簡易プロバイダーのエラー コード
ここでは、簡易プロバイダーに関して Sync Framework によって定義される新しいエラー コードについて説明します。Sync Framework では、標準の IErrorInfo メカニズムを使用して、エラーの説明および失敗の原因が報告されます。
説明
エラー コード |
説明 |
SYNC_E_PFX_NO_ITEM_SCHEMA_DEFINED |
簡易プロバイダーに定義済みの項目スキーマがありません。 |
SYNC_E_PFX_CHANGE_DETECTION_FAILED |
簡易プロバイダーの変更検出が失敗しました。 |
SYNC_E_PFX_NEW_ITEM_MUST_CONTAIN_ALL_FIELDS |
簡易プロバイダーでは、レポートされる新しい項目にすべてのフィールドが含まれている必要があります。 |
SYNC_E_PFX_OPTIMISTIC_CONCURRENCY_VIOLATION |
簡易プロバイダーによってオプティミスティック同時実行違反が検出されました。 |
SYNC_E_PFX_PROVIDERS_HAVE_NO_COMMON_CHANGE_UNITS |
同期されているプロバイダーに共通の変更単位は、簡易プロバイダーによって検出されませんでした。 |
SYNC_E_PFX_CHANGE_UNIT_NOT_RECOGNIZED |
簡易プロバイダーによって、この変更単位 ID はこのレプリカでは認識されないと判断されました。 |
SYNC_E_PFX_DUPLICATE_ITEM_FOUND_IN_METADATA_STORE |
簡易プロバイダーによって、現在の項目と同じ識別フィールドを持つ項目がメタデータ ストア内で検出されました。 |
SYNC_E_PFX_INVALID_OPERATION |
オブジェクトの現在の状態に起因する理由から、簡易プロバイダーでは、この無効な操作はサポートされていません。 |
SYNC_E_PFX_MUST_FAIL_ENTIRE_ITEM |
簡易プロバイダーでは、回復可能なエラーをこのコンテキストの変更単位レベルではなく、項目レベルでのみ記録する必要があります。 |
SYNC_E_PFX_ITEM_NOT_FOUND_IN_METADATA_STORE |
メタデータ ストア内の指定された識別フィールドの項目は、簡易プロバイダーによって検出されませんでした。 |
SYNC_E_PFX_CHANGE_DEFERRED_BY_PROVIDER |
この変更は、プロバイダーによってスキップされました。 |
SYNC_E_PFX_PROVIDER_DOES_NOT_SUPPORT_MERGE_CHANGE_DEFERRED |
この変更は、プロバイダーがカスタムの同時実行の競合解決をサポートしていないため、保留されました。 |
SYNC_E_PFX_METADATA_STORE_VERSION2_REQUIRED |
簡易プロバイダーには、バージョン 2.0 以降のメタデータ ストア コンポーネントが必要です。 |
SYNC_E_PFX_CHANGE_DEFERRED_OPTIMISTIC_CONCURRENCY_VIOLATION |
この変更は、同期中に項目がローカルに変更されたため、保留されました。 |
SYNC_E_PFX_CUSTOM_ID_FORMAT_WITH_NO_ID_GENERATOR |
プロバイダーは、非標準の ID 形式用に、カスタム ID ジェネレーター インターフェイスを実装する必要があります。 |
SYNC_E_PFX_CHANGE_DELAYED_BY_PROVIDER |
この変更は、プロバイダーによって遅延されました。このセッションの最後に再度処理されます。 |
SYNC_E_PFX_FRAMEWORK_VERSION_MISMATCH |
メタデータ ストアが、このコンピューターにインストールされている同期コンポーネントよりも新しいコンポーネントによって更新されているため、開くことができません。 |
SYNC_E_PFX_PROVIDER_VERSION_MISMATCH |
プロバイダーのバージョンが、メタデータ ストアに保存されているバージョンと一致しません。 |
必要条件
ヘッダー: ProviderFrameworkErrors.h