ISyncSessionState2::SetProviderWithError

同期が失敗する原因となったプロバイダーを示します。

構文

HRESULT SetProviderWithError(
  BOOL fSelf);

パラメーター

  • fSelf
    [in] このメソッドを呼び出すプロバイダーがエラーの原因となるプロバイダーの場合は TRUE です。それ以外の場合は FALSE です。

戻り値

  • S_OK

  • SYNC_E_INVALID_OPERATION (同期セッションが存在しない場合)

説明

同期先プロバイダーは、ISyncSessionState2::SetProviderWithError を使用することで、IKnowledgeSyncProvider::ProcessChangeBatch メソッドの処理中に同期が失敗する原因となったプロバイダーを示します。ISyncSessionState2::SetProviderWithError は、失敗の原因となったプロバイダーの ISyncProvider インターフェイスをアプリケーションで取得するために使用されます。その後、アプリケーションでは、プロバイダーで実装されている他のインターフェイスにクエリを実行して、エラーを処理するメソッドを呼び出します。

関連項目

その他の技術情報

ISyncSessionState2 インターフェイス