DbSyncConflict クラス

同期の競合を行レベルで表します。

名前空間:  Microsoft.Synchronization.Data
アセンブリ:  Microsoft.Synchronization.Data (Microsoft.Synchronization.Data.dll 内)

構文

'宣言
<SerializableAttribute> _
Public Class DbSyncConflict
'使用
Dim instance As DbSyncConflict
[SerializableAttribute]
public class DbSyncConflict
[SerializableAttribute]
public ref class DbSyncConflict
[<SerializableAttribute>]
type DbSyncConflict =  class end
public class DbSyncConflict

説明

Sync Framework では、競合とエラーが行レベルで検出されます。行は、同期中に複数のノードで変更された場合に競合します。同期中に発生するエラーでは、通常、主キーの重複などの制約違反が原因として挙げられます。 アプリケーションは、可能な限り競合を回避するようにデザインする必要があります。これは、競合検出と解決により、複雑さが増し、処理とネットワーク トラフィックが増加するためです。 

同期中に行を適用できない場合は、通常、エラーまたはデータの競合が発生したことがその原因です。どちらの場合も、ApplyChangeFailed イベントが発生します。競合とエラーの解決は、このイベントに応答して処理する必要があります。

競合の処理方法の例については、「方法: データベースでの同期中に発生するデータ競合およびエラーを処理する (SQL Server)」を参照してください。

継承階層

System. . :: . .Object
  Microsoft.Synchronization.Data..::..DbSyncConflict

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはスレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

参照

参照

DbSyncConflict メンバー

Microsoft.Synchronization.Data 名前空間