プロジェクトでの新しいユーザー コントロールの作成

プロジェクトで何度も利用する独自のカスタム コントロールをデザインできます。これらのコントロールは、UserControl クラスを継承するため、テンプレートは使用しません。その代わりに、一からデザインを始めて、自分の好みにあった外観にすることができます。

空のユーザー コントロールを作成するには

  1. プロジェクトを開きます。

  2. [ファイル] メニューの [新しいアイテム] をクリックします (Ctrl キーを押しながら N キーを押します)。

    Dd185520.b2bd3ff5-22c3-403e-af75-ed0d4d1b7aed(ja-jp,Expression.40).png

  3. [新しいアイテム] ダイアログ ボックスで、UserControl を選択します。

  4. [名前] ボックスに、コントロールのわかりやすい名前を入力します。

  5. このユーザー コントロールの分離コード ファイルを生成する場合は、[コード ファイルを含める] チェック ボックスをオンにします。

    tip noteヒント :

    ユーザーの操作に反応するユーザー コントロールを作成する場合や、独自のビヘイビアーを作成する場合は、分離コード ファイルが必要です。

  6. [OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、編集するユーザー コントロールを開きます。

    これで、ユーザー コントロールの外観をデザインできるようになりました。

既存のオブジェクトからユーザー コントロールを作成するには

  1. 新しいユーザー コントロールの一部にする既存のオブジェクトを選択します。

    tip noteヒント :

    複数のオブジェクトを選択するには、Ctrl キーを押しながらクリックします。

  2. [ツール] メニューの [UserControl の作成] をクリックするか、F8 キーを押します。

    Dd185520.2a301fcf-3ece-4254-a3d1-654ad98cb9a7(ja-jp,Expression.40).png

  3. [UserControl の作成] ダイアログ ボックスに、ユーザー コントロールのわかりやすい名前を入力します。

  4. ユーザー コントロール内に、選択したオブジェクトをそのまま残して、さらに複製を作成する場合は、[元のコンテンツを残し、必要に応じて複製を作成する] チェック ボックスをオンにします。

  5. [OK] をクリックしてユーザー コントロール ファイルを作成し、編集する XAML ファイルをアートボード上に開きます。

プロジェクトのドキュメントにユーザー コントロールの新しいインスタンスを描画するには

  1. すべてのファイルを保存します (Ctrl + Shift + S キーを押します)。

  2. プロジェクトをビルドして (Ctrl + Shift + B キーを押します)、ユーザー コントロールが [アセット] パネルに表示されるようにします。

  3. [ツール] パネルの [アセット] Dd185520.0d8b8d29-1af9-418f-8741-be3097d76eab(ja-jp,Expression.40).png をクリックします。

  4. [アセット] パネルの [プロジェクト] タブで、ユーザー コントロールを選択します。

    Dd185520.9cd1da53-f2d2-4f69-8b7d-3cce14b06763(ja-jp,Expression.40).png

  5. マウスを使用して、アートボード上にユーザー コントロールを描画します。

tip noteヒント :

選択したオブジェクトからコントロール テンプレートを作成する場合は、[コントロールの作成] コマンドを使います。アートボード上のオブジェクトを選択し、[Grid] などのレイアウト パネルでオブジェクトをグループにまとめたら、[ツール] メニューの [コントロールの作成] をクリックします。[コントロールの作成] コマンドは、ユーザー コントロールを作成するのではなく、選択したオブジェクトから構成されるテンプレートを含むコントロールのスタイルを作成します。同じ種類の別のコントロールを描画する場合は、[アセット] パネルの [スタイル] カテゴリでスタイルを選択してから、アートボードに描画します。

トラブルシューティング

  • [UserControl の作成] コマンドを使用したときに、選択したオブジェクトにイベント ハンドラーやトリガーなどの分離したコンテンツが含まれている場合は、新しく作成したユーザー コントロールにそれらのイベント ハンドラー メソッドやトリガーを復元する必要があります。

次のステップ

関連項目

タスク

既存のオブジェクトからのコントロールの作成

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