[書式] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディタ] - [HTML])

更新 : 2007 年 11 月

これらの設定を使用すると、ソース ビューのマークアップ エディタで、オートフォーマットによって、どのような場合に物理的な改行を挿入したり、文字種の設定を適用したりするか、また、その方法を設定できます。

このダイアログ ボックスを表示するには

  1. Microsoft Visual Web Developer で、[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

    [オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. 左側のパネルで [テキスト エディタ] ノード、[HTML] ノードの順に展開し、[書式] をクリックします。

    環境設定を Web 開発用に構成した場合、[書式] ノードが最上位になります。環境設定の詳細については、「方法 : 選択した設定を変更する」を参照してください。

0s960scy.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

追加の HTML オプションは、[HTML デザイナ] ノードの下位にあります。このノードは、[すべての設定を表示] チェック ボックスをオンにすると表示されます。

HTML の書式設定の詳細については、「Visual Web Developer の HTML エディタでの要素の書式指定」を参照してください。

処理手順

UI 要素

[大文字/小文字の設定]

これらのオプションをオンにすると、要素が初めて作成されたとき、およびオートフォーマット時に、ソース ビューのエディタと XML のエディタによって、既定の文字種の書式設定が要素名と属性名に適用されます。書式の自動再設定が発生するタイミングは、[オートフォーマットのオプション] 設定で決まります。

0s960scy.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

XML は大文字と小文字を区別します。既定の文字種を設定すると、XML パーサーに影響を及ぼす可能性があります。

  • [サーバー属性] - [サーバー タグ]
    次のオプションでは、Web サーバー コントロールのマークアップの文字種を設定する方法を指定します。

    • [入力時]   要素の文字種は、入力時の書式が維持されます。

    • [大文字形式]   要素名は大文字に再設定されます。

    • [小文字形式]   要素名は小文字に再設定されます。

    • [アセンブリの定義]   要素の文字種は、対応する型クラスでその要素がどのように定義されているかによって決まります。

  • [クライアント属性] - [クライアント タグ]
    次のオプションでは、オートフォーマットによって HTML の属性とプロパティの名前を大文字に変更するか、小文字に変更するか、または入力時の書式を維持するかを指定します。

    オプション

    結果

    [入力時]

    属性の文字種は、入力された書式が維持されます。

    [大文字]

    属性名は大文字に再設定されます。

    [小文字]

    属性名は小文字に再設定されます。

オートフォーマットのオプション

以下のオプションでは、ソース ビューのエディタによって、オートフォーマット時に物理的な改行を追加または削除したり、属性を引用符で囲むかどうかを決定したりします。

0s960scy.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

これらの設定によって、XML マークアップ内の空白が変更されることはありません。

  • [入力中に属性値の引用符を挿入する]
    このオプションをオンにすると、入力時にエディタによって属性に引用符が挿入されます (例 : id="Select1")。マークアップに手動で引用符を挿入する場合は、このオプションをオフにします。

    0s960scy.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    このオプションをオンにしているかどうかには関係なく、マークアップに含まれる既存のすべての引用符は保持されます。引用符が削除されることはありません。

  • [フォーマット中に属性値の引用符を挿入する]
    このオプションをオンにすると、オートフォーマットにより、属性値に引用符が追加されます (例 : id="Select1")。

    0s960scy.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    このオプションをオンにしているかどうかには関係なく、マークアップに含まれる既存のすべての引用符は保持されます。

  • [自動挿入] - [終了タグ]
    このオプションをオンにすると、開始タグを閉じた直後に、エディタによって終了タグが自動的に作成されます (例 : </b>)。

[タグの折り返し]

以下のオプションでは、タグが一定の長さを越えた場合に、エディタがタグを複数の行に分割するかどうかを決定します。

  • [指定の長さを超えた時に折り返す]
    このチェック ボックスをオンにすると、[長さ] ボックスに指定した長さを越えたタグは、エディタによって複数行に分割されます。この処理が行われるのは、タグの書式設定を行う場合だけです。新しいタグの入力時には適用されません。

    0s960scy.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    指定した値は最小値として使用されます。エディタが個々の属性を分割することはありません。

  • [長さ]
    テキストを折り返す 1 行の文字数を指定します。この入力ボックスは、[指定の長さを超えた時に折り返す] ボックスをオンにしないと有効になりません。

  • [タグ指定オプション]
    [[タグ指定オプション]] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは、個々のタグまたはタグのグループの書式設定オプションを設定できます。

参照

概念

Visual Web Developer の HTML エディタでの要素の書式指定

参照

[全般] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディタ] - [HTML])

[タブ] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディタ] - [HTML])

[その他] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディタ] - [HTML])

[検証] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディタ] - [HTML])

[表示] ([オプション] ダイアログ ボックス - [HTML デザイナ])

[全般] ([オプション] ダイアログ ボックス - [HTML デザイナ])