Configuration Manager のコンテンツ管理の操作とメンテナンス
適用対象: System Center 2012 Configuration Manager,System Center 2012 Configuration Manager SP1,System Center 2012 Configuration Manager SP2,System Center 2012 R2 Configuration Manager,System Center 2012 R2 Configuration Manager SP1
コンテンツ管理のためのインフラストラクチャを System Center 2012 Configuration Manager に配置した後、最新のコンテンツ ファイルが配布ポイントにあり、クライアント コンピューターで使用できることを確認するために通常実行する操作があります。 このセクションでは、配布ポイントのコンテンツ ファイルの管理、コンテンツの検証の開始、およびコンテンツの監視について説明します。
このトピックの次のセクションは、Configuration Manager 階層における一般的なコンテンツ操作の管理に役立ちます。
配布ポイントのコンテンツの配布
パッケージ コンテンツにアクセスするためのアカウントの管理
配布ポイントのコンテンツの更新
配布ポイントのコンテンツの再配布
配布ポイントのコンテンツの削除
コンテンツの事前設定
コンテンツの検証の開始
コンテンツの監視
配布ポイントのコンテンツの配布
コンテンツをクライアント コンピューターで使用できるようにする前に、コンテンツを配布ポイントに配布する必要があります。Configuration Manager では、コンテンツ ファイルをパッケージに保存してから配布ポイントに配布します。 配布できるコンテンツの種類はいくつかあり、アプリケーションの展開の種類、パッケージ、展開パッケージ、ドライバー パッケージ、オペレーティング システム イメージ、オペレーティング システム インストーラー、ブート イメージ、タスク シーケンスなどがあります。 アプリケーションの展開の種類などのソース ファイルを含むパッケージまたは展開パッケージを作成する場合は、パッケージが作成されるサイトがパッケージ コンテンツ ソースのサイト所有者になります。Configuration Manager では、ソース ファイルは、オブジェクトについて指定されているソース ファイル パスからパッケージ コンテンツ ソースを所有するサイトのコンテンツ ライブラリーにコピーされます。
コンテンツを配布ポイントに配布するには、次の手順に従います。
コンテンツを配布ポイントに配布するには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、配布するコンテンツの種類に応じて、次のいずれかの手順を選択します。
- **アプリケーション**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[アプリケーション\] をクリックして、配布するアプリケーションを選択します。 - **パッケージ**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[パッケージ\] をクリックして、配布するパッケージを選択します。 - **展開パッケージ**:\[ソフトウェア更新プログラム\] を展開し、\[展開パッケージ\] をクリックして、配布する展開パッケージを選択します。 - **ドライバー パッケージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ドライバー パッケージ\] をクリックして、配布するドライバー パッケージを選択します。 - **オペレーティング システム イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム イメージ\] をクリックして、配布するオペレーティング システム イメージを選択します。 - **オペレーティング システム インストーラー**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム インストーラー\] をクリックして、配布するオペレーティング システム インストーラーを選択します。 - **ブート イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ブート イメージ\] をクリックして、配布するブート イメージを選択します。 - **タスク シーケンス**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[タスク シーケンス\] をクリックして、配布するタスク シーケンスを選択します。 タスク シーケンスには、コンテンツは含まれませんが、配布される関連コンテンツの依存関係が含まれます。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>タスク シーケンスを変更する場合は、コンテンツを再配布する必要があります。</P> </div>
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[ホーム] タブの [展開] グループで、[コンテンツの配布] をクリックします。 コンテンツの配布ウィザードが開きます。
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[全般 ] ページで、表示されているコンテンツが配布するコンテンツであることを確認し、Configuration Manager が選択されたコンテンツに関連付けられているコンテンツの依存関係を検出し、その配布に依存関係を追加するかどうかを選択して、[次へ] をクリックします。
[!メモ]
[コンテンツに依存する項目を検出してこの配布に追加する] の設定を構成できるのは、コンテンツの種類がアプリケーションである場合のみです。Configuration Manager では、タスク シーケンスのこの設定は自動的に構成され、変更することはできません。
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表示される場合は、[コンテンツ] タブで、表示されているコンテンツが配布対象のコンテンツであることを確認して、[次へ] をクリックします。
[!メモ]
[コンテンツ] ページは、ウィザードの [全般] ページで [関連コンテンツの依存関係を検出してこの配布に追加する] が選択されている場合にのみ表示されます。
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[コンテンツの配布先] ページで [追加] をクリックし、次のいずれかを選択して、該当の手順に従います。
- **コレクション**:\[ユーザー コレクション\] または \[デバイス コレクション\] を選択し、1 つまたは複数の配布ポイント グループに関連付けられているコレクションをクリックして、\[OK\] をクリックします。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>配布ポイント グループに関連付けられているコレクションのみが表示されます。 コレクションと配布ポイント グループの関連付けの詳細については、「<A href="gg682115(v=technet.10).md">Configuration Manager のコンテンツ管理の構成</A>」トピックの「<A href="gg682115(v=technet.10).md">配布ポイント グループの作成と構成</A>」セクションを参照してください。</P> </div> - **配付ポイント**:既存の配布ポイントを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポインは表示されません。 - **配布ポイント グループ**:既存の配布ポイント グループを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポイント グループは表示されません。
コンテンツの配布先の追加が完了したら、[次へ] をクリックします。
