アプリケーションへのフォントまたはフォント サブセットの埋め込み

  • [アーティクル]

このページは WPF および Silverlight 2 に適用されます

アプリケーションにカスタム フォントを追加した場合は、アプリケーションのユーザーがフォントを表示できるようにフォント全体またはフォントのサブセットを埋め込む必要があります。通常、Microsoft Expression Blend 2 で選択できるほとんどのフォントはユーザーが既に持っているフォントなので、埋め込む必要はありません。ただし、カスタム フォントは埋め込みにしないとユーザーが表示できません。ユーザーの環境にカスタム フォントがない場合、テキストは既定のシステム フォントを使用して書式設定されます。

Cc294629.alert_caution(ja-jp,Expression.10).gif重要 :

アプリケーションでフォントの埋め込み、サブセットの埋め込み、またはフォントの再配布を行う場合は、フォントに対して必要なライセンスを取得していることをユーザーの責任において確認する必要があります。
Cc294629.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

Microsoft Silverlight 1.0 プロジェクトが開いているときはフォントの埋め込みはできません。

フォント マネージャを使用してフォントを埋め込むには

  1. 「フォント マネージャを開く」にあるいずれかの手順に従ってフォント マネージャを開きます。[フォント マネージャ] ウィンドウが表示されます。

    Cc294629.69eb8d5f-797b-495e-b8ba-77261d0061a0(ja-jp,Expression.10).png

  2. [フォントの埋め込み] で、埋め込むフォントの横にあるチェック ボックスをオンにします。フォント名をクリックして選択し、[サブセット文字] で次のいずれかの操作を行います。

    • フォント全体を埋め込むには、[すべての字形] チェック ボックスをオンにします。

    • アプリケーションで使用する文字のみを埋め込むには、[自動入力] チェック ボックスをオンにします。

    • フォントの静的なサブセットを埋め込むには、[サブセット文字] で 1 つ以上のその他の文字セットを選択します。埋め込む文字を [字形を含む] テキスト ボックスに入力して指定することもできます。

テキスト コントロールの変更中にフォントを埋め込むには

  1. [選択内容] Cc294629.2ff91340-477e-4efa-a0f7-af20851e4daa(ja-jp,Expression.10).png ツールまたは [個別選択] Cc294629.6dd6571f-c116-451d-8dd2-1f88b8406362(ja-jp,Expression.10).png ツールを使用して、書式設定するテキストを含むオブジェクトを選択します。

  2. テキスト オブジェクトがリッチ テキストをサポートしている場合は、F2 キーを押してオブジェクトをテキスト編集モードにし、書式設定するテキストを選択します。

  3. [プロパティ] パネルの [テキスト] で [フォント] Cc294629.17db489b-22e6-4b99-9a19-fa1ed9d51e7e(ja-jp,Expression.10).png タブをクリックし、[FontFamily] ドロップダウン メニューからカスタム フォントを選択します (カスタム フォントは一覧の先頭に表示されます)。

  4. [埋め込み] チェック ボックスをオンにして、フォントをアプリケーションに埋め込みます。

    Cc294629.fc5b9ec5-be55-4bdf-8871-ffbd193ef50a(ja-jp,Expression.10).png

  5. [埋め込み] チェック ボックスの横にある [サブセットの選択] ドロップダウン メニューで、次のいずれかの操作を行います。

    • 選択したオブジェクトで使用する文字を埋め込むには、[静的] を選択します。このオプションは、テキストが実行時に更新されないことがわかっている場合に使用します。

    • フォントにすべての文字を埋め込む場合は、[動的] を選択します。このオプションは、テキストが実行時に更新されることがわかっている場合 (たとえば、TextBox などの編集可能コントロール内のテキストの場合) に使用します。

    Cc294629.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

    フォント マネージャでサブセットをさらに詳細に設定するには、[テキスト] の [詳細プロパティの表示] Cc294629.81e110f1-4068-4299-957d-0693cea95088(ja-jp,Expression.10).png ボタンをクリックし、[フォント マネージャ] をクリックします。[フォントの埋め込み] でフォントを選択し、[サブセット文字] で各種の文字セットを選択します。

関連項目

概念

アプリケーションへのカスタム フォントの追加

テキストの書式設定

フォント マネージャを開く