Configuration Manager のサポートされている構成
適用対象: System Center 2012 Configuration Manager,System Center 2012 Configuration Manager SP1,System Center 2012 Configuration Manager SP2,System Center 2012 R2 Configuration Manager,System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1
ここでは、ユーザーの環境で Microsoft System Center 2012 Configuration Manager を実装および保守するための要件を示します。
後続の各セクションには、System Center 2012 Configuration Manager でサポートされる製品の一覧が示されています。 これらの製品には、現在の製品ライフサイクル以降にサポートの延長はありません。 現時点ですでにサポート ライフサイクルが終了している製品は、Configuration Manager ではサポートされません。 マイクロソフト サポート ライフサイクルの詳細については、Web サイト「マイクロソフト サポート ライフサイクル」を参照してください。
警告 |
---|
マイクロソフトでは、現在のサービス パックに対する、また場合によっては以前のサービス パックに対するサポートを提供しています。 マイクロソフトのサポート ライフサイクル ポリシーの詳細については、マイクロソフト サポートの「ライフサイクル ポリシー FAQ」Web サイトを参照してください。 |
このドキュメントに示されていない製品は、「System Center Configuration Manager チームのブログ」で発表されているのでない限り、System Center 2012 Configuration Manager ではサポートされません。
Configuration Manager のシステム要件
サイトおよびサイト システムの役割のスケーラビリティ
サイトおよび階層のクライアント サポート数
サイト システムの要件
サイト システムの役割の前提条件
Windows Server 2012 でのサイト システムの役割の前提条件
サイト システムの最小ハードウェア要件
サイト サーバー、データベース サーバー、および SMS プロバイダーのオペレーティング システム要件
一般的なサイト システムの役割のオペレーティング システム要件
特定機能のサイト システムの役割のオペレーティング システム要件
コンピューター クライアントの要件
コンピューター クライアントのハードウェア要件
Configuration Manager クライアントのインストールのオペレーティング システム要件
Configuration Manager クライアントの Embedded オペレーティング システム要件
Mac コンピューターのクライアント要件
Linux および UNIX サーバーのクライアント要件
モバイル デバイスの要件
Configuration Manager で登録されるモバイル デバイス
Microsoft Intune で登録されるモバイル デバイス
Exchange Server コネクタを使用したモバイル デバイスのサポート
モバイル デバイス レガシ クライアント
Configuration Manager コンソールの要件
SQL Server サイト データベースの構成
- SQL Server の要件
機能固有の要件
アプリケーション管理
オペレーティング システムの展開
帯域外管理
リモート コントロール ビューアー
ソフトウェア センターとアプリケーション カタログ
Active Directory ドメインのサポート
Active Directory スキーマ拡張
不整合のある名前空間
単一ラベルのドメイン
Windows 環境
BranchCache のサポート
ワークグループ内のコンピューターのサポート
データ重複除去のサポート
DirectAccess のサポート
デュアル ブート コンピューターのサポート
ユーザーの簡易切り替えのサポート
インターネット プロトコル バージョン 6 のサポート
ネットワーク アドレス変換のサポート
特殊なストレージ技術のサポート
仮想環境のサポート
Configuration Manager のサポートされるアップグレード パス
Configuration Manager のアップグレード
Configuration Manager のインフラストラクチャのアップグレード
サイト データベース サーバーの SQL Server のアップグレード
Configuration Manager のシステム要件
次の各セクションでは、実際の環境で Configuration Manager を導入および保守するために必要なソフトウェア要件とハードウェア要件を示します。
サイトおよびサイト システムの役割のスケーラビリティ
次の表には、各サイトの種類におけるサポートの制限、およびクライアントと直接接続するサイト システムの役割に応じたサポートの制限に関する情報が記載されています。 この情報は、サイト システムに推奨されるハードウェアに基づいています。Configuration Manager のサイトに推奨されるハードウェアについては、「Configuration Manager のハードウェア構成の計画」を参照してください。Configuration Manager のサイトを実行するために最小限必要なハードウェアについては、このトピックの「サイト システムの最小ハードウェア要件」を参照してください。 各サイトまたは階層によってサポートされるクライアントの数については、このトピックの「サイトおよび階層のクライアント サポート数」を参照してください。
サイトまたはサイト システムの役割 |
説明 |
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中央管理サイト |
中央管理サイトでは、最大 25 の子プライマリ サイトをサポートできます。 |
||
プライマリ サイト |
各プライマリ サイトでは、最大 250 のセカンダリ サイトをサポートできます。
1 つのプライマリ サイトでサポート可能なクライアントとデバイスの数については、このトピックの「サイトおよび階層のクライアント サポート数」セクションを参照してください。 |
||
セカンダリ サイト |
Configuration Manager のサイトに推奨されるハードウェアについては、「Configuration Manager のハードウェア構成の計画」を参照してください。 |
||
管理ポイント |
サイトごとの管理ポイント:
1 つの管理ポイントでサポート可能なクライアント数とデバイスの数については、このトピックの「管理ポイントごとのクライアント」セクションを参照してください。 |
||
配布ポイント |
個別のサイトでサポートされる配布ポイントの数は、どのバージョンの Configuration Manager を使用しているかによって異なります。
各プライマリ サイトでは、総計で最大 5,000 個の配布ポイントをサポートします。 この総計には、プライマリ サイトのすべての配布ポイントと、そのプライマリ サイトの子の各セカンダリ サイトに属するすべての配布ポイントが含まれます。 各配布ポイントでは、総計で最大 10,000 個のパッケージとアプリケーションをサポートします。
|
||
ソフトウェアの更新ポイント |
各サイトでサポートされるソフトウェアの更新ポイントの数は、どのバージョンの Configuration Manager を使用しているかによって異なります。
|
||
フォールバック ステータス ポイント |
各フォールバック ステータス ポイントでは、最大 100,000 台のクライアントをサポートできます。 |
||
アプリケーション カタログ Web サイト ポイント |
プライマリ サイトには、複数のアプリケーション カタログ Web サイト ポイントのインスタンスをインストールできます。
|
||
アプリケーション カタログ Web サービス ポイント |
プライマリ サイトには、複数のアプリケーション カタログ Web サービス ポイントのインスタンスをインストールできます。
|
||
システム正常性検証ツール ポイント |
各システム正常性検証ポイントでは、最大 100,000 台のクライアントをサポートできます。 |
サイトおよび階層のクライアント サポート数
次に示す情報を使用して、Configuration Manager のサイトと階層でサポートされるクライアント (デバイス) の数を判断してください。
次の表には、種類の異なるサポート対象デバイスを 3 つのクライアント グループの 1 つにまとめた、論理グループを示します。 これらのクライアント グループは、各種類の Configuration Manager サイトでサポートされるデバイスの数を特定するために、このトピックで参照します。また、Configuration Manager サイトの階層に対する総計のデバイス数としても参照します。
論理グループ |
説明 |
---|---|
クライアント グループ 1 |
このクライアント グループには、Configuration Manager のクライアントを実行するコンピューターが含まれ、Windows Server、Windows クライアント、および Windows Embedded オペレーティング システムが含まれています。 また、Linux および UNIX の Configuration Manager クライアントも含まれます。 詳細については、このトピックの以下のセクションを参照してください。
|
クライアント グループ 2 |
このクライアント グループには、Configuration Manager を使用した Microsoft Intune で管理されるデバイスと、Exchange Server コネクタを使用してサポートされるデバイスが含まれます。 詳細については、このトピックの以下のセクションを参照してください。
|
クライアント グループ 3 |
このクライアント グループには、Configuration Manager で登録されたデバイス、モバイル デバイス レガシ クライアントでサポートされるデバイス、および Mac のクライアントを実行するコンピューターが含まれます。 詳細については、このトピックの以下のセクションを参照してください。
|
階層ごとのクライアント
このセクションには、Configuration Manager の階層でサポートされるクライアント (デバイス) の数に関する情報が記載されています。
次の表では、さまざまな階層の設計および構成ごとにサポートされる最大のデバイス数の一覧を示します。それに続けて、各種の設計に関する詳しい補足説明と、それぞれの設計がサポートする最大のデバイス数を示します。
[!メモ]
Configuration Manager は、Configuration Manager のすべての機能に既定の設定を使用している場合、一覧に示した階層の設計ごとに、それぞれのクライアント グループに示した数のデバイスをサポートします。
階層の設計 |
クライアント グループ 1 |
クライアント グループ 2 |
クライアント グループ 3 |
3 つのクライアント グループをすべてサポートする場合の総計 |
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スタンドアロン プライマリ サイト |
System Center 2012 Configuration Manager SP2 より前:
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System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降:
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SQL Server の Datacenter または Enterprise エディションで作成されたサイト データベースを使用した中央管理サイト |
System Center 2012 R2 Configuration Manager (累積的な更新プログラム 3 より前) :
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System Center 2012 R2 Configuration Manager (累積的な更新プログラム 3 以降) :
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System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降:
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SQL Server の Standard エディションで作成されたサイト データベースを使用した中央管理サイト |
Configuration Manager のすべてのバージョン:
|
|
|
|
1 スタンドアロン プライマリ サイトがクライアント グループ 2 のデバイスのみをサポートする場合は、そのサイトは最大 100,000 台のデバイスをサポートできます。
2Configuration Manager のデプロイで追加のデバイスをサポートするために、ソフトウェアの更新ポイントに WSUS を構成して、サポートされるデバイスの数を増やすこともできます。 詳細については、「ソフトウェアの更新ポイントの容量計画」を参照してください。
スタンドアロン プライマリ:最上位のサイトとしてスタンドアロン プライマリ サイトを含む階層の場合、Configuration Manager はクライアント グループ 1 のデバイスを最大 100,000 台サポートします。System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、この数は 150,000 になります。 クライアント グループ 2 とクライアント グループ 3 からの追加のデバイスもサポートされます。 中央管理サイトとは異なり、プライマリ サイトで使用している SQL Server のエディションは、階層でサポート可能なクライアントの最大数には影響しません。
**中央管理サイト:**最上位のサイトとして中央管理サイトを含む階層の場合、階層でサポート可能なクライアント グループ 1 のクライアントの総数は、中央管理サイトでサイト データベースをホストするために使用している SQL Server のエディションによって異なります。 どのエディションの SQL Server を使用していても、階層でサポートされるクライアント グループ 2 とクライアント グループ 3 からのデバイス数は変化しません。
新しい中央管理サイトをインストールすることで、スタンドアロン プライマリ サイトが階層になるように拡張すると、プライマリ サイトで使用している SQL Server のエディションによって階層でサポートできるデバイス数に課せられる制限がなくなります。 その代わりに、それが新しい中央管理サイトで使用する SQL Server のエディションになり、新しい階層でサポートできるデバイスの最大数が決定されます。
中央管理サイトをインストールする場合、Enterprise または Datacenter エディションの SQL Server を使用すると、その階層では、クライアント グループ 1 のデバイスを総計 400,000 台サポートできるようになります。
累積的な更新プログラム 3 以降を適用している System Center 2012 R2 Configuration Manager を使用すると、この数は 500,000 に増加します。
System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、この数は 600,000 になります。
クライアント グループ 2 とクライアント グループ 3 からの追加のデバイスもサポートされます。 この構成では、それぞれの子プライマリ サイトでサポートできるデバイスの数は、そのプライマリ サイトの構成による制限が維持されます。 詳細については、このトピックの「サイトごとのクライアント」セクションを参照してください。
中央管理サイトをインストールする場合、Standard エディションの SQL Server を使用すると、その階層では、クライアント グループ 1 のデバイスを合計で最大 50,000 台サポートできるようになります。 このデバイスの合計数は、階層内のすべての子プライマリ サイトをまとめたものになります。 この制限は、中央管理サイトで Standard エディションの SQL Server を使用してデータベースを作成したときに、データベースをパーティション分割する方法によるものです。 クライアント グループ 2 とクライアント グループ 3 からの追加のデバイスもサポートされます。 中央管理サイトのインストール後、その中央管理サイトで SQL Server のエディションを Standard から Enterprise または Datacenter エディションにアップグレードしても、データベースが再度パーティション分割されることはなく、50,000 台までのデバイスの制限は課せられたままになります。
サイトごとのクライアント
サイトでサポート可能なクライアント (デバイス) の最大数は、サイトの種類と、どのバージョンの Configuration Manager を使用しているかによって異なります。 デバイスは、プライマリ サイトにのみ割り当て可能ですが、デバイスからの通信はセカンダリ サイトでサポートされます。
サポートされているデバイスの数を簡単に特定するために、デバイスは 3 つの論理的クライアント グループに分割されます。 1 つのサイトがサポートするデバイスが、1 つのクライアント グループに制限されることはありません。 1 つのプライマリ サイトは、3 つのクライアント グループのそれぞれから、個別のデバイス数をサポートできます。 たとえば、Configuration Manager SP1 を実行するスタンドアロン プライマリ サイトでは、クライアント グループ 1 のデバイスを最大 100,000 台、クライアント グループ 2 のデバイスを最大 50,000 台、クライアント グループ 3 のデバイスを最大 25,000 台サポートできるため、合計 175,000 台のデバイスをサポートできることになります。 ただし、Configuration Manager では、あるクライアント グループのデバイス数を別のクライアント グループのデバイス数に置き換えることはサポートしていません。 たとえば、クライアント グループ 1 のデバイスが 100,000 台割り当てられているスタンドアロン プライマリ サイトがあり、クライアント グループ 2 またはクライアント グループ 3 のデバイスは割り当てていないとします。 このシナリオの場合、そのサイトではクライアント グループ 1 の追加のデバイスをサポートすることはできません。これは、そのサイトが追加のクライアント グループの追加のクライアントをサポートしていない場合でも同じです。
次の表に、プライマリ サイトとセカンダリ サイトでサポートされるクライアント グループごとの最大デバイス数を示します。
ヒント |
---|
プライマリ サイトまたはセカンダリ サイトでサポートできるクライアントの最大数は、そのサイトで使用している SQL Server のエディションによる影響は受けません。 ただし、ローカル サイト データベース (サイト サーバーにインストールされたデータベース) を使用する子プライマリ サイトは、クライアント グループ 1 からのクライアント数が 50,000 台に制限されます。 |
サイトの種類 |
Configuration Manager のバージョン |
クライアント グループ 1 |
クライアント グループ 2 |
クライアント グループ 3 |
---|---|---|---|---|
ローカル サイト データベースまたはリモート サイト データベースを使用するスタンドアロン プライマリ サイト
|
System Center 2012 Configuration Manager (サービス パックなし 1) |
100,000 |
50,000 4 |
25,000 |
System Center 2012 Configuration Manager SP1 |
100,000 2 |
50,000 4 |
25,000 |
|
System Center 2012 R2 Configuration Manager |
100,000 2 |
50,000 4 |
25,000 |
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1 |
150,000 2, 6 |
50,000 4 |
25,000 |
|
ローカル サイト データベースを使用する子プライマリ サイト
|
System Center 2012 Configuration Manager (サービス パックなし 1) |
50,000 |
50,000 4 |
25,000 |
System Center 2012 Configuration Manager SP1 |
50,000 2 |
50,000 4 |
25,000 |
|