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[概要] ページで、操作を続ける前に配布の設定を見直します。 選択した配布先にコンテンツを配布するには、[次へ] をクリックします。
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[進行状況] ページに、配布の進行状況が表示されます。
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[確認] ページに、コンテンツがポイントに正常に割り当てられたかどうかが表示されます。 コンテンツの配布を監視するには、このトピックの「コンテンツの監視」セクションを参照してください。
パッケージ コンテンツにアクセスするためのアカウントの管理
パッケージ アクセス アカウントを使用すると、NTFS ファイル システムのアクセス許可を設定して、配布ポイントのパッケージ コンテンツにアクセスできるユーザーおよびユーザー グループを指定することができます。 既定では、Configuration Manager は、汎用アクセス アカウントの Users と Administrators にのみアクセス権を付与しますが、追加の Windows アカウントまたはグループを使用してクライアント コンピューターのアクセスを制御できます。 モバイル デバイスでは、常にパッケージ コンテンツが匿名で取得されるので、パッケージ アクセス アカウントは使用されません。
既定では、Configuration Manager がパッケージ内のコンテンツ ファイルを配布ポイントにコピーするときに、ローカルの Users グループに読み取りのアクセスを、ローカルの Administrators グループにフル コントロールを許可します。 実際にどのようなアクセス許可が必要になるかはパッケージによって異なります。 クライアントがワークグループや信頼されていないフォレストに含まれている場合は、そのクライアントはネットワーク アクセス アカウントを使用してパッケージ コンテンツにアクセスします。 定義されたパッケージ アクセス アカウントを使用して、パッケージに対するアクセス許可がネットワーク アクセス アカウントにあることを確認してください。
配布ポイントにアクセスできるドメイン内のアカウントを使用します。 パッケージの作成後にアカウントを作成または変更した場合は、パッケージを再配布する必要があります。 パッケージを更新しても、パッケージに関する NTFS ファイル システムのアクセス許可は変更されません。
ネットワーク アクセス アカウントは、Users グループのメンバーシップによって自動的に追加されるため、パッケージ アクセス アカウントとして追加する必要はありません。 パッケージ アクセス アカウントをネットワーク アクセス アカウントのみに制限しても、クライアントによるパッケージへのアクセスを妨げることはありません。
アクセス アカウントを管理するには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、アクセス アカウントを管理するコンテンツの種類に応じて、次のいずれかの手順を選択します。
- **アプリケーション**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[アプリケーション\] をクリックして、アクセス アカウントを管理するアプリケーションを選択します。 - **パッケージ**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[パッケージ\] をクリックして、アクセス アカウントを管理するパッケージを選択します。 - **展開パッケージ**:\[ソフトウェア更新プログラム\] を展開し、\[展開パッケージ\] をクリックして、アクセス アカウントを管理する展開パッケージを選択します。 - **ドライバー パッケージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ドライバー パッケージ\] をクリックして、アクセス アカウントを管理するドライバー パッケージを選択します。 - **オペレーティング システム イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム イメージ\] をクリックして、アクセス アカウントを管理するオペレーティング システム イメージを選択します。 - **オペレーティング システム インストーラー**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム インストーラー\] をクリックして、アクセス アカウントを管理するオペレーティング システム インストーラーを選択します。 - **ブート イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ブート イメージ\] をクリックして、アクセス アカウントを管理するブート イメージを選択します。
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選択したオブジェクトを右クリックして、[アクセス アカウントの管理] をクリックします。
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[アカウントの追加] ダイアログ ボックスで、コンテンツに対するアクセス許可が付与されるアカウントの種類を指定して、アカウントに関連付けられているアクセス権を指定します。
[!メモ]
アカウントのユーザー名を追加し、Configuration Manager が、同じ名前のローカル ユーザー アカウントとドメイン ユーザー アカウントを検出した場合、サービス パックが適用されていない Configuration Manager は、ローカル ユーザー アカウントのアクセス権を設定します。Configuration Manager SP1 以降、Configuration Manager はドメイン ユーザー アカウントのアクセス権を設定します。
配布ポイントのコンテンツの更新
パッケージのソース ファイルの場所で、新しいファイルを追加するか、既存のファイルを新しいバージョンに置き換える場合は、[配布ポイントの更新] 操作または [コンテンツの更新] 操作を使用して、配布ポイントにあるコンテンツ ファイルを更新することができます。 コンテンツ ファイルがソース ファイル パスからパッケージ コンテンツ ソースを所有しているサイトのコンテンツ ライブラリーにコピーされ、パッケージのバージョン番号が改訂されて、パッケージで変更されたファイルのみを使用して配布ポイントが更新されます。
警告 |
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アプリケーションのパッケージ バージョンは常に 1 です。 アプリケーションの展開の種類のコンテンツを更新すると、Configuration Manager は、展開の種類用に新しいコンテンツ ID を作成し、パッケージはその新しいコンテンツ ID を参照します。 |
配布ポイントのコンテンツを更新するには、次の手順に従います。
配布ポイントのコンテンツを更新するには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、配布するコンテンツの種類に応じて、次のいずれかの手順を選択します。
