/RANGE
更新 : 2007 年 11 月
/RAWDATA や /DISASM などの他の dumpbin オプションと共に使用された場合、dumpbin の出力を変更します。
/RANGE:vaMin[,vaMax]
フラグ
vaMin
dumpbin 操作を開始する仮想アドレス。vaMax (省略可能)
dumpbin 操作を終了する仮想アドレス。このフラグを省略すると、dumpbin 操作はファイルの終わりまで行われます。
解説
イメージの仮想アドレスを確認するには、イメージ (RVA + Base) のマップ ファイルを使用するか、dumpbin の /DISASM オプションまたは /HEADERS オプションを使用するか、Visual Studio デバッガの逆アセンブリ ウィンドウを使用します。
使用例
次の例では、/range を使用して /disasm オプションの表示を変更します。この例では、開始値は 10 進数で指定され、終了値は 16 進数で指定されています。
dumpbin /disasm /range:4219334,0x004061CD t.exe