_CrtGetReportHook

更新 : 2007 年 11 月

C ランタイムのデバッグ レポート プロセスにフックするためにクライアント定義のレポート関数を取得します (デバッグ バージョンだけ)。

_CRT_REPORT_HOOK _CrtGetReportHook( void );

戻り値

現在のクライアント定義レポート関数を返します。

解説

_CrtGetReportHook を使用すると、アプリケーションは C ランタイム デバッグ ライブラリのレポート プロセスにフックするための現在のレポート関数を取得できます。

フックをサポートするその他のランタイム関数の使い方の詳細と、独自のクライアント定義フック関数の記述方法については、「デバッグ用フック関数の作成」を参照してください。

必要条件

ルーチン

必須ヘッダー

_CrtGetReportHook

<crtdbg.h>

互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。

ライブラリ

C ランタイム ライブラリのデバッグ バージョンのみ。

使用例

_CrtSetReportHook の使用例については、「report サンプル : C ランタイムのデバッグ レポート関数」を参照してください。

.NET Framework の相当するアイテム

適用できません。標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

参照

参照

デバッグ ルーチン

_CrtSetReportHook