実行時の要素の自動的なサイズ変更
要素のサイズを変更する場合、思いどおりの結果を得るには、[プロパティ] パネルの [レイアウト] にあるプロパティを適切に設定する必要があります。要素のサイズに影響するプロパティは、幅、高さ、配置、および余白の各プロパティです。たとえば、アプリケーション ウィンドウのサイズが変更されたときに要素のサイズを自動的に変更するには、Width と Height を [Auto] に設定し、HorizontalAlignment と VerticalAlignment を選択し、Margin プロパティでサイズを調整します。
実行時に要素のサイズを自動的に変更するには
アートボード上で、または [組み合わせ] パネルの [オブジェクトとタイムライン] で、サイズ変更する要素をクリックして選択します。
[プロパティ] パネルの [レイアウト] で、[自動に設定] ボタン
.png "Cc295141.aa9ec064-22f8-4b62-9eed-3f4772362d22(ja-jp,Expression.10).png")
をクリックします。または、Width プロパティと Height プロパティの横の [詳細プロパティ オプション] マーカー .png "Cc295141.d6ba8f4a-b8a2-445a-af0b-a267dfade6e1(ja-jp,Expression.10).png")
をクリックし、[リセット] をクリックします。.gif "メモ")
メモ :要素の幅と高さを [リセット] に設定した場合は、余白プロパティを調整して要素の各辺がコンテナ要素の各辺に隣接するように設定しない限り、要素のサイズが非常に小さくなることがあります。
Width と Height の下位プロパティは、要素が含まれているレイアウト パネルによって異なります。たとえば親要素が [グリッド] レイアウト パネルの場合は、[Row]、[RowSpan]、[Column]、[ColumnSpan] の各プロパティが表示されます。親要素が Canvas の場合は、Left プロパティと Top プロパティが表示されます。これらのプロパティを設定することで、レイアウト パネルでの要素の位置を決定できます。
メモ :親要素が StackPanel レイアウト パネルの場合、レイアウトは StackPanel の Orientation プロパティによって決まるので、子要素の Width と Height に追加のプロパティはありません。すべての子要素は、[オブジェクトとタイムライン] での表示順序で積み重ねられます。
引き続き [プロパティ] パネルの [レイアウト] で、次のいずれかのボタンをクリックして、HorizontalAlignment プロパティと VerticalAlignment プロパティを設定します。
Left
.png "Cc295141.1e3c2891-633d-4162-a3bd-d5ac53046b56(ja-jp,Expression.10).png")
Center
.png "Cc295141.02978741-8e12-476d-afa7-165b613ea515(ja-jp,Expression.10).png")
Right
.png "Cc295141.c0d22c24-ad68-4355-b8f2-d6a373deaf8e(ja-jp,Expression.10).png")
Stretch
.png "Cc295141.90aa9534-0480-4a7f-b992-1af23c71ea9c(ja-jp,Expression.10).png")
最後に、コンテナ要素の各辺と要素の各辺の距離を決定する余白のプロパティを設定します。
メモ :これらの余白値は静的なまま変化しません。つまり、アプリケーション ウィンドウのサイズが余白値を下回ると、要素は完全に消えてしまいます。幅と高さのプロパティに最小値を設定することで、要素の消失を防止できます。[プロパティ] パネルの [レイアウト] で、[詳細プロパティの表示] ボタン
.png "Cc295141.81e110f1-4068-4299-957d-0693cea95088(ja-jp,Expression.10).png")
をクリックし、MinWidth プロパティと MinHeight プロパティに値を入力します。