- **アプリケーション**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[アプリケーション\] をクリックして、配布するアプリケーションを選択します。 \[展開の種類\] タブをクリックして、更新する展開の種類を選択します。 - **パッケージ**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[パッケージ\] をクリックして、更新するパッケージを選択します。 - **展開パッケージ**:\[ソフトウェア更新プログラム\] を展開し、\[展開パッケージ\] をクリックして、更新する展開パッケージを選択します。 - **ドライバー パッケージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ドライバー パッケージ\] をクリックして、更新するドライバー パッケージを選択します。 - **オペレーティング システム イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム イメージ\] をクリックして、更新するオペレーティング システム イメージを選択します。 - **オペレーティング システム インストーラー**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム インストーラー\] をクリックして、更新するオペレーティング システム インストーラーを選択します。 - **ブート イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ブート イメージ\] をクリックして、更新するブート イメージを選択します。
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[ホーム] タブの [展開] グループで、[配布ポイントの更新] をクリックし、[OK] をクリックしてコンテンツの更新を確定します。
[!メモ]
アプリケーションのコンテンツを更新するには、[展開の種類] タブをクリックし、展開の種類を右クリックして [コンテンツの更新] をクリックし、[OK] をクリックしてコンテンツを最新の内容に更新する操作を確定します。
[!メモ]
ブート イメージのコンテンツを更新する場合は、配布ポイントの管理ウィザードを開きます。 [概要] ページで情報を確認し、ウィザードを完了してコンテンツを更新します。
配布ポイントのコンテンツの再配布
パッケージを再配布してパッケージ内のすべてのコンテンツ ファイルを配布ポイントまたは配布ポイント グループにコピーして、既存のファイルを上書きすることができます。 通常、この操作は、パッケージ内のコンテンツ ファイルを修復するか、または初回配布が失敗した場合にコンテンツを再送信するときに使用します。 パッケージは、パッケージ プロパティ、配布ポイント プロパティ、または配布ポイント グループ プロパティを使用して再配布することができます。
パッケージ内のコンテンツ ファイルを配布ポイントに再配布するには、次のいずれかの手順に従います。
パッケージ プロパティを使用してコンテンツを再配布するには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、配布するコンテンツの種類に応じて、次のいずれかの手順を選択します。
- **アプリケーション**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[アプリケーション\] をクリックして、再配布するアプリケーションを選択します。 - **パッケージ**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[パッケージ\] をクリックして、再配布するパッケージを選択します。 - **展開パッケージ**:\[ソフトウェア更新プログラム\] を展開し、\[展開パッケージ\] をクリックして、再配布する展開パッケージを選択します。 - **ドライバー パッケージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ドライバー パッケージ\] をクリックして、再配布するドライバー パッケージを選択します。 - **オペレーティング システム イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム イメージ\] をクリックして、再配布するオペレーティング システム イメージを選択します。 - **オペレーティング システム インストーラー**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム インストーラー\] をクリックして、再配布するオペレーティング システム インストーラーを選択します。 - **ブート イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ブート イメージ\] をクリックして、再配布するブート イメージを選択します。
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[ホーム] タブの [プロパティ] グループで、[プロパティ] をクリックします。
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[コンテンツの場所] タブをクリックし、コンテンツを再配布する配布ポイントまたは配布ポイント グループを選択して、[再配布] をクリックし、[OK] をクリックします。
配布ポイント プロパティを使用してコンテンツを再配布するには
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Configuration Manager コンソールで、[管理] をクリックします。
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[管理] ワークスペースで [配布ポイント] をクリックして、コンテンツを再配信する配布ポイントを選択します。
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[ホーム] タブの [プロパティ] グループで、[プロパティ] をクリックします。
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[コンテンツ] タブをクリックし、再配布するコンテンツを選択して、[再配布] をクリックし、[OK] をクリックします。
配布ポイント グループ プロパティを使用してコンテンツを再配布するには
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Configuration Manager コンソールで、[管理] をクリックします。
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[管理] ワークスペースで [配布ポイント] をクリックして、コンテンツを再配信する配布ポイント グループを選択します。
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[ホーム] タブの [プロパティ] グループで、[プロパティ] をクリックします。
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[コンテンツ] タブをクリックし、再配布するコンテンツを選択して、[再配布] をクリックし、[OK] をクリックします。
重要 パッケージ内のコンテンツが配布ポイント グループ内のすべての配布ポイントに再配布されます。
配布ポイントのコンテンツの削除
配布ポイントでコンテンツが不要になった場合は、コンテンツ ファイルを削除することができます。 コンテンツが同じ配布ポイントに配布済みの別のパッケージに関連付けられている場合、そのコンテンツを削除することはできません。 パッケージ プロパティ、配布ポイント プロパティ、または配布ポイント グループ プロパティを使用してパッケージを削除することができます。 コンテンツ ファイルを配布ポイントから削除するには、次のいずれかの手順に従います。
コンテンツ ファイルを配布ポイントから削除するには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、削除するコンテンツの種類に応じて、次のいずれかの手順を選択します。
