DECLARE_MESSAGE_MAP

更新 : 2007 年 11 月

クラスがメッセージ マップを定義することを宣言します。プログラムの CCmdTarget 派生クラスでは、メッセージを処理するためにメッセージ マップを用意する必要があります。

DECLARE_MESSAGE_MAP( )

解説

クラスの宣言の末尾に DECLARE_MESSAGE_MAP マクロを使用します。その後、クラスのメンバ関数を定義する .CPP ファイルで、BEGIN_MESSAGE_MAP マクロ、メッセージ ハンドラ関数ごとのメッセージ エントリ、END_MESSAGE_MAP マクロを使用します。

08ea0k43.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

DECLARE_MESSAGE_MAP の後にメンバを宣言する場合は、メンバの新しいアクセスの種類 (public、private、または protected のいずれか) を指定する必要があります。

メッセージ マップと DECLARE_MESSAGE_MAP マクロの詳細については、「メッセージの処理とマップ」を参照してください。

使用例

class CMainFrame : public CMDIFrameWnd
{
   DECLARE_MESSAGE_MAP()

   // Remainder of class declaration omitted.

必要条件

ヘッダー : afxwin.h

参照

概念

MFC マクロとグローバル

参照

BEGIN_MESSAGE_MAP

END_MESSAGE_MAP