System Center 2012 - Operations Manager 操作ガイド

 

適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager

System Center 2012 のコンポーネントである Operations Manager では、多数のコンピューターのサービス、デバイス、運用状況を 1 つのコンソールで監視できます。 状態、ヘルス、パフォーマンスなどの多数のビューと、可用性、パフォーマンス、構成、セキュリティの状況を知らせるアラート機能を使って、IT 環境や異なるシステムで実行される IT サービスの状況と負荷をすばやく確認できます。

この操作ガイドは、Operations Manager の機能の概念と使い方をまとめたものです。 Operations Manager の管理者やオペレーターが日常的に行う管理、監視、レポート作成、運用タスクなどについて説明しています。 Operations Manager の実装プロジェクトにおいては、「Operations Manager 展開ガイド」の後にこのガイドを使用しますが、管理者やオペレーターが Operations Manager インフラストラクチャのインストール作業に参加したことを前提としてはいません。

操作ガイドを読む前に

Operations Manager を初めてお使いになる方は、管理グループの概念と、Operations Manager の動作のしくみを理解するために、「Operations Manager の基本概念」をお読みください。

既に Operations Manager 2007 を使用している方は、「System Center 2012 - Operations Manager の新機能」で、Operations Manager 2007 と Operations Manager for System Center 2012 の違いを確認してください。

操作ガイドの内容

  • Operations Manager のタスクに関するクイック リファレンス

    一般的なタスクと各タスクの実行手順の説明、および関連トピックのリンクが掲載されています。

  • Operations Manager のインストール後の初期監視

    初めて管理グループを作成した際に使用する管理パックと監視設定、およびエージェントと管理パックを使って監視範囲を広げる方法について説明します。 また、検出とエージェントの管理や、ターゲット設定と上書きを使って監視を調整する方法についても説明します。

  • Operations Manager でのアクセスの管理

    Operations Manager でのさまざまな作業に使うアカウント、オペレーション コンソールで使用可能なビューやタスクを分担するためのユーザー ロール、管理パックでワークフローを実行するときに使用する実行アカウントとプロファイルについて説明します。

  • Operations Manager の監視シナリオ

    クラスター化されたサーバーの監視、ネットワークの監視、信頼されていない境界の監視などの一般的な監視環境と、各環境に応じた検出手順、監視手順、ビュー、レポートについて説明します。

  • 参考になる Operations Manager 関連のトピック

    コンソールの使い方、SharePoint サイトへのデータの公開方法、アラート通知の設定/管理方法、Operations Manager のレポートの使い方について説明します。

  • Operations Manager での一般的なタスク

    アラートの処理方法、管理グループの作成と管理方法、リソース プールの作成方法、管理グループの接続方法など、多数の監視環境に共通する作業手順について説明します。

  • Operations Manager のメンテナンス

    管理グループのヘルスの監視方法、Operations Manager データベースのクリーンアップを構成、スケジュールする方法、管理サーバーを再起動する方法を説明します。 また、Operations Manager インフラストラクチャのインベントリを作成する際の注意事項と、毎日、毎週、毎月行うタスクに関する注意事項についても説明します。

ダウンロード可能なマニュアル

このマニュアルのコピーを Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。 最新の情報については、随時 TechNet ライブラリで確認してください。