- **アプリケーション**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[アプリケーション\] をクリックして、削除するアプリケーションを選択します。 - **パッケージ**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[パッケージ\] をクリックして、削除するパッケージを選択します。 - **展開パッケージ**:\[ソフトウェア更新プログラム\] を展開し、\[展開パッケージ\] をクリックして、削除する展開パッケージを選択します。 - **ドライバー パッケージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ドライバー パッケージ\] をクリックして、削除するドライバー パッケージを選択します。 - **オペレーティング システム イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム イメージ\] をクリックして、削除するオペレーティング システム イメージを選択します。 - **オペレーティング システム インストーラー**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム インストーラー\] をクリックして、削除するオペレーティング システム インストーラーを選択します。 - **ブート イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ブート イメージ\] をクリックして、削除するブート イメージを選択します。
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[ホーム] タブの [プロパティ] グループで、[プロパティ] をクリックします。
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[コンテンツの場所] タブをクリックし、コンテンツを削除する配布ポイントまたは配布ポイント グループを選択して、[削除] をクリックし、[OK] をクリックします。
配布ポイント プロパティを使用してコンテンツを削除するには
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Configuration Manager コンソールで、[管理] をクリックします。
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[管理] ワークスペースで [配布ポイント] をクリックして、コンテンツを削除する配布ポイントを選択します。
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[ホーム] タブの [プロパティ] グループで、[プロパティ] をクリックします。
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[コンテンツ] タブをクリックし、削除するコンテンツを選択して、[削除] をクリックし、[OK] をクリックします。
配布ポイント グループ プロパティを使用してコンテンツを削除するには
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Configuration Manager コンソールで、[管理] をクリックします。
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[管理] ワークスペースで [配布ポイント] をクリックして、コンテンツを削除する配布ポイント グループを選択します。
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[ホーム] タブの [プロパティ] グループで、[プロパティ] をクリックします。
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[コンテンツ] タブをクリックし、削除するコンテンツを選択して、[削除] をクリックし、[OK] をクリックします。
コンテンツの事前設定
Configuration Manager でアプリケーションおよびパッケージの種類のコンテンツ ファイルを事前設定することができます。Configuration Manager コンソールで、必要なコンテンツを選択してから、事前設定コンテンツ ファイルの作成ウィザードを使用して、選択したコンテンツのファイルと関連メタデータを含む事前設定コンテンツ ファイル (圧縮ファイル) を作成します。 その結果、サイト サーバー、セカンダリ サイト、または配布ポイントでコンテンツを手動でインポートできるようになります。 事前設定コンテンツ ファイルをサイト サーバーにインポートする場合、コンテンツ ファイルはサイト サーバーのコンテンツ ライブラリに追加され、サイト サーバー データベースに登録されます。 事前設定コンテンツ ファイルを配布ポイントにインポートする場合、コンテンツ ファイルは配布ポイントのコンテンツ ライブラリに追加され、コンテンツが配布ポイントで使用可能になったことを伝えるステータス メッセージがサイト サーバーに送信されます。
重要 |
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配布ポイントがサイト サーバーにある場合は、事前設定コンテンツの配布ポイントを有効にしないでください。 代わりに、「サイト サーバーに置かれた配布ポイントでコンテンツを事前設定するには」の手順を使用してください。 |
重要 |
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配布ポイントをプル配布ポイントとして構成する場合、事前設定コンテンツの配布ポイントを有効にしないでください。 配布ポイントの事前設定コンテンツの構成は、プル配布ポイントの構成よりも優先されます。 事前設定コンテンツ用に構成されたプル配布ポイントは、ソース配布ポイントからコンテンツをプルしません。また、サイト サーバーからコンテンツを受信しません。 |
重要 |
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配布ポイントのコンテンツを事前設定する前に、コンテンツ ライブラリを配布ポイントに作成する必要があります。 少なくとも 1 回コンテンツをネットワーク経由で配布してから、配布ポイントのコンテンツを事前設定してください。 |
重要 |
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パッケージ ソース パスが長い (140 文字を超えるなど) パッケージのコンテンツを事前設定すると、Extract Content コマンドライン ツールはそのパッケージのコンテンツをコンテンツ ライブラリに抽出できないことがあります。 |
[!メモ]
コンテンツ ファイルを事前設定する時期の詳細については、「Configuration Manager のコンテンツ管理の計画」トピックの「コンテンツを事前設定するかどうかの判断」セクションを参照してください。
コンテンツを事前設定するには、次の手順に従います。
手順 1: 事前設定コンテンツ ファイルを作成する
Configuration Manager コンソールで選択するコンテンツのファイルと関連メタデータを含む事前設定コンテンツ ファイル (圧縮ファイル) を作成することができます。 事前設定コンテンツ ファイルを作成するには、次の手順に従います。
事前設定コンテンツ ファイルを作成するには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、事前設定するコンテンツの種類に応じて、次のいずれかの手順を選択します。
- **アプリケーション**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[アプリケーション\] をクリックして、事前設定するアプリケーションを選択します。 - **パッケージ**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[パッケージ\] をクリックして、事前設定するパッケージを選択します。 - **ドライバー パッケージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ドライバー パッケージ\] をクリックして、事前設定するドライバー パッケージを選択します。 - **オペレーティング システム イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム イメージ\] をクリックして、事前設定するオペレーティング システム イメージを選択します。 - **オペレーティング システム インストーラー**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム インストーラー\] をクリックして、事前設定するオペレーティング システム インストーラーを選択します。 - **ブート イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ブート イメージ\] をクリックして、事前設定するブート イメージを選択します。 - **タスク シーケンス**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[タスク シーケンス\] をクリックして、事前設定するタスク シーケンスを選択します。
