AUTOCLIK と AUTODRIV を使用したリモート オートメーションの実行
更新 : 2007 年 11 月
AUTOCLIK は、オートメーション サーバーの簡単なサンプル アプリケーションです。これを利用することで、リモート オートメーションについての理解を深めることができます。AUTODRIV は、オートメーション クライアントの簡単なアプリケーションで、AUTOCLIK を呼び出します。この 2 つのアプリケーションを使って、リモート オートメーションの動作を確認できます。
AUTOCLIK.EXE を 2 つのコンピュータにコピーし、リモート オートメーションを使って実行するには
AUTOCLIK サンプル アプリケーションを開発コンピュータにインストールします。
AUTOCLIK.EXE をビルドします。
AUTOCLIK.EXE をスタンドアロンで実行し、終了します。AUTOCLIK.EXE がオートメーション サーバーとして登録されます。
AUTOCLIK.EXE をリモート コンピュータにコピーし、そこで実行して終了します。
ローカル コンピュータで AUTODRIV.EXE を実行し、AUTOCLIK.EXE. が起動することを確認します。AUTODRIV.EXE の詳細については、「AUTOCLIK サンプル : オートメーション クライアントとサーバー アプリケーション」を参照してください。
リモート コンピュータで、AUTMGR32.EXE (オートメーション マネージャ) を起動します。
リモート コンピュータで、RACMGR32.EXE (リモート オートメーション接続マネージャ) を起動します。
リモート オートメーション接続マネージャで、[OLE クラス] ボックスの [AutoClik.Document] をクリックします。
[クライアントアクセス] タブからシステム セキュリティ ポリシーを選択し、AutoClik.Document に対してクライアント接続を許可します。
ローカル コンピュータで RACMGR32.EXE を起動し、[OLE クラス] ボックスにある [AutoClik.Document] をクリックします。
[サーバー接続] タブで、リモート コンピュータのネットワーク アドレスとネットワーク プロトコルを選択します。
[OLE クラス] ボックスの [AutoClik.Document] が選択されている状態で、[登録] メニューの [リモート] をクリックします。
MFC ではなく Visual Basic クライアントを使用する場合は、ローカル コンピュータで AUTODRIV.EXE、またはそれに相当する AUTOCLIK.MAK の Visual Basic プロジェクトを実行します。
リモートコンピュータで、ローカル クライアントから起動した AUTOCLIK の実行コマンドを確認できるようになります。