System Center 2012 R2 Configuration Manager |
50,000 2 |
50,000 4 |
25,000 |
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1 |
50,000 2 |
50,000 4 |
25,000 |
|
リモート サイトのデータベースを使用する子プライマリ サイト
|
System Center 2012 Configuration Manager (サービス パックなし 1) |
100,000 |
50,000 4 |
25,000 |
System Center 2012 Configuration Manager SP1 |
100,000 2、3 |
50,000 4 |
25,000 |
|
System Center 2012 R2 Configuration Manager |
100,000 2、3 |
50,000 4 |
25,000 |
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1 |
100,000 2、3 |
50,000 4 |
25,000 |
|
セカンダリ サイト |
すべてのバージョン1 |
5,000 5 10,000 6 (System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降) |
1 サービス パックなしの System Center 2012 Configuration Manager は、Linux および UNIX (クライアント グループ 1) のクライアントをサポートしていません。また、Mac (クライアント グループ 3) のクライアントもサポートしていません。 さらに、クライアント グループ 2 には、Exchange Server コネクタを使用してサポートされるモバイル デバイスのみが含まれます。 このクライアント グループのその他のデバイスの種類に対するサポートは、System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降で使用できます。
2System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降では、プライマリ サイトで、ファイル ベースの書き込みフィルター (FBWF) を有効にしている Windows Embedded デバイスがサポートされます。 Embedded デバイスの書き込みフィルターが有効にされていないときには、プライマリ サイトでサポート可能な Embedded デバイスの最大数が、そのサイトの許容デバイス数 (50,000 または 100,000) になります。 プライマリ サイトでサポートされるデバイスの合計台数のうち、最大 10,000 台を Windows Embedded デバイスに割り当てることができます。だだし、それらのデバイスはトピック「Configuration Manager でのクライアント展開の概要」のセクション「Configuration Manager クライアントを Windows Embedded デバイスに展開する」に示した例外に対応するように構成されている必要があります。 EWF が有効化されていても、例外に対応するように構成されていない Windows Embedded デバイスは、1 つのプライマリ サイトで 3,000 台しかサポートされません。
3 Standard エディションの SQL Server を使用する中央管理サイトが含まれている階層では、子プライマリ サイトにおけるクライアント グループ 1 からのデバイス数が 50,000 台に制限されます。これは、この階層構成でサポートされるデバイスの最大数が、この台数になるためです。
4 サイトがクライアント グループ 2 のデバイスのみをサポートする場合、そのサイトは最大 100,000 台のデバイスをサポートできます。 この構成では、階層でサポートされるデバイスの合計数は変わりません。
5 各セカンダリ サイトでは、最大 5,000 台のデバイスからの通信をサポートできます。ただし、推奨ハードウェアを装備したセカンダリ サイト サーバーを使用していて、親プライマリ サイトへの高速で信頼性の高いネットワーク接続がある場合に限ります。 この数には、3 つのクライアント グループから任意に組み合わせたデバイス数が含まれます。 セカンダリ サイトでは、そのサイトのハードウェア構成が推奨ハードウェア構成を上回っているときに、さらに多くのデバイスからの通信をサポートできます。
6System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、サイトが最新の推奨ハードウェア要件を満たしていて、その他のサイトとサイト システム サーバーへの高速で信頼性の高いネットワーク接続がある場合、最新の台数のデバイスをサポートできます。
Configuration Manager のサイトに推奨されるハードウェアについては、「Configuration Manager のハードウェア構成の計画」を参照してください。
管理ポイントごとのクライアント
1 つの管理ポイントでサポートされるデバイスの台数は、その管理ポイントが配置されているサイトの種類、および、その管理ポイントを使用する可能性のあるクライアントの種類と数によって異なります。 次に示す詳細が理解しやすくなるように、種類の異なるクライアントを定義する 3 つの論理クライアント グループについて詳しく知っている必要があります。 クライアント グループについては、このトピックの「サイトおよび階層のクライアント サポート数」を参照してください。
サイトの種類 |
クライアント グループ 1 |
クライアント グループ 2 |
クライアント グループ 3 |
---|---|---|---|
プライマリ サイト:
|
たとえば、クライアント グループ 1 のクライアントを最大 100,000 台サポートできるスタンドアロン プライマリ サイトがあり、クライアント グループ 1 のアクティブなクライアントが 100,000 台あるときには、少なくとも 4 つの管理ポイントを用意する必要があります。 さらに多くの管理ポイントを用意することをお勧めします。
| ||
セカンダリ サイト:
|
セカンダリ サイトの管理ポイントでは、セカンダリ サイト サーバーでサポートされている数と常に同じ数のクライアントからの通信がサポートされます。 セカンダリ サイトでサポートされるクライアント数については、このトピックの「サイトごとのクライアント」を参照してください。 |
たとえば、次に示すデバイスをサポートするサイトがあるとします。
Windows クライアントとサーバー オペレーティング システム、Linux、および Windows Embedded デバイスの混合を含む 35,000 台のクライアント (グループ 1)
Mac 用クライアント実行する 15,000 台のデバイス (グループ 3)
モバイル レガシ クライアントを実行する 10,000 台のデバイス (グループ 3)
このデバイスの分布をサポートするために、次の 5 つの管理ポイントを展開します。
グループ 1 の各種デバイスをサポートするための 2 つの管理ポイント
Mac 用クライアントをサポートするためにモバイル デバイスに対応した 2 つの管理ポイント
モバイル デバイス レガシ クライアントを実行するデバイスをサポートするためにモバイル デバイスに対応した 1 つの追加管理
[!メモ]
ほとんどのシナリオで、モバイル デバイス レガシ クライアントまたは Mac クライアントを実行するクライアントによって使用される特定の管理ポイントを制御することはできません。 そのため、デバイスあたりの管理ポイント数に余裕を持たせる、追加のキャパシティを計画に入れることをお勧めします。
サイト システムの要件
各 System Center 2012 Configuration Manager サイト システム サーバーでは、64 ビットのオペレーティング システムを使用する必要があります。 唯一の例外は、配布ポイント サイト システムの役割です。これは、32 ビット版のオペレーティング システムにのみインストール可能です。
サイト システムの制限事項:
サイト システムは、次に示すオペレーティング システムの Server Core インストールではサポートされません。
Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2。
Windows Server 2008 Foundation または Windows Server 2008 R2 Foundation。
Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2。 これには例外があります。System Center 2012 R2 Configuration Manager 以降では、これらのオペレーティング システムが、PXE やマルチキャストのサポートなしに、配布ポイント サイト システムの役割をサポートします。
Windows Server 2012 Foundation または Windows Server 2012 R2 Foundation。
サイト システム サーバーのインストールされると、次の項目の変更がサポートされなくなります。
サイト システム コンピューターが配置されているドメインのドメイン名 (ドメイン名の変更と呼ぶこともあります)
コンピューターのドメイン メンバーシップ
コンピューターの名前
これらのいずれかの変更が必要な場合は、最初にコンピューターからサイト システムの役割を削除して、変更の完了後に役割を再インストールする必要があります。 これがサイト サーバー コンピューターに影響する場合は、サイトをアンインストールして、変更の完了後にサイトを再インストールする必要があります。
サイト システムの役割は、Windows Server クラスターのインスタンスではサポートされません。 唯一の例外は、サイト データベース サーバーです。
重要 |
---|
System Center 2012 Configuration Manager のサービスについては、[スタートアップの種類] や [ログオン方法] の設定の変更はサポートされていません。 そのようにすると、主要なサービスが正しく実行できなくなる可能性があります。 |
次の各セクションでは、System Center 2012 Configuration Manager サイトのハードウェア要件とオペレーティング システム要件、一般的なサイト システムの役割、および特定機能のサイト システムの役割の一覧を示します。
サイト システムの役割の前提条件
次の表は、Windows Server 2012 より前のオペレーティング システムでサポートされるサイト システムの役割ごとに、Configuration Manager が必要とする前提条件を示しています。 Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 のサイト システムの役割に対する前提条件については、「Windows Server 2012 でのサイト システムの役割の前提条件」を参照してください。
重要 |
---|
特に明記していない限り、前提条件は System Center 2012 Configuration Manager のすべてのバージョンに適用されます。 |
サイト データベース サーバーの SQL Server や、ソフトウェア更新ポイントの Windows Server Update Services (WSUS) など、一部の前提条件には、サイト システムの役割が直接必要としていない追加の前提条件が必要になることがあります。
インターネット インフォメーション サービス (IIS) を必要とするサイト システムの役割には、そのサイト システムの役割を実行するコンピューターがサポートするバージョンの IIS を使用してください。 詳細については、このトピックの「一般的なサイト システムの役割のオペレーティング システム要件」および「特定機能のサイト システムの役割のオペレーティング システム要件」セクションを参照してください。
サイト システムの役割 |
.NET Framework バージョン 1 |
Windows Communication Foundation (WCF) アクティブ化 2 |
Web サーバー (IIS) の役割に対応する役割サービス |
追加の前提条件 |
---|---|---|---|---|
サイト サーバー |
次の両方が必要です:
|
該当なし |
該当なし |
Windows の機能:
中央管理サイトまたはプライマリ サイトをインストールするコンピューターには、Configuration Manager をインストールする前に、必要とされるバージョンの Windows AIK または Windows ADK がインストールされている必要があります。 同様に、Configuration Manager サイトをアップグレードする場合は、新しいバージョンの Configuration Manager が必要とするバージョンの Windows ADK をインストールしてから、サイトをアップグレードする必要があります。 この要件の詳細については、このトピックの「オペレーティング システムの展開」を参照してください。 既定では、セカンダリ サイトに管理ポイントと配布ポイントがインストールされます。 そのため、セカンダリ サイトは、それらのサイト システムの役割に対する前提条件を満たしている必要があります。 Configuration Manager はサイト サーバーをインストールするコンピューターごとに、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールします。 インストールするバージョンは、どのバージョンの Configuration Manager を使用しているかによって異なります。
中央管理サイトとプライマリ サイトには、該当する再頒布可能ファイルの x86 および x64 バージョンの両方が必要です。 セカンダリ サイトには x64 バージョンのみが必要です。 |
データベース サーバー |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
このコンピューターには、Configuration Manager がサポートするバージョンの SQL Server をインストールする必要があります。 Configuration Manager サイトのインストール時には、サイト データベースをホストするコンピューターで、リモート レジストリ サービスが有効化されている必要があります。 セカンダリ サイトのインストールの一環として SQL Server Express をインストールする場合は、セカンダリ サイト サーバー コンピューターが SQL Server Express の要件を満たしている必要があります。 |
SMS プロバイダー サーバー |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
SMS プロバイダーのインスタンスをインストールするコンピューターには、SMS プロバイダーをインストールする前に、必要とされるバージョンの Windows AIK または Windows ADK がインストールされている必要があります。 同様に、Configuration Manager サイトをアップグレードする場合は、SMS プロバイダーのインスタンスを実行する各コンピューターに、新しいバージョンの Configuration Manager が必要とするバージョンの Windows ADK をインストールする必要があります。 この要件の詳細については、このトピックの「オペレーティング システムの展開」を参照してください。 |
アプリケーション カタログ Web サービス ポイント |
次の両方が必要です:
|
WCF をアクティブ化するには、次のオプションが必要です:
|
次の追加内容を含む既定の IIS 構成が必要です。
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5% は空けておく必要があります。 このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。 |
アプリケーション カタログ Web サイト ポイント |
次のものが必要です。
|
該当なし |
次の追加内容を含む既定の IIS 構成が必要です。
|
該当なし |
資産インテリジェンス同期ポイント |
次のものが必要です。
|
該当なし |
該当なし |
該当なし |
証明書登録ポイント |
次のものが必要です。
|
WCF をアクティブ化するには、次のオプションが必要です:
|
次の追加内容を含む既定の IIS 構成が必要です。
|
該当なし |
配布ポイント 4 |
該当なし |
該当なし |
既定の IIS 構成を使用することも、カスタム構成を使用することもできます。 カスタムの IIS 構成を使用するには、次に示す IIS のオプションを有効にする必要があります。
カスタムの IIS 構成を使用する場合は、次に示すような不要なオプションを削除できます。
|
Windows の機能:
PXE またはマルチキャストをサポートするには、次に示す Windows の役割をインストールして構成する必要があります。
Configuration Manager は、配布ポイントをホストする各コンピューターに、Microsoft VisualC++ 再頒布可能パッケージをインストールします。 インストールされるバージョンは、コンピューターのプラットフォーム (x86 または x64) と、どのバージョンの Configuration Manager を使用しているかによって異なります。
Configuration Manager SP1 以降では、Windows Azure のクラウド サービスを使用して、配布ポイントをホストできます。 詳細については、「クラウドベースの配布ポイントの計画」の「Configuration Manager のコンテンツ管理の計画」セクションを参照してください。
|
Endpoint Protection ポイント |
次のものが必要です。
|
該当なし |
該当なし |
該当なし |
登録ポイント |
次のものが必要です。
|
WCF をアクティブ化するには、次のオプションが必要です:
|
次の追加内容を含む既定の IIS 構成が必要です。
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5% は空けておく必要があります。 このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。 |
登録プロキシ ポイント |
次のものが必要です。
|
WCF をアクティブ化するには、次のオプションが必要です:
|
次の追加内容を含む既定の IIS 構成が必要です。
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5% は空けておく必要があります。 このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。 |
フォールバック ステータス ポイント |
該当なし |
該当なし |
次の追加内容を含む既定の IIS 構成が必要です。
|
該当なし |
管理ポイント |
System Center 2012 Configuration Manager (サービス パックなし):
System Center 2012 Configuration Manager SP1:
|
該当なし |
既定の IIS 構成を使用することも、カスタム構成を使用することもできます 5。 カスタムの IIS 構成を使用するには、次に示す IIS のオプションを有効にする必要があります。
カスタムの IIS 構成を使用する場合は、次に示すような不要なオプションを削除できます。
|
Windows の機能:
|
帯域外サービス ポイント |
次のものが必要です。
|
WCF をアクティブ化するには、次のオプションが必要です:
|
該当なし |
該当なし |
レポート サービス ポイント |
次のものが必要です。
|
該当なし |
該当なし |
レポート サービス ポイントに少なくとも 1 つのインスタンスを使用する場合は、SQL Server Reporting Services をインストールして構成します。SQL Server Reporting Services に使用するインスタンスは、サイト データベースに使用するインスタンスと同じものにすることができます。さらに、そのインスタンスを別の System Center 製品と共有して使用することもできます。ただし、他の System Center 製品に SQL Server のインスタンスの共有に対する制限がない場合に限ります。 |
ソフトウェアの更新ポイント |
次の両方が必要です:
|
該当なし |
既定の IIS 構成が必要です |
Windows Server Update Services (WSUS) 3.0 SP2 が、このコンピューターにインストールされている必要があります。 詳細については、「ソフトウェアの更新ポイントのインストールの計画」トピックの「Configuration Manager でのソフトウェア更新プログラムの計画」セクションを参照してください。 |
状態移行ポイント |
該当なし |
該当なし |
既定の IIS 構成が必要です |
該当なし |
システム正常性検証ツール ポイント |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
