルのハッシュ値を計算し、この値を使用して、変更の検出時にファイルを比較します。このオプションは負担が大きく、同期には時間がかかりますが、変更の検出が確実になります。この値が設定されていない場合は、変更回数、ファイル サイズ、ファイル名、およびファイル属性を比較するアルゴリズムが使用され、ファイルが変更されたかどうかを判別します。 | |
| RecycleDeletedFiles | この値が設定されている場合は、変更の適用時に削除されたファイルが、プロバイダーによってごみ箱に移動されます。この値が設定されていない場合、ファイルは完全に削除されます。 | |
| RecyclePreviousFileOnUpdates | この値が設定されている場合は、変更の適用時に上書きされたファイルが、プロバイダーによってごみ箱に移動されます。この値が設定されていない場合は、代わりにファイルが上書きされ、古いファイルのデータは失われます。 | |
| RecycleConflictLoserFiles | この値が設定されている場合は、競合で優先されなかったファイルが、プロバイダーによってごみ箱に移動されます。この値が設定されていない場合は、このファイルが、プロバイダーによって指定された場所に移動されます。また、場所が指定されていない場合は、ファイルが完全に削除されます。 | |
| ExplicitDetectChanges | この値が設定されている場合は、DetectChanges が呼び出された場合にのみ、プロバイダーで変更の検出が実行されます。この値が設定されていない場合、プロバイダーの GetChangeBatch または ProcessChangeBatch メソッドの最初の呼び出し時に、変更の検出が暗黙的に実行されます。 |
説明
この列挙体には、メンバー値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。
これらのオプションの組み合わせが含まれている値を #ctor()()()() に渡し、ファイル同期プロバイダーで同期プロセスのさまざまな部分を処理する方法を構成できます。