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[ホーム] タブの [展開] グループで、[事前設定コンテンツ ファイルの作成] をクリックします。 事前設定コンテンツ ファイルの作成ウィザードが開きます。
[!メモ]
アプリケーションの場合:[ホーム] タブの [アプリケーション] グループで、[事前設定コンテンツ ファイルの作成] をクリックします。
パッケージの場合:[ホーム] タブの [<PackageName>] グループで、[事前設定コンテンツ ファイルの作成] をクリックします。
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[全般] ページで、[参照] をクリックして事前設定コンテンツ ファイルの場所を選択し、ファイルの名前を指定して [保存] をクリックします。 この事前設定コンテンツ ファイルをプライマリ サイト サーバー、セカンダリ サイト サーバー、または配布ポイントで使用して、コンテンツおよびメタデータをインポートします。
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アプリケーションについて、[すべての依存関係をエクスポート] を選択して、Configuration Manager がアプリケーションに関連付けられた依存関係を検出し、事前設定コンテンツ ファイルに追加するよう指定します。 既定では、この設定が選択されています。
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[管理者コメント] に、事前設定コンテンツ ファイルに関するコメント (任意指定) を入力し、[次へ] をクリックします。
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[コンテンツ] ページで、表示されているコンテンツが事前設定ファイルに追加するコンテンツであることを確認して、[次へ] をクリックします。
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[コンテンツの場所] ページで、事前設定コンテンツ ファイル用のコンテンツ ファイルの取得元の配布ポイントを指定します。 複数の配布ポイントを選択して、コンテンツを取得することができます。 配布ポイントの一覧が [コンテンツの場所] セクションに表示されます。 [コンテンツ] 列に、選択されたパッケージまたはアプリケーションのうち、それぞれの配布ポイントで使用可能なパッケージまたはアプリケーションの数が表示されます。Configuration Manager では、一覧の先頭の配布ポイントを始めとして、選択されたコンテンツが取得され、一覧の下の方に向かって順番に、事前設定コンテンツ ファイルに必要な残りのコンテンツが取得されます。 配布ポイントの優先順位を変更するには、[上へ移動] または [下へ移動] をクリックします。 選択したコンテンツ全部を一覧内の配布ポイントでそろえることができない場合は、コンテンツを含む配布ポイントを一覧に追加するか、または、ウィザードを終了して、コンテンツを少なくとも 1 つの配布ポイントに配布してからウィザードを再始動する必要があります。
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[要約] ページで、詳細を確認します。 前のページに戻って変更を加えることができます。 [次へ] をクリックして、事前設定コンテンツ ファイルを作成します。
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[進捗状況] ページに、事前設定コンテンツ ファイルに追加されているコンテンツが表示されます。
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[完了] ページで、事前設定コンテンツ ファイルが正常に作成されたことを確認して、[閉じる] をクリックします。
手順 2:コンテンツを配布ポイントに割り当てる
コンテンツ ファイルを事前設定したら、コンテンツを配布ポイントに割り当てます。
[!メモ]
事前設定コンテンツ ファイルを使用してサイト サーバーのコンテンツ ライブラリを回復する場合、および配布ポイントのコンテンツ ファイルを事前設定する必要がない場合は、この手順を省略することができます。
事前設定コンテンツ ファイルのコンテンツを配布ポイントに割り当てるには、次の手順に従います。
重要 |
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事前設定の対象となる配布ポイントが事前設定の配布ポイントとして認識されること、またはコンテンツがネットワークを使用して配布ポイントに配布されることを確認してください。 配布ポイントを事前設定の配布ポイントとして構成する方法の詳細については、「Configuration Manager のコンテンツ管理の構成」トピックの「配布ポイントのプロパティを変更するには」手順を参照してください。 |
コンテンツを配布ポイントに割り当てるには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、事前設定コンテンツ ファイルの作成時に選択したコンテンツの種類に応じて、次のいずれかの手順を選択します。
- **アプリケーション**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[アプリケーション\] をクリックして、事前設定したアプリケーションを選択します。 - **パッケージ**:\[アプリケーション管理\] を展開し、\[パッケージ\] をクリックして、事前設定したパッケージを選択します。 - **展開パッケージ**:\[ソフトウェア更新プログラム\] を展開し、\[展開パッケージ\] をクリックして、事前設定した展開パッケージを選択します。 - **ドライバー パッケージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ドライバー パッケージ\] をクリックして、事前設定したドライバー パッケージを選択します。 - **オペレーティング システム イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム イメージ\] をクリックして、事前設定したオペレーティング システム イメージを選択します。 - **オペレーティング システム インストーラー**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[オペレーティング システム インストーラー\] をクリックして、事前設定したオペレーティング システム インストーラーを選択します。 - **ブート イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開し、\[ブート イメージ\] をクリックして、事前設定したブート イメージを選択します。
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[ホーム] タブの [展開] グループで、[コンテンツの配布] をクリックします。 コンテンツの配布ウィザードが開きます。
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[全般 ] ページで、表示されているコンテンツが事前設定したコンテンツであることを確認し、Configuration Manager が選択されたコンテンツに関連付けられているコンテンツの依存関係を検出し、その配布に依存関係を追加するかどうかを選択して、[次へ] をクリックします。