このサイト システムの役割は、NAP 正常性ポリシー サーバーでのみサポートされます。 |
Microsoft Intune コネクタ |
次のものが必要です。
|
該当なし |
該当なし |
該当なし |
1 フル バージョンの Microsoft.NET Framework をインストールしてから、サイト システムの役割をインストールします。 たとえば、「Microsoft .NET Framework 4 (スタンドアロンのインストーラー)」を参照してください。
重要 |
---|
Microsoft .NET Framework 4 Client Profile では、この要件は満たされません。 |
2 WCF のアクティブ化は、サイト システム サーバーの .NET Framework Windows 機能の一部として構成できます。 たとえば、Windows Server 2008 R2 では、機能の追加ウィザードを実行して、追加の機能をサーバーにインストールします。[機能の選択] ページで、[NET Framework 3.5.1 の機能] を展開してから [WCF アクティブ化] を展開します。[HTTP アクティブ化] と [非 HTTP アクティブ化] の両方のチェック ボックスをオンにして、これらのオプションを有効にします。
3 .NET Framework バージョン 4.0 のインストール後に、IIS がインストールまたは再構成された場合など、一部のシナリオでは明示的に ASP.NET バージョン 4.0 をインストールする必要があります。 たとえば、.NET Framework バージョン 4.0.30319 を実行する 64 ビット コンピューターで、次のコマンドを実行します。%windir%\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\aspnet_regiis.exe -i -enable
4 サポート対象バージョンの Windows Server 2003 を実行するコンピューターでは、IIS を手動でインストールする必要があります。 さらに、IIS をインストールして、追加の Windows 機能を構成するために、コンピューターは Windows Server 2003 のソース メディアにアクセスできることが必要になる場合もあります。
5 モバイル デバイスのサポートを有効にした各管理ポイントでは、ASP.NET (および自動的に選択されるオプション) に対する追加の IIS 構成が必要になります。 この要件については、インストール環境の適用性に関する「注 3」を確認してください。
Windows Server 2012 でのサイト システムの役割の前提条件
System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降:
次の表に、Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2 に Configuration Manager のサイト システムの役割インストールする際に必要となる前提条件を示します。 Windows Server 2012 より前のサポート対象オペレーティング システムでのサイト システムの役割に対する前提条件については、「サイト システムの役割の前提条件」を参照してください。
サイト データベース サーバーの SQL Server や、ソフトウェア更新ポイントの Windows Server Update Services (WSUS) など、一部の前提条件には、サイト システムの役割が直接必要としていない追加の前提条件が必要になることがあります。
インターネット インフォメーション サービス (IIS) を必要とするサイト システムの役割には、そのサイト システムの役割を実行するコンピューターがサポートするバージョンの IIS を使用してください。 詳細については、このトピックのセクション「一般的なサイト システムの役割のオペレーティング システム要件」と「特定機能のサイト システムの役割のオペレーティング システム要件」を参照してください。
サイト システムの役割 |
Windows Server の役割と機能 |
追加の前提条件 |
---|---|---|
サイト サーバー |
機能:
|
中央管理サイトまたはプライマリ サイトをインストールするコンピューターには、Configuration Manager をインストールする前に、必要とされるバージョンの Windows AIK または Windows ADK がインストールされている必要があります。 同様に、Configuration Manager サイトをアップグレードする場合は、新しいバージョンの Configuration Manager が必要とするバージョンの Windows ADK をインストールしてから、サイトをアップグレードする必要があります。 この要件の詳細については、このトピックの「オペレーティング システムの展開」を参照してください。 既定では、セカンダリ サイトに管理ポイントと配布ポイントがインストールされます。 そのため、セカンダリ サイトは、それらのサイト システムの役割に対する前提条件を満たしている必要があります。 Configuration Manager はサイト サーバーをインストールするコンピューターごとに、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールします。 インストールするバージョンは、どのバージョンの Configuration Manager を使用しているかによって異なります。
中央管理サイトとプライマリ サイトには、該当する再頒布可能ファイルの x86 および x64 バージョンの両方が必要です。 セカンダリ サイトには x64 バージョンのみが必要です。 |
データベース サーバー |
該当なし |
このコンピューターには、Configuration Manager がサポートするバージョンの SQL Server をインストールする必要があります。 Configuration Manager サイトのインストール時には、サイト データベースをホストするコンピューターで、リモート レジストリ サービスが有効化されている必要があります。 セカンダリ サイトのインストールの一環として SQL Server Express をインストールする場合は、セカンダリ サイト サーバー コンピューターが SQL Server Express の要件を満たしている必要があります。 |
SMS プロバイダー サーバー |
該当なし |
SMS プロバイダーのインスタンスをインストールするコンピューターには、SMS プロバイダーをインストールする前に、必要とされるバージョンの Windows AIK または Windows ADK がインストールされている必要があります。 同様に、Configuration Manager サイトをアップグレードする場合は、SMS プロバイダーのインスタンスを実行する各コンピューターに、新しいバージョンの Configuration Manager が必要とするバージョンの Windows ADK をインストールする必要があります。 この要件の詳細については、このトピックの「オペレーティング システムの展開」を参照してください。 |
アプリケーション カタログ Web サービス ポイント |
機能:
IIS の構成:
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5% は空けておく必要があります。 このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。 System Center 2012 Configuration Manager SP2 より前のバージョンでは、HTTP アクティブ化の要件が .NET Framework 3.5 に適用されます。.NET Framework 4.5 ではありません。 |
アプリケーション カタログ Web サイト ポイント |
機能:
IIS の構成:
|
該当なし |
資産インテリジェンス同期ポイント |
機能:
|
該当なし |
証明書登録ポイント |
機能:
IIS の構成:
|
該当なし |
配布ポイント |
機能 1:
IIS の構成:
|
配布ポイントをインストールする前に、Windows Server 2012 には PowerShell 3.0 または 4.0 が必要になります。 PXE またはマルチキャストをサポートするには、次に示す Windows の役割をインストールして構成する必要があります。
Configuration Manager は配布ポイントをホストするコンピューターごとに、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールします。 インストールされるバージョンは、コンピューターのプラットフォーム (x86 または x64) と、どのバージョンの Configuration Manager を使用しているかによって異なります。
Configuration Manager SP1 以降では、Windows Azure のクラウド サービスを使用して、配布ポイントをホストできます。 詳細については、「クラウドベースの配布ポイントの計画」の「Configuration Manager のコンテンツ管理の計画」セクションを参照してください。
|
Endpoint Protection ポイント |
機能:
|
該当なし |
登録ポイント |
機能:
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5% は空けておく必要があります。 このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。 System Center 2012 Configuration Manager SP2 より前のバージョンでは、HTTP アクティブ化の要件が .NET Framework 3.5 に適用されます。.NET Framework 4.5 ではありません。 |
登録プロキシ ポイント |
機能:
IIS の構成:
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5% は空けておく必要があります。 このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。 System Center 2012 Configuration Manager SP2 よりも前のバージョンでは、HTTP アクティブ化の要件はありません。 |
フォールバック ステータス ポイント |
次の追加内容を含む既定の IIS 構成が必要です。 IIS の構成:
|
該当なし |
管理ポイント |
機能:
IIS の構成:
|
該当なし |
帯域外サービス ポイント |
機能:
|
該当なし |
レポート サービス ポイント |
機能:
|
レポート サービス ポイントに少なくとも 1 つのインスタンスを使用する場合は、SQL Server Reporting Services をインストールして構成します。 SQL Server Reporting Services に使用するインスタンスは、サイト データベースに使用するインスタンスと同じものにすることができます。 さらに、そのインスタンスを別の System Center 製品と共有して使用することもできます。ただし、他の System Center 製品に SQL Server のインスタンスの共有に対する制限がない場合に限ります。 |
ソフトウェアの更新ポイント |
機能:
既定の IIS 構成が必要です |
Windows サーバー ロール:
詳細については、「ソフトウェアの更新ポイントのインストールの計画」トピックの「Configuration Manager でのソフトウェア更新プログラムの計画」セクションを参照してください。 |
状態移行ポイント |
既定の IIS 構成が必要です |
該当なし |
システム正常性検証ツール ポイント |
該当なし |
このサイト システムの役割は、NAP 正常性ポリシー サーバーでのみサポートされます。 |
Microsoft Intune コネクタ |
機能:
|
該当なし |
1System Center 2012 Configuration Manager では、配布ポイントに BITS は必要ありません。 配布ポイントのコンピューターに BITS が構成されている場合、BITS を使用するクライアントによるコンテンツのダウンロードを効率化するために、配布ポイントのコンピューターの BITS は使用されません。
サイト システムの最小ハードウェア要件
このセクションには、Configuration Manager のサイト システムに必要とされる最小ハードウェア要件が記載されています。 この要件は、最大 100 台のクライアントが関わる環境で、Configuration Manager のすべての機能をサポートするために十分なものです。 この情報は、テスト環境に適しています。 完全な運用環境で Configuration Manager に推奨されるハードウェアのガイダンスについては、「Configuration Manager のハードウェア構成の計画」を参照してください。
次に示す最小要件は、サイト サーバー コンピューターに使用可能なすべてのサイト システムの役割をインストールしていると、すべてのサイトの種類 (中央管理サイト、プライマリ サイト、セカンダリ サイト) に適用できます。
ハードウェア コンポーネント |
要件 |
---|---|
プロセッサ |
|
RAM |
|
ディスクの空き領域 |
|
サイト サーバー、データベース サーバー、および SMS プロバイダーのオペレーティング システム要件
次の表には、System Center 2012 Configuration Manager のサイト サーバー、データベース サーバー、および SMS プロバイダー サイト システムの役割をサポートできるオペレーティング システムを記載しています。さらに、各オペレーティング システムをサポートする Configuration Manager のバージョンについても、この表に記載されています。
オペレーティング システム |
システム アーキテクチャ |
中央管理サイト |
プライマリ サイト |
セカンダリ サイト 1 |
サイト データベース サーバー 1、2 |
SMS プロバイダー |
---|---|---|---|---|---|---|
Windows Server 2008
|
x64 |
|
|
|
|
|
Windows Server 2008 R2
|
x64 |
|
|
|
|
|
Windows Server 2012
|
x64 |
|
|
|
|
|
Windows Server 2012 R2
|
x64 |
|
|
|
|
|
1 サイト データベース サーバーは、読み取り専用のドメイン コントローラー (RODC) ではサポートされていません。 詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の「You may encounter problems when installing SQL Server on a domain controller (ドメイン コントローラーに SQL Server をインストールすると問題が発生する)」を参照してください。さらに、セカンダリ サイト サーバーは、どのようなドメイン コントローラーでもサポートされません。
2Configuration Manager がサポートする SQL Server のバージョンの詳細については、このトピックの「SQL Server サイト データベースの構成」を参照してください。
3 このオペレーティング システムを System Center 2012 Configuration Manager SP1 のデータベース サーバーとしてサポートするには、System Center 2012 Configuration Manager SP1 の累積的な更新プログラム 3 をインストールする必要があります。 詳細については、「Description of Cumulative Update 3 for System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 (System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 の累積的な更新プログラム 3 の説明)」を参照してください。
[!メモ]
Windows Server 2012 R2 は、Windows アセスメント & デプロイメント キット 8.0 (Windows ADK) をサポートしていません。Configuration Manager SP1 では、Windows ADK はサイト サーバーのコンピューターまたは SMS プロバイダーのインスタンスをホストするコンピューターの前提条件になります。 そのため、Windows Server 2012 R2 は、累積的な更新プログラム 3 がインストールされていたとしても、Configuration Manager SP1 のサイト サーバーとしても、SMS プロバイダーのホストとしてもサポートされません。
一般的なサイト システムの役割のオペレーティング システム要件
次の表に、多機能なサイト システムの役割をサポートできるオペレーティング システムと、各オペレーティング システムをサポートする Configuration Manager のバージョンを記載します。
オペレーティング システム |
システム アーキテクチャ |
配布ポイント 3 |
登録ポイントおよび登録プロキシ ポイント |
フォールバック ステータス ポイント |
管理ポイント |
Microsoft Intune コネクタ |
---|---|---|---|---|---|---|
Windows Vista
|
x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows 7
|
x86、x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows 8
|
x86、x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows 8.1
|
x86、x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows Server 2003
|
x86、x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows Server 2003
|
x86 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows Server 2003 R2
|
x86、x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows Server 2008
|
x86、x64 |
|
|
|
|
|
Windows Server 2008 R2
|
x64 |
|
|
|
|
|
Windows Storage Server 2008 R2
|
x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows Server 2012
|
x64 |
|
|
|
|
|
Windows Server 2012 の Server Core のインストール |
x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
Windows Server 2012 R2
|
x64 |
|
|
|
|
|
Windows Server 2012 R2 の Server Core のインストール |
x64 |
|
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
サポートされていません |
1 このオペレーティング システムの配布ポイントは、PXE ではサポートされません。
2 このオペレーティング システムのバージョンの配布ポイントでは、マルチキャストをサポートしません。
3 その他のサイト システムの役割とは異なり、配布ポイントは、一部の 32 ビットオペレーティング システムでサポートされます。 配布ポイントは、それぞれに要件の異なる、数種類の構成もサポートします。また、サーバーへのインストールだけでなく、クライアント オペレーティング システムへのインストールをサポートする場合もあります。 配布ポイントに使用可能なオプションの詳細については、「System Center 2012 Configuration Manager でのソフトウェアとオペレーティング システムの展開」ガイドの「Configuration Manager のコンテンツ管理の前提条件」を参照してください。
4 このオペレーティング システムのバージョンの配布ポイントは、PXE ではサポートされますが、EFI モードでのクライアント コンピューターのネットワーク ブートはサポートしません。 クライアント コンピューターのレガシ モードでの BIOS ブートまたは EFI ブートはサポートされます。
5 このオペレーティング システムのバージョンの配布ポイントは、x64 UEFI コンピューターの PXE ブートではサポートされますが、IA32 UEFI コンピューターの PXE ブートはサポートしません。
