保護エージェントの設定

 

適用対象: System Center 2012 SP1 - Data Protection Manager,System Center 2012 - Data Protection Manager,System Center 2012 R2 Data Protection Manager

データのバックアップ記憶域をセットアップした後は、保護を構成できます。 最初に、DPM で保護する各コンピューターまたはサーバーに DPM 保護エージェント ソフトウェアをインストールします。 コンピューター上で、エージェントは DPM で保護および回復できるデータを識別し、データの変更を追跡し、保護対象のコンピューターから DPM に変更を転送してソース データとレプリカを同期します。

このセクションでは、次の記事を取り上げます。

  1. DPM 保護エージェントのインストール - 次のいずれかの方法を使用できます。

    • 保護するリソースがファイアウォールの内側にない場合は、DPM コンソールからエージェントをインストールする。

    • リソースがファイアウォールの内側にある場合は、手動でエージェントをインストールする。

    • エージェントを RODC にインストールする。

    • サーバー イメージを使用してエージェントをインストールする。

    • System Center Configuration Manager を使用してエージェントをインストールする。

  2. DPM 保護エージェントの接続 - 以下にエージェントをインストールした場合は、コンピューターで実行しているエージェントを DPM サーバーに手動で接続する必要があります。

    • ファイアウォールの内側にあるコンピューターまたはサーバー。

    • 以前にエージェントがインストールされていたコンピューター。

    • ワークグループまたは信頼されていないドメイン内のコンピューターまたはサーバー。

  3. 保護エージェントの更新 - ネットワークに接続されていない場合でも、コンピューター上のエージェントを更新できます。

  4. エージェントに対するファイアウォール例外の構成 - 保護対象のコンピューターまたはサーバーがファイアウォールの内側にある場合は、DPM 保護エージェントに対する例外を作成する必要があります。

次のステップ

DPM 保護エージェントをインストールした後は、保護するサーバー、コンピューター、およびワークロードを含む保護グループを作成できます。 保護グループの計画と作成の詳細については、「保護グループの計画」および「保護グループを構成する」を参照してください。