[アプリケーションの種類] (MFC スマート デバイス アプリケーション ウィザード)
更新 : 2007 年 11 月
新しい MFC スマート デバイス プロジェクトのデザインを変更したり、基本機能を追加したりするには、MFC スマート デバイス アプリケーション ウィザードのこのページを使用します。
[アプリケーションの種類]
アプリケーションで作成するドキュメント サポートの種類を指定します。選択したアプリケーション タイプに応じて、アプリケーションで使用できるユーザー インターフェイスのオプションが決定されます。ユーザー インターフェイスのオプションの詳細については、「[ユーザー インターフェイスの機能] (MFC スマート デバイス アプリケーション ウィザード)」を参照してください。ドキュメントの種類の詳細については、以下のトピックを参照してください。オプション
説明
[シングル ドキュメント]
シングル ドキュメント インターフェイス (SDI: Single Document Interface) アーキテクチャのアプリケーションを作成します。ビュー クラスは CView に基づいています。ビューの基本クラスの変更は、このウィザードの [生成されたクラス] ページで行います。たとえば、フォーム ベースのアプリケーションを作成するには、ビュー クラスとして CFormView を使用できます。
このタイプのアプリケーションでは、ドキュメントのフレーム ウィンドウでフレーム内に保持できるドキュメントは 1 つだけです。
[ダイアログ ベース]
CDialog に基づくダイアログ クラスを使用し、アプリケーションに対してダイアログ ベース アーキテクチャを作成します。
[doc list を持つシングル ドキュメント]
CDocList クラスに基づいて、アプリケーション用に単一のドキュメント アーキテクチャを作成します。このオプションは、Pocket PC など、このクラスをサポートするプラットフォームでのみ使用できます。
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メモ :
CdocList は、このリリースでは使用できません。[ドキュメント ビュー アーキテクチャ サポート]
CDocument クラス 基本クラスおよび CView クラス 基本クラス (既定の場合) を使用して、アプリケーションにドキュメント/ビュー アーキテクチャを組み込みます。たとえば、非 MFC アプリケーションを移植する場合、またはコンパイル済みの実行可能ファイルのサイズを縮小する場合には、このチェック ボックスをオフにします。ドキュメント/ビュー アーキテクチャを含まないアプリケーションは、既定では CWinApp クラス から派生し、ディスク ファイルのドキュメントを開くために必要な MFC サポートを含んでいません。[リソース言語]
リソースで使用する言語を設定します。Visual Studio のインストール内容に応じて、システムで利用できる言語が一覧表示されます。システム言語以外の言語を選択する場合は、その言語に対応するテンプレート フォルダを事前にインストールしておく必要があります。[リソース言語] ボックスで使用できる既定の言語以外の言語リソースのインストールの詳細については、「ウィザードでサポートされるその他の言語」を参照してください。選択した言語は、このウィザードの [ドキュメント テンプレート文字列] ページの [ローカライズされる文字列] に反映されます。[MFC の使用法]
MFC ライブラリとのリンク方法を指定します。既定では、MFC は共有 DLL としてリンクされます。オプション
説明
[共有 DLL で MFC を使用]
MFC ライブラリを共有 DLL としてアプリケーションにリンクします。アプリケーションは実行時に MFC ライブラリを呼び出します。このオプションを使用すると、MFC ライブラリを使用する複数の実行可能ファイルでアプリケーションが構成される場合に、必要なディスクとメモリの量が削減されます。Windows CE アプリケーションおよび MFC アプリケーションは両方とも DLL 内の関数を呼び出すことができます。
[スタティック ライブラリで MFC を使用]
ビルド時にアプリケーションをスタティック MFC ライブラリにリンクします。