6 このオペレーティング システムのバージョンの配布ポイントは、x64 および IA32 UEFI コンピューターの両方の PXE ブートでサポートされます。
7 このオペレーティング システムを System Center 2012 Configuration Manager SP1 のサイト システム サーバーとしてサポートするには、System Center 2012 Configuration Manager SP1 の累積的な更新プログラム 3 をインストールする必要があります。 詳細については、「Description of Cumulative Update 3 for System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 (System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 の累積的な更新プログラム 3 の説明)」を参照してください。
特定機能のサイト システムの役割のオペレーティング システム要件
次の表に、各特定機能の Configuration Manager のサイト システムの役割での使用がサポートされるオペレーティング システムと、各オペレーティング システムをサポートする Configuration Manager のバージョンを記載します。
オペレーティング システム |
システム アーキテクチャ |
アプリケーション カタログ Web サービス ポイントとアプリケーション カタログ Web サイト ポイント |
資産インテリジェンス同期ポイント |
証明書登録ポイント |
Endpoint Protection ポイント |
帯域外サービス ポイント |
レポート サービス ポイント |
ソフトウェアの更新ポイント |
状態移行ポイント |
システム正常性検証ツール ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Windows Server 2008
|
x64 |
|
|
サポートされていません |
|
|
|
|
|
|
Windows Server 2008 R2
|
x64 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Windows Server 2012
|
x64 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Windows Server 2012 R2
|
x64 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1 このオペレーティング システムを System Center 2012 Configuration Manager SP1 のサイト システム サーバーとしてサポートするには、System Center 2012 Configuration Manager SP1 の累積的な更新プログラム 3 をインストールする必要があります。 詳細については、「Description of Cumulative Update 3 for System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 (System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 の累積的な更新プログラム 3 の説明)」を参照してください。
コンピューター クライアントの要件
次の各セクションでは、Windows ベースのコンピューター、Mac コンピューター、および Linux または UNIX を実行するサーバーにインストールした System Center 2012 Configuration Manager コンピューター クライアントでサポートされる、オペレーティング システムとハードウェアについて説明します。 Windows ベースのコンピューターおよびモバイル デバイスにインストールした Configuration Manager クライアントの依存関係の一覧について、「Configuration Manager での Windows クライアント展開の前提条件」も参照してください。
重要 |
---|
Windows コンピューターで実行する System Center 2012 Configuration Manager のサービスについては、[スタートアップの種類] や [ログオン方法] の設定の変更はサポートされていません。 また、root 以外のアカウント下のコンピューターでは、Linux または UNIX の Configuration Manager クライアントや Mac 用クライアントをインストールすることも実行することもサポートされません。 そのようにすると、主要なサービスが正しく実行できなくなる可能性があります。 |
コンピューター クライアントのハードウェア要件
次に、Configuration Manager を使用して管理する Windows ベースのコンピューターの最小要件を示します。
要件 |
説明 |
||
---|---|---|---|
プロセッサとメモリ |
コンピューターのオペレーティング システムのプロセッサと RAM に関する要件を参照してください。
|
||
ディスク領域 |
500 MB の空きディスク領域。Configuration Manager クライアントのキャッシュには、5 GB の空きディスク領域が推奨されています。 次に示すように、カスタマイズした設定を使用して Configuration Manager クライアントをインストールすると、必要とされるディスク領域が少なくなります。
これらのクライアント インストール設定の詳細については、「Configuration Manager のクライアント インストール プロパティについて」を参照してください。
|
次に、Configuration Manager のオプション機能に対応するための追加のハードウェア要件を示します。
機能 |
ハードウェアに最低限必要な条件 |
---|---|
オペレーティング システムの展開 |
384 MB の RAM |
ソフトウェア センター |
500 MHz のプロセッサ |
リモート コントロール |
Pentium 4 ハイパースレッド 3 GHz (シングル コア) または同等の CPU。最適な結果を得るには少なくとも 1 GB の RAM が必要です。 |
帯域外管理 |
デスクトップまたはポータブル コンピューターには、Intel vPro テクノロジまたは Intel Centrino Pro およびサポート対象バージョンの Intel AMT が搭載されている必要があります。 |
Configuration Manager クライアントのインストールのオペレーティング システム要件
次の表に、Configuration Manager クライアントのインストールをサポートしているオペレーティング システムと、各オペレーティング システムをサポートする Configuration Manager のバージョンを記載します。 サーバー プラットフォームの場合は、特に明記のない限り、クライアント サポートが、そのサーバーで実行している他のサービスに依存することはありません。 たとえば、クライアントはドメイン コントローラーでも、クラスター サービスやターミナル サービスを実行しているサーバーでもサポートされます。
オペレーティング システム |
システム アーキテクチャ |
Configuration Manager のバージョン |
---|---|---|
Windows XP Professional (SP3) |
x86 |
|
Windows XP Professional (64 ビット システム用) (SP2) |
x64 |
|
Windows XP Tablet PC (SP3) |
x86 |
|
Windows Vista
|
x86、x64 |
|
Windows 7
|
x86、x64 |
|
Windows 8
|
x86、x64 |
|
Windows 8.1
|
x86、x64 |
|
Windows 10 Enterprise 2015 LTSB |
x86、x64 |
|
WindowsServer 2003 Web Edition (SP2) |
x86 |
|
WindowsServer 2003
|
x86、x64 |
|
WindowsServer 2003 R2 SP2
|
x86、x64 |
|
WindowsStorage Server 2003 R2 SP2 |
x86、x64 |
|
WindowsServer 2008
|
x86、x64 |
|
Windows Server 2008 (SP2) の Server Core のインストール |
x86、x64 |
|
Windows Storage Server 2008 R2
|
x64 |
|
WindowsServer 2008 R2
|
x64 |
|
Windows Server 2008 R2 (サービス パックなし、または SP1) の Server Core のインストール |
x64 |
|
Windows Server 2012
|
x64 |
|
Windows Server 2012 の Server Core のインストール 2 |
x64 |
|
Windows Server 2012 R2
|
x64 |
|
Windows Storage Server 2012 R2 |
x64 |
|
Windows Server 2012 R2 の Server Core のインストール 2 |
x64 |
|
1Datacenter リリースは System Center 2012 Configuration Manager でサポートされますが、動作は保障されません。 Windows Server Datacenter エディションに固有の問題に対しては、修正プログラムのサポートは提供されません。
2 クライアント プッシュ インストールをサポートするには、このオペレーティング システムのバージョンを実行するコンピューターで、ファイルおよびストレージ サービスのサーバーの役割のための、ファイル サーバーの役割サービスを実行する必要があります。
3 このオペレーティング システムを System Center 2012 Configuration Manager SP1 のクライアントとしてサポートするには、System Center 2012 Configuration Manager SP1 の累積的な更新プログラム 3 を先にインストールしておく必要があります。 詳細については、「Description of Cumulative Update 3 for System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 (System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 の累積的な更新プログラム 3 の説明)」を参照してください。
4 このクライアント オペレーティング システムで、このバージョンの Configuration Manager をサポートするには、累積的な更新プログラム 1 を先にインストールしておく必要があります。 詳細については、「Description of Cumulative Update 1 for System Center 2012 R2 Configuration Manager Service Pack 1 and System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 2 (System Center 2012 R2 Configuration Manager Service Pack 1 および System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 2 の累積的な更新プログラム 1 の説明)」を参照してください。
Server Core コンピューターに Windows の機能をインストールする詳細については、Windows Server 2012 TechNet ライブラリの「Install Server Roles and Features on a Server Core Server (Server Core サーバーへのサーバーの役割と機能のインストール)」を参照してください。
Configuration Manager クライアントの Embedded オペレーティング システム要件
System Center 2012 Configuration Manager および System Center 2012 Endpoint Protection は、Windows Embedded に統合するクライアントをサポートします。 Windows Embedded のサポート制限事項:
すべてのクライアント機能は、書き込みフィルターが有効化されていないサポート対象の Windows Embedded システムでネイティブにサポートされます。
サービス パックなしの System Center 2012 Configuration Manager の場合、書き込みフィルターが有効化された Windows Embedded システムは、タスク シーケンスを使用して Embedded デバイスに展開する必要があり、そのタスク シーケンスには書き込みフィルターを無効にしてから元に戻すステップを含める必要があります。
System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降では、Enhanced Write Filter (EWF) RAM またはファイル ベースの書き込みフィルター (FBWF) を使用するクライアントは、電源管理機能以外のすべての機能についてネイティブにサポートされます。
System Center 2012 R2 Configuration Manager 以降では、Unified Write Filter (UWF) を使用するクライアントは、電源管理機能以外のすべての機能についてネイティブにサポートされます。
アプリケーション カタログは、どのような Windows Embedded デバイスについてもサポートされません。
Windows XP ベースの Windows Embedded オペレーティング システムは、Configuration Manager SP1 の Endpoint Protection についてのみサポートされます。
Windows XP ベースの Windows Embedded デバイスで検出したマルウェアを監視するには、Embedded デバイスに Microsoft Windows WMI スクリプト パッケージを先にインストールしておく必要があります。 このパッケージは、Windows Embedded Target Designer を使用してインストールします。 検出したマルウェアが確実に報告されるようにするには、Embedded デバイスにファイル WBEMDISP.DLL および WBEMDISP.TLB が存在している必要があり、フォルダー %windir%\System32\WBEM に登録されている必要があります。
[!メモ]
Configuration Manager SP1 以降には、Endpoint Protection クライアントをインストールするときに、Windows Embedded の書き込みフィルターの動作を制御するための新しいオプションが追加されています。 詳細については、「Configuration Manager の Endpoint Protection の概要」をご覧ください。
次の表に、Configuration Manager および Endpoint Protection でサポートされる Windows Embedded のバージョンと、各 Windows Embedded のバージョンをサポートする Configuration Manager および Endpoint Protection のバージョンを記載します。
Windows Embedded オペレーティング システム |
ベースのオペレーティング システム |
システム アーキテクチャ |
Configuration Manager のバージョン |
System Center 2012 Endpoint Protection のバージョン |
---|---|---|---|---|
Windows Embedded Standard 2009 |
Windows XP SP3 |
x86 |
|
|
Windows XP Embedded SP3 |
Windows XP SP3 |
x86 |
|
|
Windows Fundamentals for Legacy PCs (WinFLP) |
Windows XP SP3 |
x86 |
|
|
Windows Embedded POSReady 2009 |
Windows XP SP3 |
x86 |
|
|
WEPOS 1.1 SP3 |
Windows XP SP3 |
x86 |
|
|
Windows Embedded Standard 7 SP1 |
Windows 7 |
x86、x64 |
|
|
Windows Embedded POSReady 7 |
Windows 7 |
x86、x64 |
|
|
Windows Thin PC |
Windows 7 |
x86、x64 |
|
|
Windows Embedded 8 Pro |
Windows 8 |
x86、x64 |
|
|
Windows Embedded 8 Standard |
Windows 8 |
x86、x64 |
|
|
Windows Embedded 8 Industry |
Windows 8 |
x86、x64 |
|
|
Windows Embedded 8.1 Industry |
Windows 8.1 |
x86、x64 |
|
|
1 このバージョンの Windows Embedded に含まれる Unified Write Filter (UWF) は、System Center 2012 Configuration Manager SP1 ではサポートされていません。 そのため、System Center 2012 Configuration Manager SP1 では、書き込みフィルター管理のための組み込み機能が UWF と連動しなくなります。
Mac コンピューターのクライアント要件
[!メモ]
System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降:
Mac 用クライアントは、Intel 64 ビット チップセットを使用する Mac コンピューターでのみサポートされます。 Mac OS X を実行するコンピューターの詳細については、「Configuration Manager でクライアントを Mac コンピューターにインストールする方法」を参照してください。
次に示すオペレーティング システムは、Mac コンピューター用の Configuration Manager クライアントでサポートされます。
オペレーティング システム |
Configuration Manager のバージョン |
追加の詳細 |
---|---|---|
Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) |
|
該当なし |
Mac OS X 10.7 (Lion) |
|
該当なし |
Mac OS X 10.8 (Mountain Lion) |
|
該当なし |
Mac OS X 10.9 (Mavericks) |
|
Configuration Manager で Mac OS X 10.9 を使用するには、最小バージョンが次に示すものである Configuration Manager の Mac クライアントを使用する必要があります。
さらに、累積的な更新プログラム 4 を適用した Configuration Manager SP1 の場合は、オプションの更新プログラムをインストールすることで、サポート対象プラットフォームの一覧に Mac OS X 10.9 を追加できるようになります。 この更新プログラムは、累積的な更新プログラム 1 を適用した System Center 2012 R2 Configuration Manager には必要ありません。 |
Mac OS X 10.10 (Yosemite) |
|
Configuration Manager で Mac OS X 10.10 を使用するには、最小バージョンが次に示すものである Configuration Manager の Mac クライアントを使用する必要があります。
さらに、オプションの更新プログラムをインストールすることで、サポート対象プラットフォームの一覧に Mac OS X 10.10 を追加できるようになります。 |
Linux および UNIX サーバーのクライアント要件
[!メモ]
System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降:
