参照の追加によるカスタム コントロールのインポート
プロジェクトで使用するカスタム コントロールが含まれるアセンブリ ファイル (DLL) がデザイナーに提供される場合があります。アートボードにこれらの種類のコントロールを描画できるようにするには、まず、参照をアセンブリに追加する必要があります。
アートボード上にカスタム コントロールを描画するには
[プロジェクト] メニューの [参照の追加] をクリックします (または、Alt + Shift + R キーを押します)。
[参照の追加] ダイアログ ボックスで、カスタム コントロールを含む DLL ファイルに移動し、[開く] をクリックします。
[プロジェクト] パネルの [参照] の下に既定のプロジェクト参照の一覧が表示され、この一覧に DLL ファイルが表示されます。
Ctrl + Shift + B キーを押してプロジェクトをビルドし、DLL のクラスをプロジェクトに組み込みます。
アートボードの XAML ファイル (MainPage.xaml など) を開きます。ファイルを開くには、[プロジェクト] パネルで対象ファイルの名前をダブルクリックします。
[ツール] パネルの [アセット] をクリックします。
[アセット] パネルの [コントロール] カテゴリで [すべて] をクリックし、新しいコントロールを選択します。
新しいコントロールのアイコンが、[ツール] パネルの [アセット] ボタンの下に選択した状態で表示されます。
マウスを使用して、アートボード上にカスタム コントロールを描画します。
コントロールは、アートボード上および [オブジェクトとタイムライン] パネルに表示されます。
F5 キーを押してプロジェクトをテストし、新しいコントロールを確認します。
ヒント : .dll ファイルへの参照の代わりに、コンパイルされていないプロジェクトへの参照を追加することができます。ソリューションにプロジェクトを追加してから、プロジェクト参照を最初のプロジェクトに追加します。これは、同じ Expression Blend ウィンドウで両方のプロジェクトを同時に動作する必要がある場合に便利です。詳細については、「ソリューションへの新規または既存のプロジェクトの追加」を参照してください。
トラブルシューティング
[アセット] パネルの [プロジェクト] カテゴリにカスタム コントロールが表示されない場合は、プロジェクトをビルドしてみます。
アートボードに描画した新しいコントロールが切り取られて表示される場合は、そのコントロールの既定のレイアウト プロパティが、コントロールを最初に描画したときのコントロール サイズと互換性がない可能性があります。[オブジェクトとタイムライン] パネルで新しいコントロールが選択された状態で、[プロパティ] パネルの [レイアウト] で Margin プロパティを0 にリセットし、再度コントロールのサイズを変更してください。
関連項目
タスク
Copyright ©2011 by Microsoft Corporation. All rights reserved.