[!メモ]
[コンテンツに依存する項目を検出してこの配布に追加する] の設定を構成できるのは、コンテンツの種類がアプリケーションである場合のみです。Configuration Manager では、タスク シーケンスのこの設定は自動的に構成され、変更することはできません。
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表示される場合は、[コンテンツ] ページで、表示されているコンテンツが配布対象のコンテンツであることを確認して、[次へ] をクリックします。
[!メモ]
[コンテンツ] ページは、ウィザードの [全般] ページで [関連コンテンツの依存関係を検出してこの配布に追加する] が選択されている場合にのみ表示されます。
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[コンテンツの配布先] ページで [追加] をクリックし、事前設定対象の配布ポイントを含む次のいずれかを選択して、該当の手順に従います。
- **コレクション**:\[ユーザー コレクション\] または \[デバイス コレクション\] を選択し、1 つまたは複数の配布ポイント グループに関連付けられているコレクションをクリックして、\[OK\] をクリックします。 <div class="alert"> > [!メモ] > <P>配布ポイント グループに関連付けられているコレクションのみが表示されます。 コレクションと配布ポイント グループの関連付けの詳細については、「<A href="gg682115(v=technet.10).md">Configuration Manager のコンテンツ管理の構成</A>」トピックの「<A href="gg682115(v=technet.10).md">配布ポイント グループの作成と構成</A>」セクションを参照してください。</P> </div> - **配付ポイント**:既存の配布ポイントを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポインは表示されません。 - **配布ポイント グループ**:既存の配布ポイント グループを選択して、\[OK\] をクリックします。 コンテンツを既に受信した配布ポイント グループは表示されません。
コンテンツの配布先の追加が完了したら、[次へ] をクリックします。
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[概要] ページで、操作を続ける前に配布の設定を見直します。 選択した配布先にコンテンツを配布するには、[次へ] をクリックします。
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[進行状況] ページに、配布の進行状況が表示されます。
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[確認] ページは、コンテンツが配布ポイントに正常に割り当てられたかどうかを表示します。 コンテンツの配布を監視するには、このトピックの「コンテンツのステータスの監視」セクションを参照してください。
手順 3:事前設定コンテンツ ファイルのコンテンツの抽出
事前設定コンテンツ ファイルを作成し、そのコンテンツを配布ポイントに割り当てたら、サイト サーバーまたは配布ポイントのコンテンツ ライブラリにコンテンツ ファイルを解凍することができます。 通常は、事前設定コンテンツ ファイルを USB ドライブなどのポータブル ドライブにコピーするか、またはコンテンツを DVD などのメディアに書き込んでから、コンテンツが必要なサイト サーバーまたは配布ポイントで使用可能にします。 Extract Content コマンド ライン ツールを使用してコンテンツ ファイルを事前設定コンテンツ ファイルから手動でエクスポートするには、次の手順に従います。
重要 |
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Extract Content コマンドライン ツールを実行すると、事前設定コンテンツ ファイルを作成するときに一時ファイルが作成されます。 次に、ファイルは対象フォルダーにコピーされ、一時ファイルは削除されます。 この一時ファイル用に十分なディスク領域を用意する必要があります。領域がない場合、プロセスは失敗します。 一時ファイルは次の場所に作成されます。
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セキュリティ メモ |
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Extract Content コマンド ライン ツールを実行するユーザーには、事前設定コンテンツの抽出元のコンピューターに対する管理者権限が必要です。 |
コンテンツ ファイルを事前設定コンテンツ ファイルから抽出するには
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事前設定コンテンツ ファイルをコンテンツの抽出元のコンピューターにコピーします。
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Extract Content コマンド ライン ツールを <ConfigMgrInstallationPath>\bin\<platform> から事前設定コンテンツ ファイルの抽出元のコンピューターにコピーします。
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コマンド プロンプトを表示して、事前設定コンテンツ ファイルおよび Extract Content ツールがあるフォルダーの場所に移動します。
[!メモ]
サイト サーバー、セカンダリ サイト サーバー、または配布ポイントで 1 つまたは複数の事前設定ファイルを抽出することができます。
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ファイルを 1 つインポートするには、extractcontent /P:<PrestagedFileLocation>\<PrestagedFileName> /S と入力します。
すべての事前設定ファイルを特定のフォルダーにインポートするには、extractcontent /P:<PrestagedFileLocation> /S と入力します。
たとえば、extractcontent /P:D:\PrestagedFiles\MyPrestagedFile.pkgx /S と入力する場合、D:\PrestagedFiles\ は PrestagedFileLocation、MyPrestagedFile.pkgx は事前設定されたファイル名で、/S は Configuration Manager に対して、現在の配布ポイントにあるものより新しいコンテンツ ファイルのみを抽出することを通知します。
事前設定コンテンツ ファイルをサイト サーバーに抽出する場合、コンテンツ ファイルはサイト サーバーのコンテンツ ライブラリに追加され、コンテンツが使用可能であるか使用不可であるかがサイト サーバー データベースに登録されるようになります。 事前設定コンテンツ ファイルを配布ポイントに抽出する場合、コンテンツ ファイルは配布ポイントのコンテンツ ライブラリに追加され、状態メッセージが配布ポイントから親プライマリ サイト サーバーに送信されて、コンテンツが使用可能であるか使用不可であるかがサイト データベースに登録されるようになります。
重要 次のシナリオでは、コンテンツが新しいバージョンに更新されたときに、事前設定コンテンツ ファイルから抽出されたコンテンツを更新する必要があります。
バージョン 1 のパッケージの事前設定コンテンツ ファイルを作成します。
バージョン 2 のパッケージを作成するため、ソース ファイルを更新します。
事前設定コンテンツ ファイル (バージョン 1 のパッケージ) を配布ポイントから抽出します。