次に示す情報を使用して、サポート対象の Linux および UNIX オペレーティング システムのディストリビューションを確認してください。また、Linux および UNIX 用の Configuration Manager クライアントを実行するハードウェアの要件も確認してください。 Linux および UNIX 用クライアントに対応するオペレーティング システム ファイルの依存関係については、トピック「Linux および UNIX サーバー用のクライアント展開の計画」の「Linux や UNIX サーバーをクライアントの展開の前提条件」を参照してください。 Linux または UNIX を実行するコンピューターでサポートされる管理機能の概要については、トピック「Configuration Manager でのクライアント展開の概要」のセクション「Configuration Manager クライアントを Linux および UNIX サーバーに展開する」を参照してください。
次の表に、各バージョンの Configuration Manager で使用できる Linux および UNIX 用クライアントの各種リリースを示します。
Configuration Manager のバージョン |
Linux および UNIX 用クライアントのバージョン |
---|---|
System Center 2012 Configuration Manager (サービス パックなし) |
サポートされていません |
System Center 2012 Configuration Manager SP1 |
Linux および UNIX 用の System Center 2012 R2 Configuration Manager クライアント
|
System Center 2012 R2 Configuration Manager System Center 2012 Configuration Manager SP2 System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1 |
|
サポート対象の Linux および UNIX のディストリビューション
次に表に、Linux および UNIX 用クライアントのリリースごとにサポートされるオペレーティング システム、プラットフォーム、およびクライアント インストール パッケージを記載します。 ただし、マイクロソフト ダウンロード センターからダウンロード可能なバージョンは最新の更新プログラムのバージョンに限られています。
オペレーティング システム |
バージョン |
Linux および UNIX 用 System Center 2012 Configuration Manager SP1 クライアント |
Linux および UNIX 用 System Center 2012 Configuration Manager SP1 クライアントの累積的な更新プログラム 1 |
Linux および UNIX 用の System Center 2012 R2 Configuration Manager クライアント |
---|---|---|---|---|
Red Hat Enterprise Linux (RHEL)
|
バージョン 4 x86 |
ccm-RHEL4x86.<ビルド>.tar |
ccm-RHEL4x86.<ビルド>.tar |
ccm-RHEL4x86.<ビルド>.tar |
バージョン 4 x64 |
ccm-RHEL4x64.<ビルド>.tar |
ccm-RHEL4x64.<ビルド>.tar |
ccm-RHEL4x64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 5 x86 |
ccm-RHEL5x86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 5 x64 |
ccm-RHEL5x64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 6 x86 |
ccm-RHEL6x86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 6 x64 |
ccm-RHEL6x64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 7 x64 |
サポートなし |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
Solaris |
バージョン 9 SPARC |
ccm-Sol9sparc.<ビルド>.tar |
ccm-Sol9sparc.<ビルド>.tar |
ccm-Sol9sparc.<ビルド>.tar |
バージョン 10 x86 |
ccm-Sol10x86.<ビルド>.tar |
ccm-Sol10x86.<ビルド>.tar |
ccm-Sol10x86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 10 SPARC |
ccm-Sol10sparc.<ビルド>.tar |
ccm-Sol10sparc.<ビルド>.tar |
ccm-Sol10sparc.<ビルド>.tar |
|
バージョン 11 x86 |
サポートなし |
ccm-Sol11x86.<ビルド>.tar |
ccm-Sol11x86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 11 SPARC |
サポートなし |
ccm-Sol11sparc.<ビルド>.tar |
ccm-Sol11sparc.<ビルド>.tar |
|
SUSE Linux Enterprise Server (SLES)
|
バージョン 9 x86 |
ccm-SLES9x86.<ビルド>.tar |
ccm-SLES9x86.<ビルド>.tar |
ccm-SLES9x86.<ビルド>.tar |
バージョン 10 SP1 x86 |
ccm-SLES10x86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 10 SP1 x64 |
ccm-SLES10x64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 11 SP1 x86 |
ccm-SLES11x86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 11 SP1 x64 |
ccm-SLES11x64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 12 x64 |
サポートなし |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
CentOS
|
バージョン 5 x86 |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
バージョン 5 x64 |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 6 x86 |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 6 x64 |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 7 x64 |
サポートなし |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
Debian |
バージョン 5 x86 |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
バージョン 5 x64 |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 6 x86 |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 6 x64 |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 7 x86
|
サポートなし |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 7 x64
|
サポートなし |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
Ubuntu |
バージョン 10.04 LTS x86 |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
バージョン 10.04 LTS x64 |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 12.04 LTS x86 |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 12.04 LTS x64 |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 14.04 LTS x86 |
サポートなし |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 14.04 LTS x64 |
サポートなし |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
Oracle Linux
|
バージョン 5 x86 |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
バージョン 5 x64 |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 6 x86 |
サポートなし |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx86.<ビルド>.tar |
|
バージョン 6 x64 |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 7 x64 |
サポートなし |
サポートなし |
ccm-Universalx64.<ビルド>.tar |
|
HP-UX |
バージョン 11iv2 IA64 |
サポートなし |
ccm-HpuxB.11.23i64.<ビルド>.tar |
ccm-HpuxB.11.23i64.<ビルド>.tar |
バージョン 11iv2 PA-RISC |
サポートなし |
ccm-HpuxB.11.23PA.<ビルド>.tar |
ccm-HpuxB.11.23PA.<ビルド>.tar |
|
バージョン 11iv3 IA64 |
サポートなし |
ccm-HpuxB.11.31i64.<ビルド>.tar |
ccm-HpuxB.11.31i64.<ビルド>.tar |
|
バージョン 11iv3 PA-RISC |
サポートなし |
ccm-HpuxB.11.31PA.<ビルド>.tar |
ccm-HpuxB.11.31PA.<ビルド>.tar |
|
AIX |
バージョン 5.3 (Power) |
サポートなし |
ccm-Aix53ppc.<ビルド>.tar |
ccm-Aix53ppc.<ビルド>.tar |
バージョン 6.1 (Power) |
サポートなし |
ccm-Aix61ppc.<ビルド>.tar |
ccm-Aix61ppc.<ビルド>.tar |
|
バージョン 7.1 (Power) |
サポートなし |
ccm-Aix71ppc.<ビルド>.tar |
ccm-Aix71ppc.<ビルド>.tar |
[!メモ]
Linux および UNIX 用クライアントの場合、一覧に示したバージョンには後続のマイナー バージョンがすべて含まれます。 たとえば、CentOS バージョン 6 のサポートが表に示されている場合は、CentOS 6 の後続のマイナー バージョン (CentOS 6.3 など) もすべて含まれます。 同様に、サービス パックを使用するオペレーティング システム (SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 など) のサポートが表に示されている場合は、そのオペレーティング システムの後続のサービス パックもサポートに含まれます。
クライアント インストール パッケージと Universal Agent については、「Linux と Configuration Manager での UNIX コンピューターでクライアントをインストールする方法」を参照してください。
ハードウェア要件およびディスク領域要件
次に示す最小ハードウェア要件は、Linux および UNIX 用の Configuration Manager クライアントで管理するコンピューターに対するものです。
要件 |
説明 |
---|---|
プロセッサとメモリ |
コンピューターのオペレーティング システムに対するプロセッサ要件と RAM 要件を参照してください。 |
ディスク領域 |
500 MB の空きディスク領域。Configuration Manager クライアントのキャッシュには、5 GB の空きディスク領域が推奨されています。 |
ネットワーク接続 |
Configuration Manager のクライアント コンピューターには、管理を可能にするための、Configuration Manager サイト システムへのネットワーク接続が必要です。 |
モバイル デバイスの要件
次の各セクションでは、モバイル デバイスの System Center 2012 Configuration Manager での管理がサポートされるハードウェアとオペレーティング システムについて説明しています。
[!メモ]
次に示すモバイル デバイスのクライアントは、Configuration Manager 階層ではサポートされません。
System Management Server 2003 および Configuration Manager 2007 からのデバイス管理クライアント
Windows CE Platform Builder デバイス管理クライアント (すべてのバージョン)
System Center Mobile Device Manager VPN 接続
Configuration Manager で登録されるモバイル デバイス
次の表に、Configuration Manager 登録をサポートするプラットフォームと言語、および各プラットフォームをサポートする Configuration Manager のバージョンを示します。
オペレーティング システム |
Configuration Manager のバージョン |
サポートされる言語 |
---|---|---|
Windows Mobile 6.1 |
|
|
Windows Mobile 6.5 |
|
|
Nokia Symbian Belle |
|
|
Microsoft Intune で登録されるモバイル デバイス
System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降: 次の表に、Microsoft Intune で登録されたモバイル デバイスでサポートされるプラットフォームと言語、および Configuration Manager で使用する Microsoft Intune コネクタを示します。
重要 |
---|
次に示すオペレーティング システムを管理するには、Microsoft Intune へのサブスクリプションが必要になります。 |
オペレーティング システム |
オペレーティング システムのバージョン |
Configuration Manager のバージョン |
ポータル サイトでサポートされる言語 |
---|---|---|---|
Windows Phone 8 |
該当なし |
|
|
Windows Phone 8.1 |
該当なし |
|
|
Windows 8 RT |
該当なし |
|
|
Windows 8.1 RT |
該当なし |
|
|
Windows 8.1
|
該当なし |
|
|
iOS |
|
|
|
|
|
||
Android 1 |
|
|
1 Android 2.3 以降 (および Android の後続リリースのすべて) を実行するデバイスがサポートの対象です。 ただし、4.0 より前のバージョンの Android で System Center 2012 Configuration Manager SP1 以降を使用する場合は、一部の機能の使用が制限されます。System Center 2012 R2 Configuration Manager 以降では、ポータル サイト アプリを使用する場合、Configuration Manager は Android 4.0 以降を実行するデバイスの追加機能をサポートします。
詳細については、「System Center 2012 Configuration Manager のクライアントの展開」ガイドのトピック「Configuration Manager と Microsoft Intune を使用してモバイル デバイスを管理する」を参照してください。
Exchange Server コネクタを使用したモバイル デバイスのサポート
System Center 2012 Configuration Manager は、Exchange Server または Exchange Online を実行しているサーバーに接続する Exchange Active Sync (EAS) 対応デバイス向けに Exchange Server コネクタを使用する場合に、モバイル デバイスの限定された管理を提供します。 Exchange Server コネクタで管理するモバイル デバイスに対して、Configuration Manager がサポートする管理機能の詳細については、「Configuration Manager でのモバイル デバイスの管理方法を決定する」を参照してください。
次の表に、Exchange Server コネクタをサポートするプラットフォームと、各プラットフォームをサポートする Configuration Manager のバージョンを示します。
Exchange Server のバージョン |
Configuration Manager のバージョン |
---|---|
Exchange Server 2010 SP1 |
|
Exchange Server 2010 SP2 |
|
Exchange Server 2013 |
|
Exchange Online (Office 365) 1 |
|
1 Business Productivity Online Standard Suite を含みます。
モバイル デバイス レガシ クライアント
次の各セクションは、System Center 2012 Configuration Manager のモバイル デバイス レガシ クライアントでサポートされる、ハードウェアとオペレーティング システムを示しています。
モバイル デバイス レガシ クライアントのハードウェア要件
モバイル デバイス クライアントのインストールには、0.78 MB の記憶領域が必要です。 さらに、モバイル デバイス上のログ記録に、最大 256 KB の記憶領域が必要な場合があります。
モバイル デバイス レガシ クライアントのオペレーティング システム要件
System Center 2012 Configuration Manager は、Configuration Manager モバイル デバイス レガシ クライアントをインストールすることで、Windows Phone、Windows Mobile、および Windows CE の管理をサポートします。 これらのモバイル デバイスの機能は、プラットフォームとクライアントの種類によって異なります。 モバイル デバイス レガシ クライアントに対して Configuration Manager がサポートする管理機能の詳細については、「Configuration Manager でのモバイル デバイスの管理方法を決定する」を参照してください。
次の表に、Configuration Manager のモバイル デバイス レガシ クライアントでサポートされるモバイル デバイスのプラットフォームと、各プラットフォームをサポートする Configuration Manager のバージョンを示します。
オペレーティング システム |
Configuration Manager のバージョン |
サポートされる言語 |
---|---|---|
Windows CE 5.0 (Arm および x86 プロセッサ) |
|
|
Windows CE 6.0 (Arm および x86 プロセッサ) |
|
|
Windows CE 7.0 (Arm および x86 プロセッサ) |
|
|
Windows Mobile 6.0 |
|
|
Configuration Manager コンソールの要件
次の表に、Configuration Manager コンソールの実行がサポートされるオペレーティング システム、そのオペレーティング システムに必要な Microsoft .NET Framework の最小バージョン、および各オペレーティング システムをサポートする Configuration Manager コンソールのバージョンを示します。
オペレーティング システム |
システム アーキテクチャ |
.NET Framework の最小バージョン |
Configuration Manager のバージョン |
---|---|---|---|
Windows XP Professional (SP3) |
x86 |
.NET Framework 4 1 |
|
Windows Vista
|
x86、x64 |
.NET Framework 4 1 |
|
Windows 7
|
x86、x64 |
.NET Framework 4 1 |
|
Windows 8
|
x86、x64 |
