赤外線接続
更新 : 2007 年 11 月
.NET Compact Framework には、スマート デバイスやパーソナル コンピュータ対応の赤外線接続アプリケーションを開発するためのクラスが用意されています。これらのクラスは、System.Net.Sockets 名前空間に追加されており、IrDA (Infrared Data Association) 仕様で設定される標準に準拠するソケット プログラミングを実装します。
IrDA クラスの使用
.NET Framework には IrDA クラスはありません。パーソナル コンピュータとデバイスとの IrDA 接続を確立するには、パーソナル コンピュータ側でプラットフォーム呼び出しを使用して Windows ソケットを呼び出す必要があります。
メモ : |
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.NET Compact Framework でサポートされるのは、IrDA 標準だけです。デバイスのその他の赤外線機能にアクセスするには、プラットフォーム呼び出しを使用する必要があります。.NET Compact Framework は、マウス、プリンタ、Pocket PC、その他の PDA など、IrDA ポートのある Windows CE 搭載デバイスをサポートしています。 |
IrDA は、2 台のワイヤレス デバイスの近距離でのポイント間赤外線データ伝送をサポートするように設計された複数のプロトコルを定義します。また、複数のデバイスが同一ホストへの接続を確立できるピア接続を調整します。
クライアントおよびサーバーの機能を実装できます。クライアントは、接続を開始するデバイスです。接続を確立した後は、確実にデータを交換できます。サーバーは追加のスタックを必要とするため、通常はパーソナル コンピュータをサーバーとして使用します。
IrDA のクラスは、IrDA プロトコル スタックの IAS (Information Access Service) 層で機能します。IAS 層には、次の一方または両方のコンポーネントがあります。
Server。そのサーバーへの外部からの接続で使用できるサービスとアプリケーションを記述するオブジェクトのコレクションを含みます。
メモ : このリリースの .NET Compact Framework には、サーバー コンポーネントのクラスはありません。
Client。サーバー コンポーネントに対して検出クエリを実行し、使用できるすべての接続のディレクトリを取得します。
次の表は、.NET Compact Framework の IrDA クラスが実行する関数の一覧です。
クラス |
説明 |
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この列挙体は、検出された IrDA デバイスがサポートする文字セットを記述します。 |
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クライアントへのアクセスを提供します。したがって、必要な接続を決めて、その接続を開き、データの送受信を行うことができます。 |
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検出クエリがクライアントから取得した、サーバーの使用可能な接続についての情報を提供します。 |
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サーバーへの接続の作成と、赤外線ポート情報の取得の準備をします。 |
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この列挙体は、ファックスなど、デバイスまたは接続の種類を示す値を示します。 |
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指定したサービスについて使用できる接続を監視するために、ソケットを待機状態にします。リスナは、Start メソッドが呼び出されるまでは待機しません。 |