COleControl::IsInvokeAllowed

更新 : 2007 年 11 月

オートメーション メソッドの呼び出しを有効にします。

BOOL IsInvokeAllowed(
   DISPID dispid 
);

戻り値

コントロールが初期化された場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

フレームワークが IDispatch::Invoke を実装すると、指定された (dispidで識別される) 関数を呼び出せるかどうかを判断するために、IsInvokeAllowed が呼び出されます。OLE コントロールの既定の動作では、コントロールが初期化されている場合に限り、オートメーション メソッドを呼び出すことができます。しかし、IsInvokeAllowed は仮想関数なので、必要に応じてオーバーライドできます。たとえば、コントロールがオートメーション サーバーとして使用されている場合などです。詳細については、サポート技術情報の「Using Fonts in ATL Controls with NiceText.exe (Q166472)」を参照してください。サポート技術情報の文書は、MSDN ライブラリの Visual Studio のドキュメント、または https://support.microsoft.com で参照できます。

必要条件

ヘッダー : afxctl.h

参照

参照

COleControl クラス

階層図

CCmdTarget::IsInvokeAllowed

その他の技術情報

COleControl のメンバ