.NET Framework 4.5 |
|
Windows 8.1
|
x86、x64 |
.NET Framework 4.5 |
|
Windows 10 Enterprise 2015 LTSB |
x86、x64 |
.NET Framework 4.6 |
|
Windows Server 2008
|
x86、x64 |
.NET Framework 4 1 |
|
Windows Server 2008 R2
|
x64 |
.NET Framework 4 1 |
|
Windows Server 2012
|
x64 |
.NET Framework 4.5 |
|
Windows Server 2012 R2
|
x64 |
.NET Framework 4.5 |
|
1Configuration Manager コンソールは、フル バージョンの .NET Framework 4 を必要とするため、.NET Framework Client Profile ではサポートされません。
2 このバージョンの Configuration Manager の場合、このオペレーティング システムで、このコンソールをサポートするには、累積的な更新プログラム 1 を先にインストールしておく必要があります。 詳細については、「Description of Cumulative Update 1 for System Center 2012 R2 Configuration Manager Service Pack 1 and System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 2 (System Center 2012 R2 Configuration Manager Service Pack 1 および System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 2 の累積的な更新プログラム 1 の説明)」を参照してください。
次の表に示された要件は、Configuration Manager コンソールを実行する各コンピューターに適用されます。
最小ハードウェア構成 |
画面解像度 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
Configuration Manager SP1 以降では、Configuration Manager コンソールで PowerShell がサポートされます。Configuration Manager コンソールを実行するコンピューターに PowerShell のサポートをインストールすると、そのコンピューターで Configuration Manager を管理するために PowerShell のコマンドレットを実行できるようになります。 サポート対象バージョンの PowerShell は、Configuration Manager コンソールのインストールの前後を問わずインストールできます。 次の表に、Configuration Manager の各バージョンで必要とされる PowerShell の最小バージョンを示します。
PowerShell のバージョン 1 |
システム アーキテクチャ |
Configuration Manager のバージョン |
---|---|---|
PowerShell 3.0 PowerShell 4.0 |
x86 |
|
1 PowerShell に加えて、Windows Management Framework (WMF) 3.0 および 4.0 もサポートされます。 ただし、帯域外管理を使用している場合は、Windows Server 2008 SP2 を実行するコンピューターに WMF 3.0 または WMF 4.0 をインストールすると、帯域外管理コンソールが機能しなくなります。
複数のバージョンの Configuration Manager を含む環境で Configuration Manager コンソールを使用する方法については、トピック「異なるバージョンの Configuration Manager 間の相互運用性」のセクション「Configuration Manager コンソールの相互運用性」を参照してください。
SQL Server サイト データベースの構成
それぞれの System Center 2012 Configuration Manager サイト データベースは、SQL Server インストールの既定のインスタンスまたは名前付きインスタンスにインストールできます。 SQL Server インスタンスは、サイト システム サーバーまたはリモート コンピューターと併置できます。 複数のサイトを含む階層では、それぞれのサイトが異なるバージョンの SQL Server を使用してサイト データベースをホストできます。ただし、そのバージョンの SQL Server が、使用している Configuration Manager のバージョンでサポートされている必要があります。 たとえば、Configuration Manager SP1 を実行している階層では、累積的な更新プログラム 6 を適用した SQL Server 2008 R2 SP1 を中央管理サイトで使用し、累積的な更新プログラム 2 を適用したサービス パックなしの SQL Server 2012 を子プライマリ サイトで使用することがサポートされます。その逆も同様にサポートされます。
リモート SQL Server を使用している場合は、サイト データベースをホストするために使用する SQL Server のインスタンスを、単一インスタンス クラスターで SQL Server フェールオーバー クラスターとして構成することもできます (複数インスタンス構成にすることもできます)。 サイト データベースをホストするために、複数のアクティブ ノードを含む SQL Server クラスター構成がサポートされます。 サイト データベース サイト システムの役割は、System Center 2012 Configuration Manager サイト システムの役割のみが Windows Server クラスターのインスタンスでサポートされます。 サイト データベースに SQL Server クラスターを使用する場合は、各 Windows Server クラスター ノード コンピューターのローカルの Administrators グループに、サイト サーバーのコンピューター アカウントを追加する必要があります。
[!メモ]
ネットワーク負荷分散 (NLB) クラスター構成では、SQL Server クラスターがサポートされていません。 また、SQL Server のデータベース ミラーリング テクノロジやピアツーピア レプリケーションはサポートされていません。
セカンダリ サイトをインストールするときには、既存の SQL Server のインスタンスを使用することも、SQL Server Express のインスタンスのインストールと使用をセットアップすることもできます。 どちらのオプションを選択するとしても、SQL Server はセカンダリ サイト サーバーに配置する必要があります。インストールをセットアップする SQL Server Express のバージョンは、どのバージョンの Configuration Manager を使用しているかによって異なります。
System Center 2012 Configuration Manager (サービス パックなし):SQL Server 2008 Express
System Center 2012 Configuration Manager SP1:SQL Server 2012 Express
次の表に、System Center 2012 Configuration Manager でサポートされる SQL Server のバージョンを示します。
SQL Server のバージョン |
SQL Server のサービス パック |
最低限必要な SQL Server の累積的な更新プログラム |
Configuration Manager バージョン |
Configuration Manager サイトの種類 |
---|---|---|---|---|
SQL Server 2008
|
SP2 |
累積的な更新プログラム 9 以上 |
|
|
SP3 |
累積的な更新プログラム 4 以上 |
|
|
|
SP4 (注 3 を参照) |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SQL Server 2008 R2
|
SP1 |
累積的な更新プログラム 6 以上 |
|
|
SP2 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SP3 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SQL Server 2012
|
サービス パックなし |
累積的な更新プログラム 2 以上 |
|
|
SP1 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SP2 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SQL Server 2014
|
サービス パックなし |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
SQL Server 2014
|
SP1 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
SQL Server Express 2008 R2 |
SP1 |
累積的な更新プログラム 6 以上 |
|
|
SP2 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SP3 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SQL Server 2012 Express
|
サービス パックなし |
累積的な更新プログラム 2 以上 |
|
|
SP1 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SP2 |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
|
SQL Server Express 2014 |
サービス パックなし |
累積的な更新プログラムは不要 |
|
|
1 中央管理サイトでデータベース用に SQL Server Standard を使用すると、階層でサポート可能なクライアント数は最大 50,000 台に限られます。 詳細については、「サイトおよびサイト システムの役割のスケーラビリティ」をご覧ください。
2 このバージョンの Configuration Manager で SQL Server 2014 を使用する場合は、次に示す制限が適用されます。
System Center 2012 R2 Configuration Manager および System Center 2012 Configuration Manager SP1:SQL Server 2014 を使用するサイトの場合、KB 3020755 の更新プログラムをインストールしていないと、サイトの復元に失敗します。 この修正プログラムは、Configuration Manager サイトの累積的な更新プログラムのレベルとは無関係です。System Center 2012 Configuration Manager SP2 以降では、この問題がなくなりました。また、サイトの復元は、特別な操作なしでサポートされます。
Configuration Manager は、次に示す Windows Server のバージョンでの Windows Server Update Services (WSUS) 3 SP2 の使用をサポートしません (そのサーバーが SQL Server 2014 を同時に実行している場合)。
Windows Server 2008 SP2
Windows Server 2008 R2 SP1
3 このバージョンの SQL Server は、既存のサイト データベースをホストしている SQL Server のインストールを、このバージョンの SQL Server にアップグレードした場合にのみサポートされます。
SQL Server の要件
次に、完全版の SQL Server がインストールされたデータベース サーバーごとに必要になる構成と、セカンダリ サイト用に手動で構成する各 SQL Server Express インストールについて示します。 SQL Server Express を Configuration Manager でインストールした場合は、セカンダリ サイト用に SQL Server Express を構成する必要はありません。
構成 |
説明 |
---|---|
SQL Server のバージョン |
Configuration Manager は、サイト データベースをホストする 64 ビット バージョンの SQL Server を必要とします。 |
データベース照合順序 |
各サイトでは、サイトとサイト データベースの両方に使用される SQL Server のインスタンスが、SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS の照合順序を使用する必要があります。
|
SQL Server の機能 |
各サイトサーバーに必要な機能は、データベース エンジン サービス機能のみです。
|
Windows 認証 |
Configuration Manager は、データベースへの接続を検証するために、Windows 認証を必要とします。 |
SQL Server のインスタンス |
サイトごとに専用の SQL Server のインスタンスを使用する必要があります。 |
SQL Server のメモリ |
サイト サーバーと併置されたデータベース サーバーを使用する場合は、SQL Server 用のメモリをアドレス指定可能なシステム メモリの 50 % から 80 % に制限します。 専用の SQL Server を使用する場合は、SQL Server 用のメモリをアドレス指定可能なシステム メモリの 80 % から 90 % に制限します。 Configuration Manager は、SQL Server のインスタンスが中央管理サイトとプライマリ サイトに使用する最低 8 ギガバイト (GB) のメモリと、セカンダリ サイトに使用する最低 4 ギガバイト (GB) のメモリを、SQL Server がバッファー プールに確保することを必要とします。 このメモリは、[サーバー メモリ オプション] にある [最小サーバー メモリ] 設定を使用して確保し、SQL Server Management Studio を使用して構成します。 固定量のメモリを設定する方法の詳細については、「固定量のメモリを設定する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。 |
SQL の入れ子になったトリガー |
SQL の入れ子になったトリガーは、有効にする必要があります。 |
オプションの SQL Server の構成
次に示す構成は、完全版の SQL Server がインストールされた各データベース サーバーで、複数の選択肢がサポートされているか、オプションであるかのどちらかです。
構成 |
説明 |
||
---|---|---|---|
SQL Server サービス |
各データベース サーバーでは、ドメインのローカル アカウントまたは SQL Server を実行しているコンピューターのローカル システム アカウントを使用して SQL Server サービスが実行されるように構成できます。
SQL Server のベスト プラクティスについては、ご使用のバージョンの Microsoft SQL Server の製品ドキュメントを参照してください。Configuration Manager の SPN 構成については、「SQL Server サイト データベース サーバーの SPN の管理方法」を参照してください。 SQL サービスで使用されるアカウントを変更する方法については、「SQL Server のサービス開始アカウントの変更 (SQL Server 構成マネージャー)」を参照してください。 |
||
SQL Server Reporting Services |
レポートを実行できるように、レポート サービス ポイントをインストールする必要があります。 |
||
SQL Server のポート |
SQL Server データベース エンジンとの通信、およびサイト間のレプリケーションには、SQL Server の既定ポート構成を使用することも、カスタム ポートを指定することもできます。
SQL Server が複数のサイトからのデータベースをホストする場合、各データベースは個別の SQL Server インスタンスを使用する必要があり、各インスタンスは一意のポート セットを使用するように構成する必要があります。
SQL Server を実行しているコンピューターのファイアウォールが有効に設定されている場合は、展開で使用されているポートと、SQL Server と通信するコンピューター間のネットワーク上のあらゆる場所にあるポートを許可するように構成してください。 特定のポートを使用する SQL Server を構成する方法の例は、「特定の TCP ポート (SQL Server 構成マネージャー) でリッスンするようにサーバーを構成する方法」(SQL Server TechNet ライブラリ) を参照してください。 |
機能固有の要件
次の各セクションは、Configuration Manager の機能固有の要件を示しています。
アプリケーション管理
Windows Mobile オペレーティング システムを実行するデバイスの場合、Configuration Manager は Windows Mobile 6.1.4 以降のバージョンのアプリケーションに対して、アンインストール操作のみをサポートします。
オペレーティング システムの展開
Configuration Manager でオペレーティング システムの展開をサポートするには、いくつかの前提条件が必要になります。 次に示す前提条件は、サイトのインストールまたは新しいバージョンの Configuration Manager へのサイトのアップグレードを実行する前に、中央管理サイトまたはプライマリ サイトのサイト サーバーのそれぞれで必要になります。 この要件は、オペレーティング システムの展開を使用する予定がない場合でも適用されます。
サービス パックなしの System Center 2012 Configuration Manager:自動インストール キット (Windows AIK)
System Center 2012 Configuration Manager SP1:Windows アセスメント & デプロイメント キット 8.0 (Windows ADK)
System Center 2012 R2 Configuration Manager、System Center 2012 Configuration Manager SP2、および System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1:Windows アセスメント & デプロイメント キット 8.1
オペレーティング システムの展開に関する前提条件の詳細については、「System Center 2012 Configuration Manager でのソフトウェアとオペレーティング システムの展開」ガイドのトピック「Configuration Manager でのオペレーティング システム展開の前提条件」を参照してください。
帯域外管理
System Center 2012 Configuration Manager は、次に示す Intel vPro チップセットと Intel Active Management Technology (Intel AMT) のファームウェア バージョンを搭載しているコンピューターの帯域外管理をサポートしています。
リビジョン 3.2.1 以上が適用された Intel AMT バージョン 3.2
Intel AMT バージョン 4.0、バージョン 4.1、およびバージョン 4.2
リビジョン 5.2.10 以上が適用された Intel AMT バージョン 5.0 およびバージョン 5.2
Intel AMT バージョン 6.0 およびバージョン 6.1
Intel AMT のその他のファームウェア バージョンを管理する場合は、「Intel SCS Add-on for Microsoft System Center Configuration Manager」を参照してください。
次の制限が適用されます。
AMT プロビジョニングは、Windows Server、Windows XP SP2、Windows XP Tablet PC Edition のいずれかのバージョンを実行している AMT ベースのコンピューター上ではサポートされません。
コンピュータとの帯域外通信は、クライアントのオペレーティング システムでルーティングとリモート アクセス サービスを実行している AMT コンピュータにはサポートされません。 このサービスは、[インターネット接続の共有] が有効にされている場合に実行されます。また、基幹業務アプリケーションによってサービスが有効にされている可能性があります。
