Operations Manager のエージェントレス監視

System Center 2012 – Operations Manager では、別のコンピューターにインストールされたプロキシ エージェントを使用して、エージェントがインストールされていないコンピューターのパフォーマンス データと可用性データを収集できます。 コンピューターにエージェントをインストールすることが不可能または不適切な場合は、エージェントレス監視を使用します。

エージェントレスで管理されたコンピューターは、Operations コンソールを使用して検出される Windows ベースのコンピューターです。 ユーザーは、管理サーバーまたはエージェントで管理されたコンピューターを割り当てて、コンピューターにリモート (プロキシ) エージェント機能を提供します。

エージェントレスで管理されたコンピューターは、エージェントがインストールされている場合と同様に管理されます。 管理パックによっては、エージェントレス モードで動作しないものがあります。 詳細については、実行している管理パックのドキュメントを参照してください。

重要
エージェントレスで管理されたコンピューターとそのプロキシがファイアウォール経由で通信する場合、コンピューターのエージェントレス管理は機能しません。 管理サーバーは、エージェントレスで管理されたコンピューター上のイベントや発行元の説明は収集しますが、プロキシ エージェント上ではそのような収集を行いません。

エージェントで管理されたコンピューターをエージェントレスで管理されたコンピューターのプロキシとして構成する方法の詳細については、「エージェントレス監視のプロキシを構成する方法」を参照してください。

重要
エージェントレスで管理されたコンピューターでは、エージェントで管理されたコンピューターより大きいリソース要件が管理サーバーに必要となります。

エージェントレスで管理されたコンピューターをエージェントで管理されたコンピューターに変更するには、次の操作を行います。

1. [管理] ワークスペースの [エージェントレスで管理] でコンピューターを右クリックして [削除] をクリックし、エージェントレスで管理されたコンピューターを管理グループから削除します。

2. コンピューターにエージェントを展開します。 詳細については、「検出とエージェントの管理」をご覧ください。