Configuration Manager は配布ポイントにバージョン 2 のパッケージを自動的に配布しません。 新しいバージョンのファイルを含む新しい事前設定コンテンツ ファイルを作成し、コンテンツを抽出して、変更されたファイルが配布されるように、または、パッケージ内のすべてのファイルが再配布されるように、配布ポイントを更新する必要があります。
コンテンツの検証の開始
コンテンツの検証プロセスは、配布ポイントにあるコンテンツ ファイルの整合性を検証します。 コンテンツの検証は、スケジュールに従って有効にするか、配布ポイントとパッケージのプロパティから手動で開始することができます。 コンテンツの検証プロセスの開始時に、Configuration Manager は、配布ポイントのコンテンツ ファイルを確認し、ファイルのハッシュが配布ポイント上のファイルには予期されていない場合、Configuration Manager は [監視] ワークスペース確認できるステータス メッセージを作成します。 コンテンツ検証スケジュールの構成の詳細については、「Configuration Manager のコンテンツ管理の構成」トピックの「配布ポイントのプロパティを変更するには」の手順を参照してください。
次のいずれかの手順を使用し、コンテンツの検証を手動で開始します。
配布ポイントにあるすべてのコンテンツの検証を開始するには
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Configuration Manager コンソールで、[管理] をクリックします。
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[管理] ワークスペースで [配布ポイント] をクリックし、コンテンツを検証する配布ポイントを選択します。
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[ホーム] タブの [プロパティ] グループで、[プロパティ] をクリックします。
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[コンテンツ] タブで、コンテンツを検証するパッケージを選択し、[検証]、[OK]、[OK] の順にクリックします。 配布ポイントのパッケージで、コンテンツの検証プロセスが開始します。
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コンテンツの検証プロセスの結果を見るには、[監視] ワークスペースをクリックして [配布ステータス] を展開し、[コンテンツのステータス] ノードをクリックします。 パッケージの種類 (アプリケーション、ソフトウェアの更新パッケージ、ブート イメージなど) ごとにコンテンツが表示されます。 コンテンツのステータス監視の詳細については、このトピックの「コンテンツのステータスの監視」を参照してください。
パッケージでコンテンツの検証を開始するには
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Configuration Manager コンソールで、[ソフトウェア ライブラリ] をクリックします。
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[ソフトウェア ライブラリ] ワークスペースで、検証するタイプのコンテンツに次のような手順のいずれかを選択します。
- **アプリケーション**:\[アプリケーション管理\] を展開して \[アプリケーション\] をクリックし、検証するアプリケーションを選択します。 - **パッケージ**:\[アプリケーション管理\] を展開して \[パッケージ\] をクリックし、検証するパッケージを選択します。 - **展開パッケージ**:\[ソフトウェアの更新\] を展開して \[展開パッケージ\] をクリックし、検証する展開パッケージを選択します。 - **ドライバー パッケージ**:\[オペレーティング システム\] を展開して \[ドライバー パッケージ\] をクリックし、検証するドライバー パッケージを選択します。 - **オペレーティング システム イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開して \[オペレーティング システム イメージ\] をクリックし、検証するオペレーティング システム イメージを選択します。 - **オペレーティング システム インストーラー**:\[オペレーティング システム\] を展開して \[オペレーティング システム インストーラー\] をクリックし、検証するオペレーティング システム インストーラーを選択します。 - **ブート イメージ**:\[オペレーティング システム\] を展開して \[ブート イメージ\] をクリックし、事前設定するブート イメージを選択します。
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[ホーム] タブの [プロパティ] グループで、[プロパティ] をクリックします。
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[コンテンツの場所] タブで、コンテンツを検証する配布ポイントまたは配布ポイント グループを選択し、[検証]、[OK]、[OK] の順にクリックします。 選択した配布ポイントまたは配布ポイント グループで、コンテンツの検証プロセスが開始します。
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コンテンツの検証プロセスの結果を見るには、[監視] ワークスペースをクリックして [配布ステータス] を展開し、[コンテンツのステータス] ノードをクリックします。 パッケージの種類 (アプリケーション、ソフトウェアの更新パッケージ、ブート イメージなど) ごとにコンテンツが表示されます。 コンテンツのステータス監視の詳細については、このトピックの「コンテンツのステータスの監視」を参照してください。
コンテンツの監視
Configuration Manager コンソールには、コンテンツを監視する機能が搭載されています。たとえば、配布ポイントに関連付けられているすべての種類のパッケージのステータス、パッケージのコンテンツの検証ステータス、特定の配布ポイント グループに割り当てられているコンテンツのステータス、配布ポイントに割り当てられているコンテンツのステータス、および各配布ポイントのオプション機能 (コンテンツの検証、PXE、およびマルチキャスト) のステータスなどを監視できます。
[!メモ]
Configuration Manager は、コンテンツ ライブラリ内にある配布ポイントのコンテンツのみを監視します。 パッケージまたはカスタム共有の配布ポイントに保存されているコンテンツは監視されません。
コンテンツのステータスの監視
[監視] ワークスペースの [コンテンツのステータス] ノードには、コンテンツ パッケージについての情報が表示されます。Configuration Manager コンソールでは、パッケージの名前や種類、対象となっている配布ポイントの数、コンプライアンス対応率、パッケージの作成日時、パッケージ ID、ソース バージョンなどの情報を確認できます。 さらに、障害の数、保留中の配布、およびインストールなど、パッケージの配布ステータスについての情報も表示されます。 また、あらゆるパッケージのステータスについて詳細な情報も見ることができます。
System Center 2012 R2 Configuration Manager 以降、[コンテンツのステータス] ノードで配布のステータスを表示するときに、配布ポイントへの処理が進行中の配布や、コンテンツを正常に配布ポイントに配布できなかった配布を管理できます。 適用可能なオプションは、キャンセルまたはコンテンツの再配布で、[コンテンツのステータス] ノードの [進行中] タブまたは [エラー] タブの [資産の詳細] ウィンドウで、配布ポイントへの配布ジョブの展開ステータス メッセージを表示するときに使用できます。 さらに、[進行中] タブでジョブの詳細を表示するときに、ジョブの詳細には完了したジョブの割合が表示され、[エラー] タブでジョブの詳細を表示するときに、ジョブの残り試行回数と、次の再試行が実行されるまでの時間が表示されます。
