Configuration Manager で DNS 発行を使用して、管理ポイントを検出するようにクライアント コンピューターを構成する方法

System Center 2012 Configuration Manager のクライアントは、サイトの割り当てを完了しても、実行中のプロセスとして管理対象にとどまるために、管理ポイントを特定する必要があります。 Active Directory ドメイン サービスは、イントラネット上のクライアントが管理ポイントを見つけるのに最も安全な方法を提供します。 しかし、クライアントがこのサービスの場所検索方法を利用できない場合は (たとえば Active Directory スキーマを拡張していない、クライアントがワークグループに所属するなど)、DNS 発行を代替方法として使用します。

管理ポイント用に DNS 発行を使用する前に、イントラネット上の DNS サーバーがそのサイトの管理ポイントについて、サービスの場所のリソース レコード (SRV RR) とそれに対応するホスト (A または AAA) のリソース レコードを持っていることを確認してください。 このサービスの場所リソース レコードは、Configuration Manager で自動的に作成することもできますが、DNS でレコードを作成する DNS 管理者によって手動で作成することもできます。

Configuration Manager クライアントに対するサービスの場所検索方法として DNS 発行を使用することの詳細については、「サービスの場所とクライアントが割り当てられた管理ポイントを特定する方法」トピックの「Configuration Manager の通信の計画」セクションを参照してください。

既定では、クライアントは、クライアントの DNS ドメインで、管理ポイント用の DNS を検索します。 ただし、クライアントのドメインに発行されている管理ポイントが存在しない場合、手動でクライアントに管理ポイントの DNS サフィックスを構成する必要があります。 このクライアントの DNS サフィックスは、クライアントのインストール中、またはインストール後に構成できます。

• クライアントのインストール中に、クライアントに管理ポイントのサフィックスを構成するには、CCMSetup Client.msi プロパティを構成します。

• クライアントのインストール後に、クライアントに管理ポイントのサフィックスを構成するには、コントロールパネルで、[Configuration Manager のプロパティ] を構成します。