XML ファイルからのサンプル データのインポート

作業中に適宜データを生成する代わりに、サンプル データとして使用する XML ファイルをインポートすることができます。インポートしておくと、同じサンプル データをすばやく複数のプロジェクトに追加できるので便利です。XML ファイルに他のファイルへのパスを含メル場合は、必ず XML ファイルと場所との相対パスにする必要があります。XML ファイルを使用する各プロジェクトで、これらのファイル パスにアクセスできることを確認してください。

データをインポートするために XML ファイルをプロジェクトに追加する必要はありません。XML データをインポートすると、データは [SampleData] プロジェクト フォルダーのサブフォルダーに格納されます。[データ] パネルのツールを使用してインポート データを変更します。データを変更しても、元の XML ファイルは変更されません。

Ee341393.alert_tip(JA-JP,Expression.30).gifヒント :

インターネットにある XML ファイルのサンプルを利用することも、XML Notepad などのツールを使用して XML ファイルを生成することもできます。詳細については、Microsoft サポート オンラインの「XML Notepad を使用して XML ドキュメントを作成する方法 を参照してください。

XML ファイルをサンプル データとしてインポートするには

  1. アートボードの [デザイン] ビュー Ee341393.32be2832-9f81-4617-97e6-a4a3988a136c(JA-JP,Expression.30).png または [分割] ビューEe341393.5b79e600-984e-4f44-b8cd-6c1522832ad4(JA-JP,Expression.30).png で XAML ドキュメントを開き、サンプル データ ツールを有効にします。

  2. [データ] パネルが表示されない場合は、[ウィンドウ] メニューの [データ] の横にチェック マークが表示されていることを確認します。

    詳細については、「ワークスペース パネルの追加または削除」を参照してください。

  3. [データ] パネルで [サンプル データ ソースの追加] Ee341393.30540d76-7256-43ce-b5d9-4b2edf3d339f(JA-JP,Expression.30).png をクリックし、[XML からサンプル データのインポート] をクリックします。

  4. [XML からサンプル データ のインポート] ダイアログ ボックスで、[データ ソース名] フィールドにデータ ソースのわかりやすい名前を入力します。

  5. 次のいずれかの形式を使用して、[XML データの URL] フィールドに既存の XML ファイルのパスを入力します。

    • "C:\sampledata\data.xml" などの完全修飾パス。

    • "data.xml" などの相対パス (プロジェクト フォルダーに XML ファイルが追加されている場合)。

    • "http://rss.msnbc.msn.com/id/3032127/device/rss/rss.xml" などの HTTP アドレス。

    または、[Browse] をクリックして、XML ファイルのある場所を選択します。

  6. [データ ソースの作成先] で、次のいずれかを選択します。

    • プロジェクト   プロジェクトのすべてのドキュメントでデータを使用できるようにするには、このオプションを使用します。

    • このドキュメント   現在開いている XAML ドキュメントでのみデータを使用できるようにするには、このオプションを使用します。

  7. F5 キーを押してアプリケーションを実行したときにサンプル データを表示できるようにするには、[アプリケーションの実行中にサンプル データを有効化] を選択します。このオプションを選択しないと、サンプル データがアートボードのみに表示され、実行時にアプリケーション ウィンドウには表示されません。

  8. [OK] をクリックして [新しいサンプル データの定義] ダイアログ ボックスを閉じ、サンプル データを作成します。

    [プロジェクト] パネルの [SampleData] というフォルダーに、新しいサンプル データ ソースのサブフォルダーが追加されます。ここには、データを定義するために必要なファイルが含まれています。

    [データ] パネルで、新しいデータ ソースのノードを展開して、サンプル データのスキーマを表示することができます。

  9. [データ] パネルで XML データのスキーマを調べ、別の種類に変更する必要のある Simple プロパティがあるかどうか確認します。たとえば、スキーマにあるプロパティの 1 つがイメージ ファイルのパスの場合は、データをアートボードにドラッグしたときにイメージが表示されるように、プロパティを [Image] に変換します。

    Ee341393.cd4fc99c-b0df-42b6-83c3-331ebb1f8734(JA-JP,Expression.30).png

サンプル データの XML ファイルを再インポートするには

[データ] パネルで、XML ファイルからインポートするデータを変更することができます。XML ファイルに含まれる元の値にデータを復元する必要がある場合に、ファイルを再インポートします。

  1. [データ] パネルで、XML ファイルからインポートされたデータ ソースを見つけます。

  2. データ ソース名の横にある [データ ソース オプション] Ee341393.ae1fd260-4f84-420d-b196-45fde357d81d(JA-JP,Expression.30).png をクリックし、[XML からサンプル データを再インポート] をクリックします。

  3. [XML データ ソースの参照] ダイアログ ボックスで XML ファイルを見つけるか、[ファイル名] フィールドにファイルのパスまたは URL を入力して、[開く] をクリックします。

    XML ファイルを反映するように、データ ソースのスキーマと値が更新され、手動によるすべての変更が元に戻ります。アートボードのオブジェクトにデータが既に表示されている場合は、データをもう一度オブジェクトにドラッグするまでオブジェクトは更新されず、変更されたデータは表示されません。

関連項目

タスク

サンプル データの生成

サンプル データの変更

その他のリソース

コントロールでのデータ表示