まだ完了していない展開をキャンセルすると、そのコンテンツを転送する配布ジョブは停止します。 その後、展開のステータスが更新され、展開が失敗したことと、ユーザー操作によってキャンセルされたことが示されます。 この新しいステータスは、[エラー] タブに表示されます。 以前に配布ポイントへの転送が失敗したコンテンツを再配布すると、Configuration Manager で、そのコンテンツの配布ポイントへの再展開がすぐに開始され、展開のステータスが更新されて、再展開の進行中の状態が反映されます。 展開が完了間近の場合、その配布をキャンセルする操作が、配布ポイントへの配布が完了するまでに処理されないことがあります。 この場合、展開をキャンセルする操作は無視され、展開のステータスは成功として表示されます。
[!メモ]
サイト サーバーにある配布ポイントへの配布をキャンセルするオプションを選択できますが、この操作は何も効果を持ちません。 これは、サイト サーバーと、サイト サーバー上の配布ポイントは、同じ単一インスタンスのコンテンツ ストアを共有し、キャンセルする実際の配布ジョブが存在しないためです。
コンテンツのステータスを表示したり、進行中または失敗した配布を管理するには、次の手順に従います。
コンテンツのステータスを監視するには
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Configuration Manager コンソールで、[監視] をクリックします。
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[監視] ワークスペースで、[配布ステータス] を展開し、[コンテンツのステータス] をクリックします。 パッケージが表示されます。
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ステータスの詳細情報が必要なパッケージを選択します。
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[ホーム] タブで [ステータスの表示] をクリックします。 パッケージのステータスの詳細な情報が表示されます。
進行中の配布をキャンセルするには
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Configuration Manager コンソールで、[監視] をクリックします。
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[監視] ワークスペースで、[配布ステータス] を展開し、[コンテンツのステータス] をクリックします。 パッケージが表示されます。
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管理するパッケージを選択して、詳細ウィンドウで、[ステータスの表示] をクリックします。
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[進行中] タブの [資産の詳細] ウィンドウで、キャンセルする配布のエントリを右クリックして、[キャンセル] を選択します。
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操作を確認し、その配布ポイントへの配布ジョブをキャンセルするには、[はい] をクリックします。
配布に失敗したコンテンツを再配布するには
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Configuration Manager コンソールで、[監視] をクリックします。
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[監視] ワークスペースで、[配布ステータス] を展開し、[コンテンツのステータス] をクリックします。 パッケージが表示されます。
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管理するパッケージを選択して、詳細ウィンドウで、[ステータスの表示] をクリックします。
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[エラー] タブの [資産の詳細] ウィンドウで、再配布する配布のエントリを右クリックして、[再配布] を選択します。
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操作を確認し、その配布ポイントへの再配布処理を開始するには、[はい] をクリックします。
配布ポイント グループのステータス
[監視] ワークスペースの [配布ポイント グループのステータス] ノードには、配布ポイント グループについての情報が表示されます。 ここで確認できる情報は、配布ポイント グループの名前と説明、配布ポイント グループのメンバーである配布ポイント数、グループに割り当てられたパッケージ数、配布ポイント グループのステータス、およびコンプライアンス対応率などです。 さらに、配布ポイント グループのエラー、進行中の配布数、正常に配布された数などについて情報を見ることができます。 また、配布ポイント グループのステータスについて詳細な情報も見ることができます。 次の手順に従って、配布ポイント グループのステータスを確認します。
配布ポイント グループのステータスを監視するには
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Configuration Manager コンソールで、[監視] をクリックします。
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[監視] ワークスペースで、[配布ステータス] を展開し、[配布ポイント グループのステータス] をクリックします。 すると、配布ポイント グループが表示されます。
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詳細なステータス情報が必要な配布ポイント グループを選択します。
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[ホーム] タブで [ステータスの表示] をクリックします。 配布ポイント グループの詳細なステータス情報が表示されます。
配布ポイントの構成ステータス
[監視] ワークスペースの [配布ポイントの構成ステータス] ノードには、配布ポイントについての情報が表示されます。 PXE、マルチキャスト、コンテンツの検証、配布ポイントの配布ステータスなど、配布ポイントでどの属性が有効になっているかを確認できます。 また、配布ポイントの詳細なステータス情報も見ることができます。
警告 |
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配布ポイントの構成ステータスは直前の 24 時間に関するものです。 配布ポイントにエラーがあって回復すると、エラー ステータスは配布ポイントの回復から最大 24 時間表示される可能性があります。 |
次の手順に従って、配布ポイント グループの構成ステータスを確認します。
配布ポイントの構成ステータスを監視するには
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Configuration Manager コンソールで、[監視] をクリックします。
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[監視] ワークスペースで、[配布ステータス] を展開し、[配布ポイントの構成ステータス] をクリックします。 すると、配布ポイントが表示されます。
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配布ポイントのステータス情報が必要な配布ポイントを選択します。
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[結果] ウィンドウで、[詳細] タブをクリックします。 すると、配布ポイントのステータス情報が表示されます。