帯域外管理コンソールは、Service Pack 3 よりも前のバージョンで Windows XP を実行しているワークステーションではサポートされません。
帯域外管理コンソールは、コンピューターに Windows Management Framework (WMF) 3.0 または 4.0 をインストールすると、Windows Server 2008 SP2 では動作しなくなります。
Configuration Manager での帯域外管理の詳細については、「Configuration Manager の帯域外管理の概要」を参照してください。
リモート コントロール ビューアー
Configuration Manager のリモート コントロール ビューアーは、Windows Server 2003 または Windows Server 2008 オペレーティング システムではサポートされていません。
ソフトウェア センターとアプリケーション カタログ
ソフトウェア センターとアプリケーション カタログを実行するクライアント コンピューターでは、サポートされる最小画面解像度は 1024 x 768 になります。
次に示す、Web ブラウザーは、ソフトウェア センターとアプリケーション カタログでの使用がサポートされています。
Internet Explorer 7
Internet Explorer 8
Internet Explorer 9
Internet Explorer 10
Internet Explorer 11
Firefox 15
[!メモ]
ソフトウェア センターとアプリケーション カタログは、Windows Server Core 2008 を実行するコンピューターから接続する Web ブラウザーをサポートしていません。
また、Edge ブラウザーもサポートしていません。
Active Directory ドメインのサポート
すべての System Center 2012 Configuration Manager サイト システムは、Windows Active Directory ドメインのメンバーである必要があります。 次の表に、各バージョンの System Center 2012 Configuration Manager でサポートされる Windows Active Directory ドメインの機能レベルを記載します。
Active Directory ドメインの機能レベル |
Configuration Manager のバージョン |
---|---|
Windows 2000 |
|
Windows Server 2003 |
|
Windows Server 2008 |
|
Windows Server 2008 R2 |
|
Windows Server 2012 |
|
Windows Server 2012 R2 |
|
[!メモ]
フィルターを適用して古いコンピューターのレコードを削除するように探索を構成する場合は、Active Directory ドメインの機能レベルを最小の Windows Server 2003 にする必要があります。
この要件には、境界ネットワーク (DMZ、非武装地帯、スクリーン サブネットとも呼ばれます) でインターネット ベースのクライアント管理をサポートするサイト システムが含まれます。
サイト システムには、次に示す制限があります。
- Configuration Manager は、サイト システムのインストール後のドメイン メンバーシップの変更、ドメイン名の変更、または Configuration Manager サイト システムのコンピューター名の変更をサポートしていません。
Configuration Manager クライアント コンピューターは、ドメインのメンバー、またはワークグループのメンバーになれます。
次に示す各セクションには、Configuration Manager のドメイン構造と要件に関する追加情報が記載されています。
Active Directory スキーマ拡張
Configuration Manager Active Directory スキーマ拡張は、Configuration Manager サイトにとってのメリットがあります。 ただし、すべての Configuration Manager の機能に必要なわけではありません。 Active Directory スキーマ拡張の考慮事項の詳細については、「Configuration Manager 向けに Active Directory スキーマを拡張すべきかどうかの判断」を参照してください。
Configuration Manager 2007 の Active Directory スキーマを拡張した場合は、System Center 2012 Configuration Manager のスキーマを更新する必要はありません。 Active Directory スキーマは、Configuration Manager のインストールの後先を問わずに更新できます。 スキーマの更新が、既存の Configuration Manager 2007 のサイトまたはクライアントに影響を与えることはありません。System Center 2012 Configuration Manager の Active Directory スキーマを拡張する方法の詳細については、トピック「Configuration Manager の Windows 環境の準備」のセクション「Configuration Manager 向けの Active Directory の準備」を参照してください。
不整合のある名前空間
帯域外管理の場合を除くと、Configuration Manager は、名前空間に不整合があるドメイン内でのサイト システムおよびクライアントのインストールをサポートしています。
[!メモ]
AMT ベースのコンピューターを帯域外管理する際の名前空間の制限については、「Configuration Manager での帯域外管理の前提条件」を参照してください。
不整合のある名前空間のシナリオとは、あるコンピューターのプライマリ ドメイン ネーム システム (DNS) のサフィックスが、そのコンピューターの属する Active Directory DNS ドメイン名と一致しないという状況のことです。 矛盾するプライマリ DNS のサフィックスを使用するコンピューターは、不整合であると考えられます。 それとは別の不正後のある名前空間のシナリオは、ドメイン コントローラーの NetBIOS ドメイン名が Active Directory DNS ドメイン名と一致しない場合に発生します。
次の表に、不整合のある名前空間についてサポートされるシナリオを記載します。
通信の種類 |
説明 |
---|---|
シナリオ 1 : ドメイン コントローラーのプライマリ DNS サフィックスが、Active Directory DNS ドメイン名と異なっています。 ドメインのメンバーであるコンピューターは、不整合になることも、不整合にならないこともあります。 |
このシナリオでは、ドメイン コントローラーのプライマリ DNS サフィックスが、Active Directory DNS ドメイン名と異なっています。 このシナリオのドメイン コントローラーは不整合になります。 ドメインのメンバーであるコンピューター (サイト サーバーやコンピューターなど) のプライマリ DNS サフィックスは、ドメイン コントローラーのプライマリ DNS サフィックスと一致するか、Active Directory DNS ドメイン名に一致するかのどちらかになります。 |
シナリオ 2 : Active Directory ドメイン内のメンバー コンピューターには不整合があるにもかかわらず、ドメイン コントローラーには不整合がありません。 |
このシナリオでは、サイト システムがインストールされたメンバー コンピューターのプライマリ DNS サフィックスが Active Directory DNS ドメイン名と異なっているにもかかわらず、ドメイン コントローラーのプライマリ DNS サフィックスは Active Directory DNS ドメイン名と同じになっています。 このシナリオでは、不整合のないドメイン コントローラーと、不整合のあるメンバー コンピューターが存在します。Configuration Manager クライアントを実行しているメンバー コンピューターは、不正後のあるサイト システム サーバーのプライマリ DNS サフィックス、または Active Directory DNS ドメイン名のどちらかに一致するプライマリ DNS サフィックスを持ちます。 |
不整合のあるドメイン コントローラーにコンピューターがアクセスできるようにするには、ドメイン オブジェクト コンテナーの msDS-AllowedDNSSuffixes Active Directory 属性を変更する必要があります。 この属性に、両方の DNS サフィックスを追加する必要があります
さらに、組織内に展開されたすべての DNS 名前空間が DNS サフィックス検索一覧に含まれていることを確認して、不整合があるドメイン内のコンピューターごとに検索一覧を構成する必要があります。 名前空間の一覧には、ドメイン コントローラーのプライマリ DNS サフィックス、DNS ドメイン名、および Configuration Manager と相互運用する可能性のあるその他のサーバーに対応する追加の名前空間を含めます。 グループ ポリシー管理コンソールを使用すると、ドメイン ネーム システム (DNS) サフィックス検索一覧を構成できます。
重要 |
---|
Configuration Manager でコンピューターを参照する場合は、プライマリ DNS サフィックスを使用してコンピューターを入力します。 このサフィックスは、dnsHostName 属性として Active Directory ドメインに登録した完全修飾ドメイン名と一致し、およびシステムに関連付けられたサービス プリンシパル名と一致する必要があります。 |
単一ラベルのドメイン
帯域外管理の場合を除くと、Configuration Manager は、次に示す条件が満たされたときには、単一ラベルのドメイン内のサイト システムとクライアントをサポートします。
Active Directory ドメイン サービスの単一ラベルのドメインは、有効な最上位ドメインを持つ不整合がある DNS 名前空間で構成する必要があります。
たとえば、Contoso の単一ラベルのドメインは、contoso.com の DNS に不整合のある名前空間が含まれるように構成します。 そのため、Configuration Manager で Contoso ドメイン内のコンピューターに DNS サフィックスを指定するときには、Contoso ではなく Contoso.com を指定します。
システム コンテキストでのサイト サーバー間の DCOM 接続は、Kerberos 認証を使用して正常に実行できる必要があります。
[!メモ]
AMT ベースのコンピューターを帯域外管理する際の名前空間の制限については、「Configuration Manager での帯域外管理の前提条件」を参照してください。
Windows 環境
次の各セクションには、System Center 2012 Configuration Manager に関する一般的なサポート構成情報が記載されています。
BranchCache のサポート
Windows BranchCache は、System Center 2012 Configuration Manager に統合されています。 アプリケーションの展開の種類、パッケージの展開、およびタスク シーケンスに関する BranchCache の設定を構成できます。
BranchCache の要件がすべて満たされていると、この機能によりリモートの場所にあるクライアントは、現行のコンテンツのキャッシュを保持しているローカル クライアントからコンテンツを取得できるようになります。たとえば、BranchCache が有効な最初のクライアント コンピューターが、BranchCache サーバーとして構成された配布ポイントのコンテンツを要求した場合、そのクライアント コンピューターはそのコンテンツをダウンロードしてキャッシュします。 これと同じコンテンツを要求する同じサブネット上のクライアントは、このコンテンツを利用できるようになります。また、これらのクライアントもそのコンテンツをキャッシュします。 このように、同じサブネット上の後続のクライアントは配布ポイントからコンテンツをダウンロードする必要がありません。コンテンツは、以後の転送で複数のクライアントから配布されます。
Configuration Manager で BranchCache をサポートするには、配布ポイントとして構成されたサイト システム サーバーに Windows BranchCache 機能を追加します。 BranchCache をサポートするように構成されたサーバー上の System Center 2012 Configuration Manager の配布ポイントには、追加の構成は必要ありません。
[!メモ]
Configuration Manager SP1 以降では、クラウドベースの配布ポイントは、Windows BranchCache が構成されているクライアントによるコンテンツのダウンロードをサポートしています。
BranchCache を使用する場合、BranchCache をサポートできるクライアントは、BranchCache 分散モードに対応するように構成する必要があり、BITS クライアント設定のためのオペレーティング システム設定は BranchCache のサポートを有効化する必要があります。
次の表に、Windows BranchCache でサポートされる Configuration Manager クライアントのオペレーティング システムを示します。また、それぞれのオペレーティング システムについて、BranchCache 分散モードがオペレーティング システムでネイティブにサポートされているか、またはオペレーティング システムは BITS 4.0 リリースの追加を必要としているかを明記します。
オペレーティング システム |
サポートの詳細 |
---|---|
Windows Vista SP21 |
BITS 4.0 が必要 |
Windows 7 SP1 |
既定でサポート |
Windows 8 |
既定でサポート |
Windows 8.1 |
既定でサポート |
Windows 10 |
既定でサポート |
Windows Server 2008 SP21 |
BITS 4.0 が必要 |
Windows Server 2008 R2 (サービス パックなし、SP1、または SP2) |
既定でサポート |
Windows Server 2012 |
既定でサポート |
Windows Server 2012 R2 |
既定でサポート |
1 このオペレーティング システムでは、ネットワークから実行するソフトウェアの配布や SMB ファイル転送に関する BranchCache クライアント機能はサポートされません。さらに、このオペレーティング システムは、クラウドベースの配布ポイントに関わる BranchCache 機能を使用できません。
BITS 4.0 リリースを Configuration Manager クライアントにインストールするには、ソフトウェアの更新プログラムまたはソフトウェアの配布を使用します。 BITS 4.0 リリースの詳細については、「Windows Management Framework」を参照してください。
BranchCache の詳細については、Windows Server のドキュメントの「BranchCache for Windows (Windows の BranchCache)」を参照してください。
ワークグループ内のコンピューターのサポート
System Center 2012 Configuration Manager では、ワークグループ内のクライアントがサポートされます。Configuration Manager では、ワークグループとドメインの間でのクライアントの移動がサポートされます。 詳細については、「ワークグループ コンピューターへの Configuration Manager クライアントのインストール方法」をご覧ください。
すべての System Center 2012 Configuration Manager サイト システムは、サポートされた Active Directory ドメインのメンバーである必要があります。 この要件には、境界ネットワーク (DMZ、非武装地帯、スクリーン サブネットとも呼ばれます) でインターネット ベースのクライアント管理をサポートするサイト システムが含まれます。
データ重複除去のサポート
System Center 2012 R2 Configuration Manager 以降の Configuration Manager では、次に示すオペレーティング システム上の配布ポイントで、データ重複除去の使用をサポートしています。
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
重要 |
---|
パッケージ ソース ファイルをホストするボリュームは、データ重複除去の対象としてマークできません。 これは、データ重複除去には再解析ポイントが使用されますが、Configuration Manager では、再解析ポイントに保存したファイルがあるコンテンツ ソースの場所を使用することはサポートされないためです。 |
詳細については、Configuration Manager チームのブログ「Configuration Manager Distribution Points and Windows Server 2012 Data Deduplication (Configuration Manager の配布ポイントと Windows Server 2012 のデータ重複除去)」、および Windows Server TechNet ライブラリの「データ重複除去の概要」を参照してください。
DirectAccess のサポート
Configuration Manager では、サイト システム サーバーとクライアント間の通信用に、Windows Server 2008 R2 の DirectAccess 機能をサポートしています。 DirectAccess の要件がすべて満たされているときに、この機能を使用することで、インターネット上の Configuration Manager クライアントは、イントラネット上にいるかのように割り当て先のサイトと通信できます。
サーバーにより開始される操作 (リモート コントロールやクライアント プッシュ インストールなど) の場合、操作を開始するコンピューター (サイト サーバーなど) は、IPv6 を実行している必要があります。また、このプロトコルは、介在するすべてのネットワーク デバイスでサポートされている必要もあります。
Configuration Manager では、次に示す DirectAccess を利用した操作はサポートされていません。
オペレーティング システムの展開
Configuration Manager サイト間の通信
サイト内の Configuration Manager サイト システム サーバー間の通信
デュアル ブート コンピューターのサポート
System Center 2012 Configuration Manager では、1 台のコンピュータ上の複数のオペレーティング システムを管理できません。 1 台の管理対象コンピューターに複数のオペレーティング システムがある場合は、管理対象のオペレーティング システムのみに Configuration Manager クライアントがインストールされるようにするために使用される探索およびインストール方法を調整します。
ユーザーの簡易切り替えのサポート
ワークグループ コンピューターの Windows XP で使用できるユーザーの簡易切り替えは、System Center 2012 Configuration Manager ではサポートされていません。 Windows Vista 以降のバージョンを実行しているコンピューターのユーザーの簡易切り替えはサポートされています。
インターネット プロトコル バージョン 6 のサポート
Configuration Manager では、インターネット プロトコル バージョン 4 (IPv4) に加えて、インターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6) もサポートしています。 次の表に、例外の一覧を示します。
機能 |
IPv6 のサポートの例外 |
---|---|
クラウドベースの配布ポイント |
Windows Azure とクラウド ベースの配布ポイントをサポートするには、IPv4 が必要です。 |
Microsoft Intune および Microsoft Intune コネクタで登録されるモバイル デバイス |
Microsoft Intune および Microsoft Intune コネクタで登録されるモバイル デバイスをサポートするには、IPv4 が必要です。 |
ネットワーク探索 |
ネットワーク探索で検索するように DHCP サーバーを構成した場合は、IPv4 が必要です。 |
オペレーティング システムの展開 |
オペレーティング システムの展開をサポートするには、IPv4 が必要です。 |
帯域外管理 |
帯域外管理をサポートするには、IPv4 が必要です。 |
ウェイクアップ プロキシ通信 |
クライアントのウェイクアップ プロキシ パケットをサポートするには、IPv4 が必要です。 |
Windows CE |
Windows CE デバイスで Configuration Manager クライアントをサポートするには、IPv4 が必要です。 |
ネットワーク アドレス変換のサポート
Configuration Manager では、ネットワーク アドレス変換 (NAT) はサポートされていません。ただし、サイトがインターネット上のクライアントをサポートしていて、クライアントがインターネットに接続されていることを検出する場合を除きます。 インターネットベースのクライアント管理の詳細については、トピック「Configuration Manager の通信の計画」のセクション「インターネット ベースのクライアント管理の計画」を参照してください。
特殊なストレージ技術のサポート
Configuration Manager は、Configuration Manager コンポーネントがインストールされているオペレーティング システムのバージョンに対応した Windows ハードウェア互換性リストで認定されているハードウェアで動作します。 サイト サーバーの役割では、ディレクトリとファイルのアクセス許可を設定できるようにするために、NTFS ファイル システムが必要です。Configuration Manager は論理ドライブの完全な所有権を保持していることを前提としていて、個別のコンピューターで実行するサイト システムはストレージ技術を問わず論理パーティションを共有できないためです。 ただし、各コンピューターは、共有ストレージ デバイスの同じ物理パーティションにある個別の論理パーティションを使用できます。
次に、ストレージ技術を一覧表示して、サポートの考慮事項を示します。
ストレージ エリア ネットワーク:ストレージ エリア ネットワーク (SAN) は、サポート対象の Windows ベースのサーバーが、SAN でホストされているボリュームに直接接続されている場合にサポートされます。
単一インスタンス記憶域: Configuration Manager では、単一インスタンス記憶域 (SIS) が有効にされているボリューム上の配布ポイント パッケージおよび署名フォルダーの構成はサポートされていません。
さらに、Configuration Manager のクライアントのキャッシュは、SIS が有効なボリュームではサポートされていません。
[!メモ]
単一インスタンス記憶域 (SIS) は、Windows Storage Server 2003 R2 オペレーティング システムの機能です。
リムーバブル ディスク ドライブ: Configuration Manager では、リムーバブル ディスク ドライブへの Configuration Manager サイト システムまたはクライアントのインストールはサポートされていません。
仮想環境のサポート
Configuration Manager は、次に示す仮想環境内でバーチャル マシンとして実行するサポート対象オペレーティング システムに、クライアントの役割およびサイト システムの役割をインストールすることをサポートしています。 このサポートは、バーチャル マシンのホスト (仮想環境) が、クライアントまたはサイト サーバーとしてサポートされていない場合でも存続します。 たとえば、Microsoft Hyper-V Server 2012 を使用して、Windows Server 2012 を実行するバーチャル マシンをホストする場合は、そのバーチャル マシン (Windows Server 2012) にクライアントの役割またはサイト システムの役割をインストールできますが、それらをホスト (Microsoft Hyper-V Server 2012) にインストールすることはできません。
仮想化環境 |
Configuration Manager のバージョン |
---|---|
Windows Server 2008 |
|
Microsoft Hyper-V Server 2008 |
|
Windows Server 2008 R2 |
|
Microsoft Hyper-V Server 2008 R2 |
|
Windows Server 2012 |
|
Microsoft Hyper-V Server 2012 |
|
Windows Server 2012 R2 |
|
使用する各バーチャル コンピューターのハードウェアおよびソフトウェア構成は、物理的な Configuration Manager のコンピューターに使用する構成と同じか、それ以上にする必要があります。
Server Virtualization Validation Program と、そのオンライン版の Virtualization Program Support Policy ウィザードを使用すると、Configuration Manager が仮想化環境をサポートしているかどうか検証できます。 サーバーの仮想化検証プログラムの詳細については、「Windows サーバーの仮想化検証プログラム」を参照してください。
[!メモ]
Configuration Manager では、Mac 上で実行されるバーチャル PC またはバーチャル サーバー ゲスト オペレーティング システムはサポートしていません。
Configuration Manager では、バーチャル マシンがオンラインでない限り、そのマシンを管理できません。 ホスト コンピューター上の Configuration Manager クライアントを使用して、オフラインのバーチャル マシン イメージを更新したり、インベントリを収集したりすることはできません。
バーチャル マシンについて特別に考慮する事項はありません。 たとえば、更新が適用されたバーチャル マシンの状態を保存せずにバーチャル マシンを停止して再起動した場合、Configuration Manager はバーチャル マシン イメージに更新を再適用する必要があるかどうかを判断できない可能性があります。
Configuration Manager のサポートされるアップグレード パス
後続のセクションでは、System Center 2012 Configuration Manager のアップグレード オプション、サイト サーバーとクライアントのオペレーティング システムのバージョン、およびデータベース サーバーの SQL Server のバージョンを識別します。
Configuration Manager のアップグレード
次の表に、System Center 2012 Configuration Manager のバージョンと、サポートされたバージョン間のアップグレード パスの一覧を示します。
Configuration Manager のバージョン |
リリースのオプション |
サポートされるアップグレード パス |
説明 |
---|---|---|---|
System Center 2012 Configuration Manager |
|
|
System Center 2012 Configuration Manager は完全インストールでも、試用版としてでもインストールできます。Configuration Manager を試用版としてインストールすると、180 日後には読み取り専用の Configuration Manager コンソール以外に接続できなくなります。また、Configuration Manager の機能が制限されます。 180 日の期限前後で、いつでも試用版を完全インストールにアップグレードできるオプションがあります。 System Center 2012 Configuration Manager は Configuration Manager 2007 のインフラストラクチャの移行をサポートしていますが、Configuration Manager 2007 のサイトの一括アップグレードはサポートしていません。 ただし、移行では、Configuration Manager 2007 の配布ポイント、または配布ポイントと同じ位置に配置されたセカンダリ サイトから System Center 2012 Configuration Manager の配布ポイントへのアップグレードがサポートされます。 |
System Center 2012 Configuration Manager SP1 |
|
|
System Center 2012 Configuration Manager SP1 は、試用版、完全インストール、または、サービス パックなしで System Center 2012 Configuration Manager を実行する既存のインフラストラクチャへのアップグレードとしてインストールすることができます。 ただし、Configuration Manager 2007 から System Center 2012 Configuration Manager SP1 へのアップグレードはサポートしていません。 Configuration Manager を試用版としてインストールすると、180 日後には読み取り専用の Configuration Manager コンソール以外に接続できなくなります。また、Configuration Manager の機能が制限されます。 180 日の期限前後で、いつでも試用版を完全インストールにアップグレードできるオプションがあります。 System Center 2012 Configuration Manager SP1 は Configuration Manager 2007 からの移行をサポートしています。 |
System Center 2012 R2 Configuration Manager |
|
|
System Center 2012 R2 Configuration Manager は、試用版、完全インストール、または System Center 2012 Configuration Manager SP1 を実行する既存のインフラストラクチャへのアップグレードとしてインストールすることができます。 ただし、Configuration Manager 2007 またはサービス パックなしの System Center 2012 Configuration Manager から System Center 2012 R2 Configuration Manager へのアップグレードはサポートしていません。System Center 2012 Configuration Manager をサービス パックなしで使用する場合は、最初に階層を System Center 2012 Configuration Manager SP1 にアップグレードする必要があります。その後、System Center 2012 R2 Configuration Manager にアップグレードできます。 Configuration Manager を試用版としてインストールすると、180 日後には読み取り専用の Configuration Manager コンソール以外に接続できなくなります。また、Configuration Manager の機能が制限されます。 180 日の期限前後で、いつでも試用版を完全インストールにアップグレードできるオプションがあります。 System Center 2012 R2 Configuration Manager は Configuration Manager 2007 からの移行をサポートしています。 |
System Center 2012 Configuration Manager SP2 |
|
|
System Center 2012 Configuration Manager SP2 は、試用版、完全インストール、または既存のインフラストラクチャへのアップグレードとしてインストールすることができます。 サポートされるインストールおよびアップグレード パスの詳細については、「About the versions of System Center 2012 Configuration Manager (System Center 2012 Configuration Manager のバージョンについて)」を参照してください。 Configuration Manager を試用版としてインストールすると、180 日後には読み取り専用のコンソール以外に接続できなくなります。また、Configuration Manager の機能が制限されます。 180 日の期限前後で、いつでも試用版を完全インストールにアップグレードできるオプションがあります。 この製品バージョンは、Configuration Manager 2007 からの移行をサポートしています。 |
System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1 |
|
|
System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1 は、試用版または既存のインフラストラクチャへのアップグレードとしてインストールすることができます。 サポートされるインストールおよびアップグレード パスの詳細については、「About the versions of System Center 2012 Configuration Manager (System Center 2012 Configuration Manager のバージョンについて)」を参照してください。 Configuration Manager を試用版としてインストールすると、180 日後には読み取り専用のコンソール以外に接続できなくなります。また、Configuration Manager の機能が制限されます。 180 日の期限前後で、いつでも試用版を完全インストールにアップグレードできるオプションがあります。 この製品バージョンは、Configuration Manager 2007 からの移行をサポートしています。 |
Configuration Manager の評価版を完全インストールにアップグレードする方法については、トピック「Configuration Manager のサイトのインストールと階層の作成」の「評価版の製品版へのアップグレード」セクションを参照してください。
移行の詳細については、「System Center 2012 Configuration Manager の階層の移行」を参照してください。
Configuration Manager のインフラストラクチャのアップグレード
サイト、Configuration Manager のクライアントおよび Configuration Manager のコンソールのために使用する System Center 2012 Configuration Manager のバージョンをアップグレードすることに加えて、Configuration Manager のサイト サーバー、データベース サーバー、サイト システム サーバー、およびクライアントを実行するオペレーティング システムもアップグレードできます。 後続のセクションに記載されている情報は、Configuration Manager のインフラストラクチャのアップグレードに役立ちます。
サイト サーバーのオペレーティング システムのアップグレード
次の状況で、Configuration Manager はサイト サーバーのオペレーティング システムの一括アップグレードをサポートします。
アップグレード後のサービス パック レベルが Configuration Manager によってサポートされている場合の、Windows Server の上位サービス パックへの一括アップグレード。
Windows Server 2012 から Windows Server 2012 R2 への一括アップグレード
Configuration Manager では、次に示す Windows Server のアップグレード シナリオはサポートしていません。
すべてのバージョンの Windows Server 2008 から、すべてのバージョンの Windows Server 2008 R2 以降へのアップグレード。
すべてのバージョンの Windows Server 2008 から、すべてのバージョンの Windows Server 2012 以降へのアップグレード。
すべてのバージョンの Windows Server 2008 R2 から、すべてのバージョンの Windows Server 2012 以降へのアップグレード。
オペレーティング システムの直接アップグレードがサポートされていない場合は、新しいオペレーティング システムをインストールした後に、次に示す手順の 1 つを実行します。
System Center 2012 Configuration Manager と必要なレベルのサービス パックをインストールし、要件に沿ってサイトを構成します。
System Center 2012 Configuration Manager と必要なレベルのサービス パックをインストールして、サイトの復元を実行します。 このシナリオには、元の Configuration Manager サイトでサイト サーバーのバックアップのメンテナンス タスクを使用して作成された、サイトのバックアップが必要です。また、その同じインストール設定を、新しい System Center 2012 Configuration Manager サイトに使用することが必要です。
クライアント オペレーティング システムのアップグレード
次の状況で、Configuration Manager は Configuration Manager クライアントのオペレーティング システムの一括アップグレードをサポートします。
- アップグレード後のサービス パック レベルが Configuration Manager によってサポートされている場合の、Windows Server の上位サービス パックへの一括アップグレード。
サイト データベース サーバーの SQL Server のアップグレード
Configuration Manager では、サイト データベース サーバー上の SQL のサポートされたバージョンからの、SQL Server の一括アップグレードをサポートしています。 次の表は、Configuration Manager によりサポートされるアップグレード シナリオと、各シナリオの要件について詳しく説明しています。
Configuration Manager によりサポートされている SQL Server のバージョンについては、このトピックの「SQL Server サイト データベースの構成」を参照してください。
SQL Server によってアップグレードがサポートされている SQL Server のバージョンについては、次に示す TechNet の SQL Server ドキュメントを参照してください。
アップグレードのシナリオ |
説明 |
||
---|---|---|---|
SQL Server のサービス パック バージョンのアップグレード |
Configuration Manager は、アップグレード後の SQL Server のサービス パック レベルが Configuration Manager によってサポートされている限り、SQL Server の上位サービス パックへの一括アップグレードをサポートします。 1 つの階層に複数の Configuration Manager サイトがある場合は、各サイトで SQL Server の異なるサービス パックのバージョンを実行できます。また、サイトがサイト データベースに使用する SQL Server のサービス パックのバージョンをアップグレードする順序に制限はありません。 |
||
SQL Server 2008 R2 へのアップグレード |
Configuration Manager は SQL Server 2008 から SQL Server 2008 R2 への、SQL Server の一括アップグレードをサポートしています。 1 つの階層に複数の Configuration Manager サイトがある場合は、各サイトで SQL Server の異なるバージョンを実行できます。また、サイトがサイト データベースに使用する SQL Server のバージョンをアップグレードする順序に制限はありません。 |
||
SQL Server 2012 へのアップグレード |
Configuration Manager が SQL Server 2012 をサポートしているバージョンの場合、Configuration Manager では SQL Server から SQL Server 2012 への一括アップグレードをサポートしますが、次の制限があります。
|
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SQL Server 2014 へのアップグレード |
Configuration Manager のバージョンが SQL Server 2014 をサポートしている場合、Configuration Manager は SQL Server から SQL Server 2014 への一括アップグレードをサポートしますが、次の制限があります。
|
サイト データベース サーバー上の SQL Server をアップグレードするには
サイトですべての Configuration Manager サービスを停止します。
SQL Server をサポートされるバージョンにアップグレードします。
Configuration Manager サービスを再開します。
[!メモ]
中央管理サイトで使用している SQL Server のエディションを Standard エディションから Datacenter エディションまたは Enterprise エディションに変更する際には、階層がサポートするクライアントの数を制限するデータベースのパーティションは変更しません。